Exhibitions展覧会
細見古香庵生誕120年記念 美の境地
毛織物業で財を成し、細見コレクションの礎を築いた初代細見古香庵こと細見良(1901-1979)。その生誕120年を記念して開催するコレクション展です。
初代古香庵が熱き想いをもって蒐集した美術品は宗教絵画や和鏡・密教法具などの金工品、茶の湯釜、根来、七宝、土器などと多岐にわたります。古香庵はこうした蒐集品を茶会やもてなしの場で活用し、独自の境地を展開してきました。その精神は子息である二代古香庵(細見實)や細見美術館の展示スタイルにも大きな影響を与えています。
初代は「世界最高の美術品は日本の藤原時代の仏画」という信念を持っていました。今回の展覧会ではそんな思いのもとで彼が出会った、平安時代の《愛染明王像》(重要文化財)などの仏教絵画や、強い憧れを抱いていた豊臣秀吉を描いた《豊公吉野花実図屏風》(重要文化財)、そして研究にもいそしんだ茶の湯釜など、初代が興味の赴くまま、己の美意識を信じて生涯をかけて追い求めた蒐集品を厳選してご紹介します。ぜひご高覧ください。
展覧会概要
期間 | 2021/08/24(火) 〜 2021/10/17(日) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
料金 | 一般:1,300円 学生:1,000円 |
注意事項等 |
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お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
ホームページ | http://www.emuseum.or.jp |
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