Exhibitions展覧会
特別展「原安三郎コレクション 北斎×広重」
江戸時代後期に活躍した浮世絵師、葛飾北斎と歌川広重。彼らはそれぞれ〈冨嶽三十六景〉〈東海道五拾三次之内〉といった名シリーズを手掛け、浮世絵における名所絵の可能性を大きく広げました。本展では、実業家・原安三郎の浮世絵コレクションから北斎・広重の名所絵を中心に約220件を展示し、彼らが描いた江戸の豊かな世界をご紹介します。
原安三郎(1884-1982)は、日本化薬株式会社の元会長であり、経団連常任理事などの要職を務めた昭和期の実業家です。
彼は大正初め、横浜の宣教師から浮世絵を譲り受けたことを契機に、長年にわたり蒐集を続けました。そのコレクションは、一人の蒐集家によるものとして質・量ともに最上級と評価されています。
原の浮世絵コレクションは、北斎や広重の「揃物(そろいもの)」、すなわちシリーズ作品を丹念に集めている点に特徴があります。本展では、原がとりわけ注力して収集した北斎・広重の主要な名所絵を中心に構成します。
なかでも、北斎の絶頂期とされる70代以降の〈冨嶽三十六景〉や〈諸国瀧廻り〉、広重の出世作〈東海道五拾三次之内〉(保永堂版)、〈京都名所之内〉などの著名なシリーズの多くを、貴重な「揃い」の状態(シリーズ全作品)で紹介します。
同じ名所絵というジャンルで、同一の場所を題材としていても、北斎と広重では構図や描写に大きな違いが見られます。本展では両者の個性を見比べながら、あたかも全国を旅するかのような感覚でお楽しみいただけます。
あわせて、北斎・広重以外のコレクションからも、北斎の師である勝川春章や、広重へと系譜が連なる歌川豊春・豊広、さらに上方で活躍した月岡雪鼎など、浮世絵師による貴重な肉筆画も紹介します。
原コレクションの一般公開は、本展が約20年ぶりとなります。ぜひこの機会に、原安三郎の慧眼が光る貴重な浮世絵コレクションをご高覧ください。
※本展は前後期制です。会期中、展示替となる作品がございます。
【前期】4/18(土)~5/17(日)
【後期】5/19(火)~6/14(日)
※本展は京都会場以降、徳島県立近代美術館(7/25~9/23)、秋田県立近代美術館(10/10~12/6)、静岡市美術館等を巡回予定です。
展覧会概要
| 期間 | 2026/04/18(土) 〜 2026/06/14(日) |
|---|---|
| 会場・開催場所 |
京都文化博物館
|
| 時間 | 10:00~18:00(金曜日は19:30まで) ※入場は各日閉室30分前まで |
| 休館日 | 月曜日(ただし5/4(月・祝)は開館)、5/7(木) |
| 料金 | 一般:1,900円(1,700円) 大高生:1,300円(1,100円) 中小生:700円(500円) ※()内は前売および20名以上の団体料金 ※前売券の販売は4/17(金)まで ※未就学児無料(要保護者同伴) ※学生料金で入場の方は学生証をご提示ください ※障害者手帳等をご提示の方と付添者1名までは無料 ※上記料金にて2階総合展示・3階フィルムシアターもご覧いただけます(催事により別途料金が必要な場合があります) |
| 注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都文化博物館のホームページをご確認ください。 |
| お問い合わせ | TEL:075-222-0888075-222-0888 |
| ホームページ | https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/20260418-0614/ |
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