Exhibitions展覧会
日本画 初めの一歩-教科書にみる明治美術教育-
明治時代に始まった図画の授業ですが、もともと日本画の中心地だった京都では全国に先駆けて日本画の授業が行われ、独自の教科書も数多く作られました。今回はそんな明治時代の美術教育に関する資料の数々を展示し、京都における日本画教育の実態と経緯を探ります。
【作品画像】
(1)巌谷小波案・尾竹国観原画《小学教科双六》部分(図画授業) 明治40年
(2)森川曾文著『小学日本画初歩』 明治26年 学校歴史博物館蔵
(3)竹内栖鳳著『小学日本画帖 乙種三之上』 表紙 明治34年
(4)竹内栖鳳著『小学日本画帖 乙種三之上』 部分 明治34年
近代的な美術教育は、文明開化の一環として始まりました。それゆえ、明治初期の小学校では図画の授業は西洋に倣い、鉛筆による洋画の練習を行っていました。
しかし、明治20年代になると古来より日本画の中心地であった京都では、毛筆を使った日本画教育の必要性が叫ばれるようになりました。伝統産業を重視する気風もあり、京都では全国に先駆けて小学校で日本画の授業が行われ、京都独自の教科書も数多く作られました。
今回の展覧会では、学校に残された明治期の文書資料、絵画作品、教科書などを展示し、京都において先駆的に日本画教育が始められた経緯や教育の実態を振り返ります。
展覧会概要
期間 | 2016/04/23(土) 〜 2016/06/28(火) |
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会場・開催場所 |
京都市学校歴史博物館
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時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 水曜日(祝日の場合は開館・翌平日休館) |
料金 | 大人:200円(160円) 小中高生:100円(80円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※京都市内の小中学生は、土日は無料で入館可能です |
お問い合わせ |
TEL:075-344-1305075-344-1305
FAX:075-344-1327 |
rekihaku-jigyou@edu.city.kyoto.jp | |
ホームページ | http://kyo-gakurehaku.jp |
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