Exhibitions展覧会
永遠普遍の書を求めて 米寿記念 古谷蒼韻 展
強靭な精神と格調高い和趣に富んだ書風で、日本の現代書壇を牽引する書家・古谷蒼韻氏の古典。日本人の叙情性を持った日本の書の確立を目指し若き日から88歳になる現在まで取り組んできた作品の数々をご紹介します。
1924年(大正13年)に生まれた古谷蒼韻 (ふるたに・そういん)氏。
彼は京都・宇治に住まい、若き日から多様な古典を学び、独自の芸術の道を切り開いてきました。
特に古谷氏は中国の書の大家・王羲之(おうぎし)に源を発する漢字の書が日本で平仮名に発展を遂げたプロセスに夢を馳せ、万葉仮名や良寛の書など、和趣に富んだ作品に意欲を持って取り組んでいます。
伝統の漢字をベースに日本人の叙情性を持った日本の書を確立する――今年2012年で88歳を迎えた古谷氏の挑戦は今も続いています。
現在は、日本芸術院会員、文化功労者、日展顧問など、現代書壇の最高峰として指導的役割を果たしている古谷氏。彼の普遍の原理を求めて書の道を歩む強靭な精神と格調高い書風は、まさに現代書壇の規範というべき存在です。
今回の展覧会では、古谷氏の芸術の軌跡を初期から最新作までの約80点で辿ります。また、併せて氏が影響を受けた村上華岳などの他作家の作品もご紹介します。
古谷氏の書に生きる人生観や芸術観を、作品を通してご堪能ください。
展覧会概要
期間 | 2012/09/05(水) 〜 2012/09/17(月) |
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会場・開催場所 |
京都高島屋 7階グランドホール
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時間 | 10:00~20:00(最終日は17:00まで/入場は閉場30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 一般:800円 大学・高校生:600円 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※18:00以降の入場は半額となります。 |
お問い合わせ | TEL:075-221-8811075-221-8811 |
ホームページ | http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/event/index.html |
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