Exhibitions展覧会

護法神 延宝2(1674)年頃 長間薬師寺蔵
護法神 延宝2(1674)年頃 長間薬師寺蔵
(左から)毘沙門天/観音菩薩/不動明王 延宝4(1676)年頃 尾張旭市蔵(庄中観音堂旧蔵)
(左から)毘沙門天/観音菩薩/不動明王 延宝4(1676)年頃 尾張旭市蔵(庄中観音堂旧蔵)
十二神将 延宝元(1673)年頃 正覚寺蔵
十二神将 延宝元(1673)年頃 正覚寺蔵
青面金剛神(部分)貞享3(1686)年頃 個人蔵
青面金剛神(部分)貞享3(1686)年頃 個人蔵
狛犬 貞享元(1684)年以降 長福寺蔵
狛犬 貞享元(1684)年以降 長福寺蔵
地蔵菩薩(部分)元禄4(1691)年 小川地蔵堂蔵(下呂温泉合掌村円空館寄託保管)
地蔵菩薩(部分)元禄4(1691)年 小川地蔵堂蔵(下呂温泉合掌村円空館寄託保管)

円空展 330年の祈り

素朴さと力強さを併せ持つ手彫りの仏像「円空像」で知られる、江戸時代初期の修験僧・円空。その没後330年を記念して開催する本展では、関西初公開を多数含む円空像を厳選してご紹介します。

寛永9年(1632)に美濃国(岐阜県)に生まれた円空(1632-95)。出家後、32歳から木彫像の制作を始めた彼は、それから64歳で亡くなるまでの約30年間に、日本各地を巡錫(じゅんしゃく/僧が各地を巡り仏の教えを広めること)しながら12万体におよぶ像を彫り遺したとされ、現在でも実に5,400余体にのぼる像が存在を確認されています。

本展では、円空彫像のはじまりとされ自らの悟りの境地を追い求めた32~47歳を〈上求菩提(じょうぐぼだい)〉、庶民を仏の道へ導き救済を目指した48歳以降を〈下化衆生(げけしゅじょう)〉と題した2部構成で作品を紹介。円空の信仰と布教の変遷を、躍動する鑿(のみ)使いで表現されたさまざまな祈りのかたちでたどります。

PODCAST

展覧会概要

期間 2025/08/30(土) 〜 2025/10/06(月)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~19:30(入館は19:00まで)
休館日 会期中無休
料金 一般:1,200円(1,000円)
高・大学生:1,000円(800円)
小・中学生:500円(300円)
※()内は前売料金
※高・大学生の方は学生証をご提示ください。
※障害者手帳をご提示のご本人と同伴者1名は()内の料金で入場いただけます。
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は美術館「えき」KYOTOのホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
※ジェイアール京都伊勢丹(大代表)
ホームページ https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event09.html

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