Exhibitions展覧会

江頭明音は、近年「朦朧体(明確な輪郭を持たない描画方法)」を取り入れ、主に人物描写を通して独特の空気感ある絵画世界を展開しているアーティストです。
「人間が持っている異常な部分、マイナスな部分を肯定的に捉え、美しいものとして描きます」という江頭。既成概念や社会通念といった“常識”というモノサシによって個を否定され得る社会状況、社会的にタブーとされ得る一場面を、現実・非現実の境界をあいまいに、優しく柔らかく描くことで、刹那的な美を生み出しています。この機会にぜひご注目ください。

江頭明音

1991年	大阪生まれ
2010年	グループ展「・・・・・」展(gallery Koyodo / 大阪) 湖族の郷アートプロジェクト(滋賀・堅田/'11) 第35回全国大学版画展・学生版画小作品販売(町田市立国際版画美術館 / 東京)
2011年	個展 江頭明音展(成安造形大学 BSギャラリー / 滋賀) 第26回国民文化祭・京都2011 美術展 入選(京都市美術館)
2012年	美術領域選抜個展シリーズ Vol.16(成安造形大学 ギャラリーキューブ / 滋賀) 2012京展 入選(京都市美術館) 第16回湖国を描く絵画展 特別賞 エフエム滋賀賞(滋賀各所)
2013年	成安造形大学新旧制作展2013(京都市美術館)