Exhibitions展覧会

京都を拠点に活動する現代の作家に注目し、その表現の魅力を探る企画展です。
今回は岩倉壽（いわくら・ひさし）と来野あぢさ（きたの・あぢさ）の2名を取り上げます。
 

エスキースと日本画　岩倉壽

開催期間：6月24日（水）～8月7日（金）

願いとしては、目を瞑ってものを見たい。目を瞑って絵を描きたい。（岩倉）

■ 岩倉壽（いわくら・ひさし）
1936年香川県に生まれる。1959年京都市立美術大学卒業、山口華楊に師事。1972年日展特選受賞、以後日展で活躍する。1990年改組日展 内閣総理大臣賞受賞。2003年日本芸術院賞受賞。2006年日本芸術院会員。現在は日展常務理事を務める。
 

アトモスフィア　来野あぢさ

開催期間：8月11日（火）～9月27日（日）

その時五感で感じ身体全体に染み入るように残った何ものか、それが画面の奥へ奥へと満ちていく、そういう絵を描きたいと思っています。（来野）

■ 来野あぢさ（きたの・あぢさ）
1959年京都市に生まれる。1982年京都市立芸術大学を卒業、この年から2003年まで創画展で活躍する。1983年京都美術展新人賞を受賞、京都府立文化芸術会館にて日本画三人展を2007年まで開催。1984年京都市立芸術大学大学院修了。以後、多くの個展を開催。

【同時開催】 没後40年 堂本印象 名品展Ⅱ