Exhibitions展覧会
朝鮮王朝のチェッカド ― 冊架図の世界 ―
朝鮮王朝の時代から制作されている、ひとつの画面に本、筆などの文房具、縁起のいい植物や果物、陶磁器や香炉、装飾品などを描いた民画「冊架図(チェッカド)」を紹介する展覧会です。
朝鮮王朝は北京へ使節を頻繁に派遣しました。彼らの目的は政治的儀礼でしたが、書店をはじめ、自由に買い物をし、街を観光し、知識人の自宅に泊まりました。いわば現代の観光ツアーのような側面もありました。彼らのもたらした情報は国際情勢だけでなく文化や文物、知識や芸術にまでおよびました。
本展で紹介する「冊架図(チェッカド)」は、朝鮮王朝の後期頃から盛んに制作され、斬新な西洋的エッセンス、いわばアートのように思える作品が数多くあります。遠近を無視したような絵画法は、今見てもとてもユニークです。展覧会では、あわせて絵にも描かれている朝鮮陶磁の作品、2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録された高麗美術館所蔵の「朝鮮通信使」資料を展示します。
この機会に是非この「冊架図(チェッカド)」をご覧いただき、朝鮮時代後期の開放的で明るい美術を体験してください。
展覧会概要
期間 | 2024/09/01(日) 〜 2024/12/08(日) |
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会場・開催場所 |
高麗美術館
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時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月・火曜日(祝日の場合は開館) |
料金 | 一般:500円 大高生:400円 65歳以上の方:400円 中学生以下:無料 ※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料 ※学生の方・65歳以上の方は証明できるものを受付にてご提示ください。 |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は高麗美術館のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-491-1192075-491-1192
FAX:075-495-3718 |
ホームページ | https://koryomuseum.or.jp/ |
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