Exhibitions展覧会
辻村史朗-茶盌 TSUJIMURA SHIRO 100 WORKS
陶芸家・辻村史郎氏の展覧会です。辻村氏がライフワークと位置づける茶盌(ちゃわん)から、辻村氏自選による100盌を、前期後期にそれぞれ50盌ずつ紹介します。
現代日本を代表する陶芸家・辻村史朗 (1947~) は、奈良の山中、水間の地に自らの手で、住まいと窯を備えたアトリエを造り、以来 50 年、大自然に寄り添いながら、己の心に従いひたすらに土と炎に向き合っています。
なかでも作陶を開始した 20代半ばより一貫して制作しているのが茶盌です。若き日に心魅かれた大井戸茶碗を端として、自分にしか生み出せない茶盌を追い求め、70代半ばを迎えた現在でも早朝から土をひねり、窯に向かう姿は、50年前から変わらない辻村の日常であり「良いものを造りたい」という真っすぐな哲学を表しています。
本展では、前期に辻村氏が今最も力を注いでいる志野の茶碗ばかりを集めました。そして後期には、志野をはじめ、長年心血を注いで取り組んだ井戸や伊賀、粉引、赤、黒など辻村の茶盌の全貌を展覧します。常に今を見据え、一歩ずつたゆまぬ歩みを続ける姿を、ぜひご高覧ください。
※この展覧会は前後期制です。下記の日程で展示替を行います。
【前期】2022/4/23(土)~6/19(日)【後期】6/25(土)~8/21(日)
辻村史朗
1947年奈良県御所市に生まれる。画家を志し1965年に上京。その後出会った井戸茶碗に魅せられ、陶芸の道に進むことを決意する。1970年頃から独学で作陶を開始。大自然に囲まれた奈良の水間の山中に土地を求め、自ら住まいと窯を手造りして生活を始める。1977年、水間にて初個展を開催。以降日本国内の他、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなど世界各地で精力的に個展を開催する。
日本の裏千家茶道資料館・MIHO MUSEUMの他、アメリカのメトロポリタン美術館・ボストン美術館・フリーア美術館、ドイツのベルリン美術館など世界各地の美術館に所蔵作品多数。
展覧会概要
期間 | 2022/04/23(土) 〜 2022/08/21(日) |
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会場・開催場所 |
ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館) |
料金 | 一般:1,000円 大学・高校・中学生:700円(学生証をご提示ください) 小学生以下無料 障がい者手帳等をお持ちの方:700円(証明になるものをご提示ください) |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-561-2875075-561-2875 |
ホームページ | https://zenbi.kagizen.com |
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