Exhibitions展覧会

塔本シスコ生誕100年記念特別展「シスコとみんなで花の宴」

2013/03/15(金) 〜 2013/04/21(日)

山下清、丸木スマに比肩する日本の素朴絵画を代表する画家・塔本シスコの、生誕100年記念特別展。50歳を過ぎてから絵を描き始め、92歳で亡くなるまでの40年間に膨大な点数の絵を描き続けたシスコ。生命のエネルギーに満ち溢れたその作品から「花」を題材にしたもの約40点を展示します。

【作品画像】塔本シスコ「玉子から育てたルリコシボタン手のりです」1989年

山下清、丸木スマに比肩する日本の素朴絵画を代表する画家・塔本シスコ。この展覧会は、2013年でが生誕100年を迎えることを記念した特別展です。

波乱に満ちた前半生を乗り越え、50歳を過ぎてから絵を描き始めた塔本シスコは、芸術好きの家族に囲まれ、身近にある小さな自然を愛し、あるがまままに日常を生きることによって、92歳で亡くなるまでの役40年間に膨大な点数の絵を描き続けました。
ゴッホのように激しい筆触で、アンリ・ルソーのよおうに画面いっぱいに濃密に描きこんだ作品には、生命のエネルギーが爆発しています。
きわめて個人的な題材をですが、画家の人生の全ての時間が溶け合ったような不思議な絵の前で、鑑賞者はシスコの生きた長い時間と世界を体験することができます。

シスコが描きつつけた「ほんとうの絵」は、いつまでも生き続ける画家の「生」そのものです。
この展覧会では、100号の大作から商品まで、油絵を中心に画家が愛した花々を題材にした作品を約40点展示し、会場は「花の宴」さながらとなります。春暖の一日にぜひお出かけください。

【関連イベント】塔本シスコ生誕100年記念特別対談 谷川晃一×塔本賢一「シスコの描くほんとうの絵」

伊豆高原のアトリエで木々や草花、野鳥に囲まれて創作活動を行っている画家の谷川晃一さん。美術評論やユニークな絵本も発表し、幅広い層に知られる人気作家です。
今回、塔本シスコの長男で同じく画家の塔本賢一さんと「ほんとうの絵」とはどのようなものか、シスコの創造性について語り合います。
ともに具象や抽象といった形式にとらわれず、自分の描きたいものを描くという創作活動を貫いてきた独学の画家同士による特別対談です。

日時:2013年3月24日(日)15:30~16:30
出演:谷川晃一(画家・絵本作家・美術評論家)、塔本賢一(画家・シスコの長男)
会場:ギャルリー宮脇 展示会場内
料金:無料
定員:50名(先着順受付)
※事前に参加人数、及びご連絡先の電話番号を添えてご連絡ください。

展覧会概要

期間 2013/03/15(金) 〜 2013/04/21(日)
時間 13:00~19:00(月曜休廊)
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-231-2321075-231-2321
FAX:075-231-2322
E-Mail info@galerie-miyawaki.com
ホームページ http:///www.garelie-miyawaki.com

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。