Exhibitions展覧会

装飾皿「ビザンティン風の頭部:ブルネット」1898年/エナメル塗装(金属) チマル・コレクション
装飾皿「ビザンティン風の頭部:ブルネット」1898年/エナメル塗装(金属) チマル・コレクション
連作装飾パネル「四季:春、夏、秋、冬」1896年/リトグラフ チマル・コレクション
連作装飾パネル「四季:春、夏、秋、冬」1896年/リトグラフ チマル・コレクション
書籍『装飾アルバム』より「花言葉」(pl.35)1900年/リトグラフ チマル・コレクション
書籍『装飾アルバム』より「花言葉」(pl.35)1900年/リトグラフ チマル・コレクション
ポスター「椿姫」1896年/リトグラフ チマル・コレクション
ポスター「椿姫」1896年/リトグラフ チマル・コレクション
装飾皿「自然」1898年/陶磁器 チマル・コレクション
装飾皿「自然」1898年/陶磁器 チマル・コレクション
写真「ミュシャのアトリエでポーズをとるエリシュカ・ポリーフカ(プラハ)1932年/写真 チマル・コレクション」
写真「ミュシャのアトリエでポーズをとるエリシュカ・ポリーフカ(プラハ)1932年/写真 チマル・コレクション」
油彩画「エリシュカ」1932年/油彩(カンヴァス) チマル・コレクション
油彩画「エリシュカ」1932年/油彩(カンヴァス) チマル・コレクション
雑誌『ココリコ』所収挿絵「三月・にわか雨」1899年/木版 チマル・コレクション
雑誌『ココリコ』所収挿絵「三月・にわか雨」1899年/木版 チマル・コレクション
ルフェーヴル=ウティール社ビスケット(ブドワール)缶のパッケージ、1900年/リトグラフ(金属、紙) チマル・コレクション
ルフェーヴル=ウティール社ビスケット(ブドワール)缶のパッケージ、1900年/リトグラフ(金属、紙) チマル・コレクション
写真「1906年6月10日、結婚式(プラハ)」1906年/写真 チマル・コレクション
写真「1906年6月10日、結婚式(プラハ)」1906年/写真 チマル・コレクション

ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者

アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャ。そのマルチな才能を紹介する展覧会です。

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、フランスの舞台女優サラ・ベルナールの演劇ポスター「ジスモンダ」をはじめとする数々のポスター作品を手掛けたことで知られます。しかし、実際にミュシャが手掛けたジャンルは非常に多岐にわたりました。

まだ駆け出しだった無名時代のミュシャは、生活のため雑誌や書籍の挿絵を描いていましたが、当時の作品には既にその後の作品にみられるデザインの才能の片りんが見られます。その後「ジスモンダ」のポスターをきっかけにミュシャは一躍ポスターの第一人者となりますが、ポスターだけでなく室内で楽しめる装飾パネルなども制作しています。
また、アール・ヌーヴォーの時代は人々の生活の中で用いられる商品におけるデザインの価値が非常に高まった時代でした。ミュシャもさまざまな商品のパッケージ、切手や紙幣、宝飾品などのデザインも手掛けています。同時に、ミュシャは自らの作品や図案を商品の広告に積極的に利用したはじめての芸術家でもありました。

ミュシャ作品に特徴的な優美な女性像と花々を組み合わせたグラフィックやプロダクトデザインは、絵画作品とはまた異なる魅力を宿しています。
本展では、チェコ在住のズデニェク・チマル博士のコレクションから、ポスターや装飾パネル、書籍・雑誌等のグラフィック作品をはじめ、商品のパッケージ、各種広告などミュシャのデザインを今に伝える品々を中心に展示します。併せて、写真や素描といったミュシャのプライベートな生活の記録、そして油彩や水彩、挿絵原画など貴重なミュシャ自身の肉筆画も紹介。アール・ヌーヴォー、ベル・エポック時代を象徴するミュシャの芸術におけるデザイン、マルチ・アーティストとしてのミュシャの多彩な側面を紐解きます。様々な形のミュシャ作品約160点をお楽しみください。

展覧会概要

期間 2023/02/17(金) 〜 2023/03/26(日)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~19:30(入館は19:00まで)
休館日 会期中無休
料金 一般:1,000円(800円)
高・大学生:800円(600円)
小・中学生:600円(400円)
※()内は前売料金(~2/16まで販売)
※障碍者手帳をご提示のご本人と同伴者1名は()内の料金で入館いただけます
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場の際はマスクの持参・着用、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は美術館「えき」KYOTOのホームページ、公式twitterをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
ホームページ https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

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