Exhibitions展覧会

マイケル・ウィッテル《Temple roof as large wave (detail)》 2011年

イギリス生まれ京都在住の英国人アーティスト、マイケル・ウィッテルの京都では5年ぶりとなる個展です。

ウィッテルは、京都を拠点にロンドンやニューヨークなどのギャラリーで発表を続け、高い評価を得ている若手アーティストです。今回は、新作を含め15点ほどのドローイング作品を展示します。

彼の作品の特徴でもある、図像学的なシンボルや科学記号を用いた複雑かつ繊細なドローイング。ウィッテルの豊かなイマジネーションが繊細かつ緻密な筆致によって表現されることにより、無機質なシンボルや記号が独特の詩的さを帯び、有機的なものへと変貌し、観るものの知的好奇心が大いに刺激されることでしょう。
 

マイケル・ウィッテル（Michael WHITTLE）

1976年 イギリス生まれ
1998年 ブラッドフォード大学生物医学科卒業（イギリス）
2002年 ダンカン・オブ・ジョーダンストーン・カレッジ・ブ・アート（イギリス・ダンディー）彫刻科卒業
2005年 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（イギリス・ロンドン）彫刻科修了
2010-2013年 京都市立芸術大学大学院 博士課程 彫刻専攻 在籍

■ 同時期開催のこちらの展覧会でも、マイケル・ウィッテルの作品が展示されます。
→ Dividing Line-Connecting Line 分かつ線－つなぐ線（2013/11/23-2014/01/12）