Exhibitions展覧会
2020年度特別展「放射線像/Autoradiograph ー放射能を可視化するー」【KYOTOGRAPHIE2020】
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2020のアソシエイテッドプログラム。映像作家・加賀谷雅道氏による放射線撮影プロジェクトの作品をご紹介します。
2011年3月の東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所事故により、大量の放射性物質が放出されました。映像作家・加賀谷雅道氏は、2012年より事故後から汚染の可視化に取り組んできた森敏氏とともに放射線像プロジェクトを開始し、見えない汚染の実態を伝える作品を発表しています。生態系への汚染の深刻さを伝える科学と報道としての側面と汚染と向き合う現代社会を象徴する芸術としての側面を併せ持つ加賀谷氏の作品は、ル・モンドなど海外の雑誌にも掲載され、アルスエレクトロニカ2017栄誉賞(2017年、オーストリア)、京都国際写真祭2017富士フイルムアワード(2017年)など、世界の芸術祭で受賞しています。
本展では、福島や関東で採取した生物や日用品などの中に存在する放射性物質をオートラジオグラフィーの手法によって可視化した作品約30点と3D映像の他、撮影に使用したサンプルや調査の様子を紹介する映像を展示します。
※この展覧会は開催日程が当初予定と変更となっています。(ポスター画像内の日程表記は変更前のものです)
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加賀谷雅道
1981年生まれ。 早稲田大学理工学部卒業。フランスにて写真を学び、2011年帰国。2012年6月から放射線像プロジェクトを開始。 これまでマレーシアOBSCURA国際写真展、イングランドFORMAT国際写真祭、 中国連州国際写真祭、オランダBreda国際写真祭など、国内外で25回以上の展示を行ってきた。仏 Le Monde紙やNHKスペシャル「被曝の森2016・2018」などに映像を提供。
放射線像ウェブサイト:http://www.autoradiograph.org
展覧会概要
期間 | 2020/09/28(月) 〜 2020/11/07(土) |
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会場・開催場所 |
立命館大学国際平和ミュージアム
1階 中野記念ホール |
時間 | 【午前】10:00~12:00(入館は11:30まで) 【午後】13:00~15:00(入館は14:30まで) ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、通常時とは開館時間が変更となっております。 ※消毒などの実施のため、12:00~13:00は一旦退館をお願いいたします(当日再入館時の料金はいただきません) |
休館日 | 日曜(祝日の場合は開館)、11/4(水) |
料金 | 大人:400円/中・高生:300円、小学生:200円 ※KYOTOGRAPHIE2020の共通パスポートをお持ちの方は本展のみ無料でご覧いただけます(1回限り/常設展等他の展示は対象外です) 【無料公開】11/3(火・祝)文化の日は全館無料公開を行います。 |
注意事項等 | ※新型コロナウイルス感染拡大防止により、今後の展示・イベント企画を急遽延期もしくは中止とさせていただく可能性がございます。詳細は立命館大学国際平和ミュージアムのホームページやTwitterにてご確認ください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-465-8151075-465-8151
FAX:075-465-7899 |
ホームページ | https://www.ritsumeikan-wp-museum.jp |
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