Exhibitions展覧会
興梠優護「Fractus」
主に人体をモチーフに、具象と抽象の境界を思わせる筆致で各所で感じた光・音・色・空気や言葉では表現できない感情を描く画家、興梠優護の個展です。
本展「Fractus」はラテン語で波を意味します。今回は主に色彩に注目し、「揺らぎ」「変化」を光の波長として表現した作品を展示します。
また、会場では本展に向けた制作した作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』も発表します。
ぜひご高覧ください。
タイトルの「Flactus」は、ラテン語で「波」を意味します。今回の展覧会では色彩に注目し、「揺らぎ」や「変化」を光の波長の一端として画面に定着させることを試みました。例えば時間について考えてみるとき、一定方向に進んでいくという感覚がある一方で、一年間という単位として捉えると、時間が巡っていく、循環していくという様な感覚にも浸れます。 固定化された「色」ではなく、揺らぎ、移り変わる「光」のなかに、描くという行為、みるという行為の奥行きを感じています。(興梠)
興梠優護
1982年熊本生まれ。2009年東京藝術大学大学院美術研究科修了。
人体を軸に、光・色彩・視覚といったあいまいで移ろいゆくものに着目し、表現を通じて絵画性の拡がりを探っている。近年では国内外の中長期レジデンスに参加し、根源性と現代性という観点から各地でリサーチと制作、展示を行う。主な滞在先にスペイン、ブルガリアなど。
主な展覧会・受賞歴
2012 第6回秀櫻基金留学賞
2014 Terada Art Award優秀賞
2017 吉野石膏在外研修員
2018 「高橋コレクション 顔と抽象」清春白樺美術館(山梨)
2022 「KYOTO STEAM 2022」京都市京セラ美術館(京都)
2023 「VOCA2023」上野の森美術館(東京)
展覧会概要
期間 | 2025/03/15(土) 〜 2025/04/01(火) |
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会場・開催場所 |
京都 蔦屋書店
6階 ギャラリー |
時間 | 11:00~20:00(最終日は18:00まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 無料 |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都蔦屋書店のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-606-4525075-606-4525 |
kyoto.info@ttclifestyle.co.jp | |
ホームページ | https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/45579-1023210210.html |
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