Exhibitions展覧会
時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展
世界的ロックスター、デヴィッド・ボウイと、彼と深い親交を育んだ日本の写真家・鋤田正義。1980年に京都で鋤田が撮影したボウイの姿と、今の京都を鋤田が撮り下ろした作品による展覧会(2021年春開催)を、この度アンコール開催するものです。
1972年ロンドンで、写真家・鋤田正義はデヴィッド・ボウイと出会いました。翌年には彼のワールド・ツアーに同行。以来、写真を通した二人の関係はボウイがこの世を去るまで40数年間に及びました。
ボウイは、鋤田のことを「SUKITAは、まったく献身的で素晴らしいアーティストである。私は彼を巨匠(マスター)と呼ぶ」と語っています。
ボウイは大の親日家であり、京都にも何度も訪れていました。
1980年3月29日、鋤田はボウイに誘われ、1日を京都で過ごすことになります。二人は何ら特別なことをするわけでもなく、街を歩き、人と出会い、たわいもない時間を共有しました。その時間は、ボウイが世を去った今も強くに鋤田の心に残っているといいます。
そして鋤田は、過去の時間を整理し再び心に刻むため、京都を2019年から3回にわたり訪れ、約40年前のボウイとの足跡を辿りながら撮影しました。
その写真と1980年に撮影した京都で過ごすボウイのプライベートショットを中心としたコラボレーションという形で構成し、2021年4月に展覧会を開催しました。
残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響により会期途中で止む無く閉幕となってしまいましたが、この度、この展覧会を多数寄せられたアンコールの声に応える形で、再び前回と同じ美術館「えき」KYOTOを会場に開催します。
2022年はデヴィッド・ボウイの生誕75年、そして名盤「ジギー・スターダスト」の誕生から50年という記念の年でもあります。
この機会に、ボウイと鋤田、二人の時空を超えた旅を、どうぞお楽しみください。
【イベント】Saturday Music Time
本展のプロデューサー、立川直樹が選曲したデヴィッド・ボウイの音楽(10曲)を、毎週土曜日の17:00~18:30に会場BGMとして流します。ボウイの音楽を聴きながら、展覧会をお楽しみいただけます。
鋤田正義
1938年福岡県直方市生まれ。日本写真専門学校卒業後、棚橋紫水氏に師事。広告・音楽・映画などの多様な仕事で知られている。代表的な写真集にデヴィッド・ボウイ『氣』『Speed of Life』、『T-REX 1972』、『YMO×SUKITA』、忌野清志郎『Soul』などがある。デヴィッド・ボウイのアルバム『ヒーローズ』のジャケットをはじめ、数多くの国内外ミュージシャンを撮影している。近年ではデヴィッド・ボウイ写真展をイギリス、フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、オーストラリア等で開催。2021年写真集『BOWIE×KYOTO×SUKITA』『SUKITA ETERNITY』を発刊。
デヴィッド・ボウイ
1947年イギリス・ロンドン生まれ。ロックをひとつの芸術様式へと高め、ロック史に与えた影響の計り知れなさで高く評価されているロック・アーティスト。鋤田とは1972年に出会い親交を深め、1977年発売のアルバム『ヒーローズ』のジャケットは鋤田が撮影した写真を使用したほか、写真集「Bowie/Sukita-Speed of Life」も発刊されている。映画『地球に落ちてきた男』『戦場のメリークリスマス』など、俳優としても活躍した。2016年没。
展覧会概要
期間 | 2022/06/25(土) 〜 2022/07/24(日) |
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会場・開催場所 |
美術館「えき」KYOTO
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時間 | 10:00~19:30(入館は19:00まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 一般:900円(700円) 高・大学生:700円(500円) 小・中学生:500円(300円) ※()内は前売料金 ※障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名は()内の料金で観覧いただけます |
注意事項等 |
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お問い合わせ |
TEL:075-352-1111075-352-1111
※ジェイアール京都伊勢丹大代表 |
ホームページ | https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/ |
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