Exhibitions展覧会
アンナ・ハヤト/スラヴァ・ピルスキー 「Interval」【KG+】
イスラエルで活動している写真家、アンナ・ハヤトとスラヴァ・ピルスキーによる展覧会です。本展では、異なる場所や時間に撮影した風景写真シリーズを展示。特定の場所ではなく「見ること」「感じること」の間に立ち会われる存在としての「風景」の体験を鑑賞者に促します。
本展で展示する風景写真は、撮影された場所や時間はさまざまですが、その違い自体が主題ではありません。
各写真の構図は、確かな地平線やバランスの取れたモチーフの配置、抑制された奥行きなど、古典的な風景写真の形式に基づいています。
しかし同時に、焼け跡や裂け目、滲み、変化する空や放棄された形の断片といった「介入」の痕跡が含まれています。
これらはハヤトとピルスキーが制作過程で加えた、アナログ的な実験や繊細なデジタル介入によるものです。
例えば、期限切れのポラロイドや操作されたネガフィルムでの撮影、あえて傷んだ薬剤を用いた現像、化学反応による変質、デジタル加工による断片の再構成などが挙げられます。
こうしたプロセスにより、風景のイメージは単なる記録を超え、鑑賞者の記憶や気配、感情を呼び覚ます空間へと変容します。
そこに現れるのは、人の不在がひとつの存在として感じられる、情感を帯びた風景です。
風景は自ら語ることはなく、その意味は鑑賞者が見ることで立ち現れます。鑑賞者が出会うのは特定の場所ではなく、外界のイメージと自身の内面にある経験や記憶の「間(Interval)」に形成されるものです。
本展は、そのような存在の体験を、作品を通じて鑑賞者に促します。ぜひご高覧ください。
※本展は「KG+2026」(京都国際写真祭サテライトイベント)の参加展覧会です。
作家来廊のお知らせ
会期中、アンナ・ハヤトとスラヴァ・ピルスキーの二人が初来日し、ギャラリーへ来廊します。併せてイベントも開催しますので、ぜひ足をお運びください。
- アーティストトーク&サイン会:4/18(土)12:00~15:00
- 作家在廊:4/23(木)~25(土)各日14:00~18:00
アンナ・ハヤト&スラヴァ・ピルスキー
ともにロシア出身、1990年代初頭にイスラエルへ移住。1999年に出会い、以来公私ともにパートナーとして活動している。
アナログ写真に根差した創作活動を行っており、特に2008年に生産終了したポラロイドの大判白黒ネガフィルムを用いた作品を特徴とする。経年劣化素材の予測不能な特性を活かした独自の表現を行っている。
近年はコロナ禍や戦乱など世界的な出来事を踏まえ、ミクストメディア手法や写真を切断したり縫い合わせるなどの加工を施した作品も制作。現代社会に対する感情的反応を表現している。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭等をはじめ、世界各地での作品展示も積極的に行っている。
展覧会概要
| 期間 | 2026/04/18(土) 〜 2026/05/03(日) |
|---|---|
| 会場・開催場所 |
Gallery G-77
|
| 時間 | 11:00~18:00 |
| 休館日 | 月曜日 |
| 料金 | 無料 |
| 注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報はギャラリーのホームページをご確認ください。 |
| お問い合わせ | TEL:090-9419-2326090-9419-2326 |
| info@g77gallery.com | |
| ホームページ | https://www.g77gallery.com/ja/interval |
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