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日本を代表する世界的指揮者である故・小澤征爾さんが、オペラを通じた若手演奏家育成を目的に2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾 オペラプロジェクト」。その第20回公演がロームシアター京都のメインホールにて開催されます。

今回取り上げる演目はモーツァルトの歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」。2組のカップルが織りなす男女の駆け引きを、モーツァルトならではの美しいアンサンブルで綴ります。
小澤征爾さんが海外で初めて指揮したオペラ作品（1969年のザルツブルグ音楽祭）であり、小澤征爾音楽塾で取り上げるのは2001年以来2回目。指揮を務めるディエゴ・マテウスが小澤征爾音楽塾の首席指揮者として初めて演目決定に携わった作品となります。

演出はメトロポリタン歌劇場で長年にわたり首席演出家を務めたデイヴィッド・ニース、装置・衣裳デザインはロバート・パージオーラ。オーディションで選ばれた10代～20代の音楽家が集まる小澤征爾音楽塾オーケストラをマテウスと共に鍛えあげるのは、サイトウ・キネン・オーケストラ等国内外の第一線で活躍する音楽家たち。これからの音楽界を担っていくであろう若い演奏家を熱く指導します。

チケットは、舞台芸術を若い方にも体験していただけるよう、さまざまな座席区分やチケット区分を用意しています。この機会にオペラ体験をぜひお楽しみください。

※本公演は京都会場の後、神奈川（3/20）・東京（3/23）に巡回を予定しています。