Art Eventsアートイベント
ニュイ・ブランシュKYOTO 2020
「ニュイ・ブランシュ」は2002年にパリで始まり、毎年10月の第一土曜日の夕刻から深夜まで繰り広げられる、年に一度の現代アートの祭典です。このフェスティバルは、現代アート作品を美術館や専門のギャラリーだけでなく、様々な場所で一般の方々に楽しんで頂くことを目的としています。
パリ市と姉妹都市である京都でも、2011年から毎年フランスのニュイ・ブランシュと同じく10月の第一土曜日に開催しています。今年も日本やフランスなど各国のアーティストに注目し、京都市内各所で、多様な現代アート作品の数々をご紹介します。
今年のテーマは「FLUX/フロー/流れ」。
うつろいゆくものとしての流れ。動きとしての流れ。横断し、供給し、滋養を与えてくれる流れ。とどまることなく常に変化する、可動性のある流れ。水と風。暑さと寒さ。流れとは、物事に意味を与えるエネルギー…
衛生上の危機は、私たちの生きてきたこれまでの流れを止めました。いとも簡単に人々が移動していた、いわゆる地球村と言われるような、グローバル社会の現代的な様式を凍結させたのです。ただし、それは同時に、危険を冒すことなく他者との接触が可能となるような、電子的な、あるいは、バーチャルな流れを加速させました。つまりこの危機は、最もありふれた日常的な私たちの行為の有用性と意味について、私たちに問いを投げかけています。最も役に立つ流れとは?どのような流れが私たちの生活にとって不可欠なのでしょうか? ニュイ・ブランシュ KYOTOの参加アーティストたちによって、私たちはこうした疑問についてさらに考えを巡らせることになるでしょう。
当日は、ビジュアルアートやパフォーマンス、映像など、アートにおける実験的で新しい傾向に目を向けたバラエティ豊かなプログラムによって、京都の街が彩られます。現在のコロナ禍において、私たちは芸術・文化の分野でも計り知れない影響を受けています。このイベントの実施がクリエーションと文化をめぐる環境への支援へとつながることを願いつつ、京都市とアンスティチュ・フランセ関西は、今年で第10回目となるニュイ・ブランシュKYOTOを開催いたします。是非、心に響く秋の一夜をお楽しみください。
※各展覧会・イベントプログラムの詳細については各展覧会ページ、及びニュイ・ブランシュKYOTOの公式Webサイト、SNS等をご確認ください。
※「京都で遊ぼうART」内に掲載の参加イベントについては、こちらのページ下部からのリンク、及び各展覧会・イベントの詳細ページに関連イベントとして「ニュイ・ブランシュKYOTO」を記載しています(キーワードでも検索可能です)
アートイベント概要
日時 | 2020/10/03(土)夕刻~深夜・翌朝 ※会場・プログラムにより異なる |
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料金 | 原則無料(会場により有料となる場合がございます) |
会場・開催場所 |
京都駅ビル駅前広場、アンスティチュ・フランセ関西―京都、京都芸術センター、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、ヴィラ九条山、アップリンク京都、NHK京都放送局、Garden Lab、CONDE HOUSE 京都、京都国立近代美術館、京都コンサートホール、京都市勧業館みやこめっせ・京都伝統産業ミュージアム、京都市京セラ美術館、京都伝統工芸館、香老舗松栄堂 薫習館、出町座、天才アートKYOTO 新道アトリエ、無鄰菴、元離宮二条城、ロームシアター京都、imura art gallery、ヴォイスギャラリー、eN arts、KIKA gallery、ギャラリーギャラリー、ギャラリー16、GALLERY TOMO、ギャラリーメイン、ギャラリーモーニング、京都駅ビル7階東広場北ピロティ、CLUB METRO、KUNST ARZT、蹴上疏水公園、つぼみ堂、同時代ギャラリー、haku、BnA AIter Museum、ホテル アンテルーム 京都、MORI YU GALLERY、ワコールスタディホール京都 京都市内各所 |
注意事項等 | ※天候等の事情により、予告なくプログラムが変更される場合があります。 |
お問い合わせ | TEL:075-761-2105075-761-2105
※アンスティチュ・フランセ関西 |
ホームページ | https://nuitblanche.jp/ |
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