Art Eventsアートイベント

新型コロナウイルス感染症の影響により活動機会を失ったアーティストに活躍の場を提供・支援する「京都まちじゅうアートプロジェクト」。「光冠茶会」は、その1事業として、2～3月の間に10名の席主による多彩な様式の「茶会」を開催するオンライン企画です。

この企画では、参加者の方へ事前に席主が選んだお茶やお菓子を詰め合わせた茶箱が届き、京都らしい特色ある会場からのライブ配信を視聴しながらの茶会をお楽しみいただきます。

今、社会ではそこかしこで分断が生まれると同時に、人とのつながりの必要性や重要性を実感する場面も多く、社会変革の時に立っているのかもしれません。2020年、新型コロナウイルスの影響で、芸術体験のあり方は大きく変化しました。人と人が集まり、時間や空間を共にすることはこれまでと同じようにはできず、工夫が必要です。
「茶会」は、総合的に芸術を体験できる場であり、京都らしく現代的な手法で日常における豊かな芸術体験を世界中の人と共有する場であると考えました。分断が進む社会の中で、人と時間や空間を共有し体験するという機会は、茶会の「一座建立」「一期一会」といった概念とともに、今、京都から世界に向けて発信するメッセージとして意味のあるものと考えます。またこの機会を通して、京都のアーティストやその作品、文化を広くアピールしたいと思います。

参加方法

参加申込

光冠茶会のWebサイト／「帰家穏坐」（席主：英ゆう）のみ京都芸術センターのWebサイトより参加希望の茶会にお申し込みください。

※先着順受付です。受付締切は各茶会の開催7日前まで（北海道・沖縄及び離島からのご参加の場合は2週間前までに事務局までお問合せください）
※アレルギーのある方、ベジタリアンなど食べられないものがおありの方は、お申込み前に事務局までお問い合わせください。
※茶箱（参加キット）に冷凍・冷蔵商品が含まれている場合は海外発送ができません。また、各国・地域への航空便の減便などの影響により、発送ができない場合があります。詳細は事務局へお問合せください。
※茶箱（参加キット）は、発送完了後お申し込みの方にメールにてご連絡します。

茶箱（参加キット）到着後

申込時に指定された住所へ、茶箱が届きます。到着次第、案内や内容物をご確認の上、各茶会にあわせて準備をお願いいたします。（準備段階や待ち時間も茶会の一部です。それぞれの場所で愉しむために、少しだけご協力ください）

開催時間に参加サイト（SPWNまたはZOOMでのリアルタイム配信）へアクセスし、注意事項に添ってお湯やカップなどをご用意の上、開始までお待ちください。

※当日やむを得ず参加できない場合は、後日アーカイブ配信をご覧いただけます（参加費をお支払い頂いた方は無料・アーカイブ思潮のみの場合は別途料金が必要です）

開催予定茶会

※1日に複数回開催する場合もございます。また、定員・料金は各茶会により異なります。
※一部日程が未定となっている回については、イベント公式ページでの告知をご確認ください。
※配信元の会場や席主・ゲスト、各茶会の詳細はイベント公式ページまたは京都芸術センターのイベントページをご確認ください。
※茶箱付配信チケットが完売後も、茶箱無しのアーカイブ配信（1,000円）を販売いたします。（一部アーカイブ配信がない茶会がございます）

1. 2/23（火・祝）「帰家穏坐（きかおんざ）」席主：英ゆう（美術家）
2. 2/28（日）「壱太郎の舞茶会」席主：中村壱太郎（歌舞伎俳優）
3. 3/6（土）・7（日）「オンライン・マテ茶会」席主：神里雄大（劇作家・演出家）
4. 3/12（金）「How to 溶けるレロ」席主：康本雅子（ダンサー・振付家）
5. 3/13（土）「中国茶、台湾茶~時間をたのしむ」席主：吉田裕子（料理人）
6. 3/20（土・祝）「渡月茶会－2021年宇宙の旅」席主：ヤノベケンジ（現代美術家）
7. 3/21（日）「胎内茶会」席主：西條茜（陶芸家・美術家）
8. 3/24（水）「あなたのメロディが名曲に」席主：岡田暁生（音楽学者）
9. 3/20（土・祝）「Voyage」席主：宮永愛子（現代美術家）
10. 3/30（火）「国際人類観測年」席主：黒嵜想(批評家)