TECHROCKについて。「このインタビューを見ている人は、絶対に来た方がいいと思いますよ。」

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――√thummとnuxxでTECHROCKというイベントをやっていますが、始めようとなった経緯を教えてください。

sujin　 僕とGun Hiroshiが同じ職場で専門学校の講師をやっていて、そこは地下にホールがあるんです。nuxxがライブに出る機会がまだ全然ないとかで、それなら地下でイベントをやればいいんじゃないかって思ったんですね。

Gun Hiroshi　 ホール自体がやってくださいとなっている所なので、じゃあやるかと。

sujin　 それでやったのが一回目。次に二回目もやって。そしたら、海外のアーティストが来るから大阪でやれないかなって話が来たんです。僕らでよかったらやりますって三回目のTECHROCKをしたんです。そのときはオランダのANDERSONというかっこいいバンドが来たんですよ。それをやったらめっちゃ楽しくなって、ずっと続けて気がつけば11回目です。

――しかも短いスパンで開催されてますよね。

sujin　 いやー自分らでもようやるわって思いますね。 ちょっと疲れてきました（笑）

――これまでのTECHROCKで特に印象に残っていることはありますか。

sujin　 四回目のTECHROCKの時に、まなまんが泣いたのが印象的やった。

Gun Hiroshi　 まなまんはTECHROCKのスタッフでして。

sujin　 終わったときに、TECHROCKは僕ら√thummとnuxxだけじゃなくて、もう一人いるんですとステージにあげて紹介したら、彼女が感極まって号泣して。お客さんもそれでわー！ってなって。 でも昨年の2周年の時もステージに上げたけど、泣きもせんかったな。（一同笑う）

sujin　 四回目あたりは、まだ何も分からん状態でやって、終わったあとも「成功したかも‥」とはっきり確信も持てない感じで。やはり四回目が印象的やなあ。 最近は、成功して当たり前と思ってやってるからプレッシャーもあるんです。

――そして11回目はTECHROCKを初めての京都での開催。今回京都でやろうと決めたのはなぜですか？

sujin　 僕ら奈良のバンドなんですけど、基本的に大阪でライブをしているんですよ。ホームが大阪にあって、奈良から大阪に行くのと同じ距離で京都に行ける。それなのになんで京都にホームがないんやろって話で。そこで京都でもやろうってなりました。 あとは、izemacが京都にいるのもあって、やってみようと。 それに、新しい刺激が欲しくなったのもありますね。 みんなに言ったら、良いじゃんと賛成してくれたんです。

――大阪で多くライブをされていますが、京都と大阪で違いなどは感じますか？

sujin　 大阪の感覚だと今日は物販は売れへんやろなあと思っていても、京都では売れることがありますね。

lio　 シャイなんかなあ。奈良も似てるよね。

sujin　 大阪は専門学校のバンドが多くて、京都は大学生のバンドが多くて、そこはぜんぜん違うような気がするな。

lio　 京都はアートな感じがするな。

Gun Hiroshi　 京都のバンドってすごい京都感がありますよね。 わかりやすい。

sujin　 京都は浴衣着て、金魚すくいするのも祭りだけど、大阪はだんじりくらいないと祭りの感じないし、そこが違うんかなあ。

――TECHROCKの魅力を教えてください。

sujin　 かっこいいインディーズのバンドを18歳、19歳の学生に見せるってのが最初にあったんですね。今でもそれは変わらず、nuxxと√thummがいいと思うバンドを呼んで、開催しています。 東京とか名古屋のように、遠方からも最低一組は呼んで、見てもらって、若い子にもそのかっこよさを分かって欲しいなと。 TECHROCKという名前もあって、テクノとロックのイベントとよく言われるんですけど、そういった縛りは別にないんですよ。今回の京都は初めての開催なので、きれいにどのバンドも打ち込みのバンドが揃えてはいますけど。 NACANOは東京、Paraele Stripesは福岡やし、それを京都の人に見てもらいたいです。

izemac　 ほんと僕らが見てもらいたい、一緒にやっていて楽しい人達を、僕らがイベントをやることで見てもらいたい思いでやってます。 そのスタンスはずっと変わっていなくて、一緒にいいバンド見て、一緒にパーティーしましょう。

――それでは、サイト名の「京都で遊ぼう」に掛けまして、皆さんそれぞれの京都の好きなところを教えてもらえますか。

ecco　 私は…あの川は好き。

一同　 あの川って！（笑）

ecco　 鴨川、鴨川。知らんやんみたいになってる（笑）

sujin　 メトロかなあ。メトロからびっくりドンキー、ワタナベ楽器。この最強の流れが好きかな、やっぱり。一番かもなあ‥。

Gun Hiroshi　 僕は河原町とかじゃなくて、ちょっと市街からは外れた嵐電の駅とか好きですね。あとは夜の京都を歩いたりもね。

lio　 私はウーピーズのあたり。ライブで行ったときに、ウーピーズの周辺を少し歩いたらお料理屋さんがあって、その街並みとか、八坂さんとか。祇園を舞妓さんが歩いている風景がすごい印象的。京都らしいなって。

izemac　 僕はすごいベタなんですけど、高台寺の道がいかにも京都みたいに整備されていて。京都を堪能できるので、ひとりで歩くとリラックスもできますね。

しまーる　 僕もちょっとだけ京都に住んでたんですけど。

一同　 そうなん？

sujin　 ほーんまにちょっとだけな（笑）

しまーる　 マンガミュージアムに行ったりしますね。新風館もご飯おいしいし、ビレバンも入っているしで好きですね。

Gun Hiroshi　 周りにもおしゃれなお店多いよね。

――それでは、最後に5月25日のTECHROCKに向けて意気込みをお願いします。

sujin　 京都で遊ぼうMUSICのこのインタビューを見ている人は、絶対に来た方がいいと思いますよ。福岡のバンドと東京のバンドが見れますし、学生さんだったら学校終わりにふらっと来てくれると嬉しいです。

しまーる　 ゲストで出てくれるNACANOもParaele Stripesもすごくかっこいいです。京都の皆さんにぜひ見に来て欲しいです。

lio　 TECHROCKは大阪で何回もやって来て、TECHROCKにはTECHROCKにしか出せない空気感・楽しさがあります。その楽しさを味わいに来て欲しいし、一緒にいい音楽を共有したいと思っています。TECHROCKの空気感をそのまま京都にも持って来るので、必ず来て下さい！

izemac　 nuxx自体は、実は京都ではほとんどライブをやったことがありません。今回は初乗りに近いワクワクとドキドキがあります。大阪で築いてきたTECHROCKの雰囲気をそのままお届けします。かっこいいライブはもちろん、lio画伯のコーナーやeccoのあたす屋というフードもあり、ライブ以外にも楽しむ要素のあるイベントですので、それらを味わっていただけたらと思います。

ecco　 どのバンドも気分が楽しくなるバンドばかりです。TECHROCKでしかできないこと、雰囲気を味わいに遊びに来て欲しいです。

Gun Hiroshi　 NACANOのリリースパーティーを兼ねていますので、パーティーを一緒にしましょう。特に学生や音楽をやっている人たちの刺激になればなと思っています。 イベントを楽しみに来てください。

――本日はありがとうございました。

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