
京都のミュージアムは、街のあちらこちらに点在しています。まさに京都の街を楽しみながら巡るにはこの立地はぴったりです。
でも、ただミュージアムに行く、ただ街を巡るというのもちょっと物足りないかも。ここは、何かテーマに沿って、街散策+ミュージアム巡りというのは如何でしょうか?
前回に引き続き「坂本龍馬」をテーマにご紹介します。今回の場所は、「河原町」。
現在は、若い人や観光客が集まるショッピングの定番スポットですが、幕末当時は坂本龍馬や中岡慎太郎たちの活動の中心地でした。隠れ家にしていた場所に、事件が起こった場所と、坂本龍馬たちに関係する史跡が多く存在します。

慶応3(1867)年11月15日、坂本龍馬と中岡慎太郎が、醤油屋の近江屋(河原町通蛸薬師)で、京都見廻組の襲撃を受け殉死した跡です。
近江屋事件当日は、坂本龍馬の33歳の誕生日でもありました。
近江屋の土蔵は、坂本龍馬のために「隠れ家」として改造されていました。万が一の時には、土蔵から梯子を使って、裏の稱名寺(しょうみょうじ)に逃げられるようになっていたといわれています。
2010年現在では、コンビニエンスストアになっています。

中岡慎太郎が、脱藩後に住居とした土佐藩御用達 書林菊屋(鹿野安兵衛宅)の跡です。
中岡慎太郎は、土佐国(高知県)の生まれ。武市瑞山(半平太)の道場に入門して剣術を学び、文久元(1861)年には武市が結成した土佐勤皇党に加盟しました。その後、薩長同盟締結を目指して活動していた時に、坂本龍馬と出会い、手を組みます。その後海援隊に続いて陸援隊を結成し、ともに討幕運動に奔走しました。
2010年現在では、あぶらとり紙専門店「象」になっています。

文久2(1862)年閏8月20日、本間精一郎が、岡田以蔵らによって暗殺された場所です。
本間は越後出身の勤皇志士。特定の藩には属さず早くから江戸や京都で学び、攘夷運動を行っていました。しかし酒色に身を持ち崩すなどして次第に志士仲間の反感を買ったため、土佐藩士武市瑞山(半平太)が計画した暗殺でした。
この碑のすぐ側にある狭い路地には傷跡が残っており、これは岡田以蔵による刀傷といわれています。

酢屋は、享保6(1721)年から現在まで、この地で材木商を営む商家です。
坂本龍馬は京都滞在中は酢屋に滞在していたほか、海援隊屯所としても利用しており、海援隊の隊士や志士たちが度々訪れていたといいます。
近江屋で暗殺される数日前まで、龍馬はこの酢屋で寝泊りしていたそうです。
現在、二階の龍馬が過ごした部屋は「龍馬ギャラリー」として一般公開され、自由に見学することができます。
(入場料500円、11:00~17:00/水曜定休)
吉村寅太郎は、坂本龍馬、武市瑞山(半平太)、中岡慎太郎と同じく土佐四天王の一人です。京都では、この石碑のある場所に滞在していました。 武市瑞山の滞在先とは二軒隣という近さです。
吉村寅太郎は、土佐勤皇党に加わった後、天誅組を組織します。 文久3(1863)年8月17日に、大和国(現在の奈良県)で倒幕の兵を挙げましたが、最後は幕府の攻撃により討ち死にしました(「天誅組の変」)
現在、京都霊山護国神社に祀られています。

武市瑞山(通称:武市半平太(たけちはんぺいた))は、土佐藩郷士の家に生まれ。坂本龍馬とは遠縁にあたり、親しい友人でもありました。
文久元(1861)年に土佐勤王党を結成し、活動を始めます。京都にいた時に、この石碑がある場所に滞在していたといわれています。
吉村寅太郎が討ち死にした天誅組の変の後、「京師(京都)の沙汰により」という名目で投獄されます。慶応元(1865)年、切腹により絶命しました。享年37歳。
京都・三条高倉にある、平安時代から現代まで、京都の歴史や文化をコンパクトに学べる博物館。江戸時代の京都を再現した模型などもあり、散策前の予備知識収集にも丁度よい施設です。
本館の一階には幕末の京都の町並みが再現された「ろうじ店舗」があり、当時の雰囲気を味わえます。
6/19~7/19までは、大河ドラマ「龍馬伝」と連動し、龍馬や周辺の人々にまつわる品々を展示する「特別展 龍馬伝」を開催しているほか、関連展示として幕末に関する名作映画上映なども行われます。
★現在、「特別展 龍馬伝」を開催中!詳しくはこちら。
★注目の展覧会でも「特別展 龍馬伝」をご紹介しています。
■拝観・開館時間
常設展:10:00~19:30
(入館は19:00まで)
特別展:10:00~18:00
(金曜日~19:30/入場は閉室30分前まで)
■特別展 料金
特別展の料金は、展覧会によって異なります。
■常設展 料金
| 常設展(団体料金) | |
| 大人 | 500円(400円) |
| 大学生 | 400円(320円) |
| 高校生以下 | 無料 |
※団体は20名以上
※障害者と介護者(1名)は証明書(障害者手帳等)呈示で、常設展・特別展ともに入館料が無料
※車椅子による見学:可
霊山のふもとにある、日本唯一の「幕末・明治維新専門」歴史博物館。
坂本龍馬をはじめ、西郷隆盛や桂小五郎(木戸孝允)といった倒幕の志士達、新撰組や京都守護職などの幕府側の人々、幕末から明治にかけて活躍した人々に関する資料を展示しています。等身大の龍馬の人形や、龍馬が亡くなる際に斬られた刀など、貴重な現物資料を数多く見ることが出来ます。
★年間特別展「大龍馬展」を開催中!現在は第2期「翔る!龍馬」です。詳しくはこちら。
■拝観・開館時間
10:00~16:30
(特別展時は~17:30/入館は30分前まで)
| 常設展(団体料金) | 特別展(団体料金) | |
| 大人 | 500円(400円) | 700円(600円) |
| 高校生 | 300円(250円) | 400円(300円) |
| 小・中学生 | 200円(150円) | 300円(200円) |
※団体は20名以上
※霊山歴史館友の会会員の方は入館料無料です(要会員証提示)。 また、会員の同伴者は団体料金でご入館いただけます。
※ 本ページに掲載しております情報の詳細についてのお問合せは、施設へ直接お問合せくださいますようお願い申し上げます。

携帯からも展覧会情報を確認できるようになりました。ご活用ください。