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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「展覧会レポート」アーカイブ

hachiman6.jpgいよいよ来月に迫った京都の夏の風物詩・祇園祭。
実はその気分を一足早く楽しめる展示会が、新町三条にある京のじゅばん&町家の美術館 紫織庵にて開催されています。

紫織庵は、大正時代に建てられた歴史と風格のある貴重な京町家。京都市指定の有形文化財にもなっており、商家らしい風格ある広間や見事な中庭、モダンな洋間などを備えた雰囲気たっぷりの空間をゆったりと味わうことができます。

こちらに現在、(財)八幡山保存会が所蔵している貴重な屏風が展示されているんです!
本来は、祇園祭の宵山期間中、屏風祭の際だけ公開されるものなのですが、今回は祇園祭に先駆けて特別に展示されています。
今回はこちらに、紫織庵館長の川崎さん、そして八幡山保存会理事長の後藤さんのご案内の下、お邪魔させて頂きました。
(お二人には、昨年の祇園祭の取材の際にも大変お世話になりました。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます)
日々何かしらの催しが開催されている京都。
その京都の5月を代表する行事といえば、葵祭!平安時代からずっと行われている、大変歴史あるお祭りです。平安時代の貴族文化や、日本の美も堪能できるこのお祭りに、スタッフが当日行って参りました。その様子をご紹介します!
今年行かれた方も、行けなかった方も、ご一読ください。


葵祭とは?

正式名は「賀茂祭」。
7月の祇園祭、10月の時代祭にならぶ「京都三大祭」の一つです。葵祭は、葵の花を飾った平安後期の装束での行列が有名です。

京都市の賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)で、5月15日(陰暦四月の中の酉の日)に行なわれる例祭であり、石清水八幡宮の南祭に対し、「北祭」とも言います。平安時代、「祭」といえば、葵祭のことを指していたらしいです。

(参照元:wikipedia「葵祭」

今年は日曜日に開催!行列のコースは見物客で溢れていました

到着したのは、11時を少しまわった頃。場所は出町柳駅近くの「出町橋」。

久しぶりの日曜日開催に、橋の上はすでに見物客で溢れかえっていました。
河原町通付近はすでに見物客出入りの規制がかかっており、入ることはできない程でした。さすが、週末。

待つこと、10分程。行列が出町橋に姿を現しました。

先頭は、本列から。

葵祭_01 葵祭_02 葵祭_04 葵祭_05
葵祭_03

さて、前半の本列での主役になるのが黒い着物を着た勅使(ちょくし)です。
実は葵祭って、この列は主役らしいですね。お恥ずかしいことに、私は今回初めて知りました。

元々は天皇が京の両鴨社に、願い事を書いた文書を代理の高官を立てて持って行き、天下国家の安泰を祈ったことが葵祭の始まりだそうです。
さらに、源氏物語・葵の巻では、光源氏がこの勅使として行列に参加したというエピソードがあります。

本列はこれで終了。 続くは、有名な斎王代列。
見学している人の中には、この斎王代列がお目当てだった方もといらっしゃいました。

葵祭_06 葵祭_08 葵祭_09 葵祭_10 葵祭_11 葵祭_12 葵祭_13 葵祭_14
葵祭_07

斎王代(さいおうだい)。葵祭でももっとも有名な役どころです。
今年の斎王代(第56代斎王代)に選ばれたのは、同志社大政策学部の金井志帆さん。
お母様も第23代斎王代を務めた経験があり、親子2代で選ばれたのは前回に続き4組目だそうです。
遠目ではありますが、なんとか横顔だけは拝見できました。

私の目の前を通り過ぎると、すぐそこには午前の部のゴール・下鴨神社。
午後は、ここから上賀茂神社を目指すことになります。

当日は夏日と言っていいほどの暑さ。
行列の役者として参加した方も、見学した方も、お疲れ様でした。
そして、私はあの十二単がどれだけ暑いのか、とても気になりました。


そういえば、2011年は京都三大祭すべて週末に来る、絶好の観光YEAR!

5月の葵祭が終わり、もうじき7月の祇園祭。そして、10月の時代祭がやってきます。 しかも、今年はどの三大祭も本番は週末に行われるという、見学するには絶好の曜日合わせ。大変な混雑となり、見学するのも一苦労かと思います。
でも、せっかくの週末合わせの三大祭です。まだ行った方ことが無い方は、これを機会に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。


祇園祭の詳細はこちらから。
祇園祭 GION-MATSURI 〜京都の街中がミュージアム!〜

とにかくアートイベントがてんこ盛り!だった5月の京都。どれかに足を運ばれた方もいらっしゃるのでは?
京都で遊ぼうARTのスタッフも、ちょこちょこアートイベントに参加させていただいておりました。何回かに分けて、その様子をご紹介させていただきます!

まずは、5月14日・15日にみやこめっせで開催されていた、artDive#04をご紹介します!


来場者数4000人を突破した、京都最大級のアートイベント
artDiveに行ってまいりました!


IMG_0757.JPG毎年2回、みやこめっせで開催されるArtDiveというイベントをご存知ですか?
クリエーター同士のSNS「クリエーターズバンク」を東京で運営されている(株)アークフィリアが主催となり、京都の若手アーティストの紹介と作品の発表をメインにした大きなアートイベントです。
毎年徐々に盛り上がりをみせており、今年は300名のクリエーター達がそれぞれの作品を発表しにみやこめっせに集結。

こちらも去年と比べると参加アーティストが50人も増え、作品ジャンルもさらに多様化しました。

IMG_0759.JPG当初は震災の影響も心配されたそうですが(実際事前に問い合わせもあったとか...)、今回は4000人の来場者数を記録!前回よりも800人以上多い来場者数なんです!京都は元気!

ARTのスタッフも新しい作品との出会いを求め、今年も行ってまいりました!
スタッフが気になるアーティストにお話をお伺いしてきましたよ。

今回は気になるアーティストさんを何人かピックアップしてご紹介します!


鳥彦 さん


IMG_0748.JPG京都のアートイベントではおなじみになってきたアーティスト・鳥彦さん。
シャープペンシルを使い、鋭利でどこかセンセーショナルな鳥人を描き続けています。

鳥彦さんのシャープペンシルのつくりだす質感や線の波が個人的に好きなのですが、
今回のブースはなんと版画作品がズラリ。
現在は大学院に通いながら作家活動を続けており、その大学院では版画を学んでいるとのこと。
シャープペンシルで描く鋭く寂しげな鳥人に対し、版画では精神に深みを増し、力強く、けれども何かがぽっかり欠けたような鳥人が現れます。
表現の幅を拡げることに対して前のめりになり、新たな分野に挑戦していく鳥彦さんは人間としてもアーティストとしても尊敬しますね。

IMG_0746.JPG 5月24日~26日の間には岡崎公園(平安神宮)近くの「ギャラリーはねうさぎ」にて個展(http://www.haneusa.com/top.html)もされるそうです。
新たな顔をもった鳥人に会いに来ませんか?

■ 鳥彦さんのホームページ:http://magatu.karakasa.com/




oootakakooo さん


IMG_0750.JPG少し離れたところからoootakakoooさんのブースを発見し、「あっあちらの方もファッション雑貨を発表&販売しているのかしら?」と思い
徐々に彼女の展示ブースに近づいていくと、なぜだかうっすらとゴムの匂いが...。
それもそのはず、離れたところからでもパッと目を引くピンクのスカートは実は空気を入れた大量の避妊具(!)でできていたのです。
さらには、お花をモチーフにした可愛らしいブローチやピアスも避妊具から制作された模様。

避妊具を用いた作品や雑貨は、外国ではバリエーションが豊かで数も多いとのこと。
柔らかなパステルカラーのゴム素材でできたコサージュはパッとみても避妊具だと分かりません。

他には釘やボルトをビーズなどでアレンジした個性的なアクセサリーも販売。
ウーマンリブやフェミニズムといった言葉を連想し、なおかつ可憐なイメージをも想起させる素敵な作品でした!

■ oootakakoooo さんのホームページ:http://oootakakooo.jugem.jp/


駒田 麻衣 さん


IMG_0752.JPG IMG_0754.JPG
たくさんの円をモチーフにし、繊細な色味で構成されているのにもかかわらずダイナミックなイラストを描く駒田麻衣さん。
今年京都精華大学を卒業し、アーティストとして活動されています。
人物や動物のモチーフに細かな模様が描かれた円をたくさん配置するのが、駒田さんがメインとしている表現方法。
ひとつひとつはシンプルなモチーフで構成されますが、細かな描きこみを膨大にこなしたうえで成り立つ優しく強い世界観はすぐにつくれるものではないとおもいます。
どこを何度見ても飽きず、なおかつ優しい気持ちになりました。

ちなみに駒田さんの名刺に描かれていたイラストを拝見し、数年前の学園祭で駒田さんのポストカードを購入していたことが発覚しました。
これからも応援しています!

■ 駒田麻衣さんのホームページ:http://martinhouse.web.fc2.com/HP/about.htm



今回のartDiveも個性のあるアーティストがたくさん集結し、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
次回は半年後、11月の開催予定です。
また次回も新しいアーティストとの出会いを期待しております!


関連リンク

KYOTO ART FESTA artDive #04

5月の京都は「アート」に過ごそう。2011年初夏のアートイベント特集!



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