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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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京友禅の老舗・千總が所蔵する文化財の研究機関・千總文化研究所主催による、研究者を招いての特別講演会シリーズです。

今回は千總文化研究所の理事でもあり、重要無形文化財「友禅」保持者である友禅染作家・森口邦彦氏を講師にお迎えし、お話を伺います。
森口氏が願う「文化の未来」 、それは「ものづくりを通じて、文化の異なる人々が違いを乗り越え、共に持続可能な社会を築くこと」。友禅を一つの切り口としながら伝統の継承と新しいものの創造、美の追求、ものづくりへの思いと魅力を伺います。
具象的な個展文様を得意とする千總と、抽象的な幾何学文様を極める森口氏の着物の共演も併せてお楽しみいただけます。

千總文化研究所主催 特別鑑賞会・講演会 千總コレクションと共に、日本文化の未来を考える 第6回
千總と森口邦彦-友禅の魅力とともに-

日時:2020年1月24日(金)14:30~16:00
料金:一般2,000円、学生(高校生以上)1,000円
※料金のお支払方法はお申込み後にお知らせいたします。
定員:60名(先着順受付/事前申込制・高校生以上対象)
→ 参加希望の方は>こちらのフォームよりお申し込みください。(募集期間:12月21日~1月13日)
※年末年始(12月29日~1月5日)はお申込み受付期間外となります

講師:森口邦彦

1941年京都生まれ。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)日本画科卒業後、パリ国立高等装飾美術学校でグラフィック・デザインを学ぶ。帰国後、父・森口華弘(1909~2008)の元で友禅の修行を始める。1967年、日本伝統工芸展初入選、以後今日まで連続入選、受賞多数。「蒔糊」の技法を用いた幾何学文様で、友禅染の新境地を切り開いた。1974年、第21回日本伝統工芸展 鑑査委員就任、以後鑑審査委員歴任。2007年重要無形文化財「友禅」保持者(人間国宝)に認定される。フランス、スイス、デンマーク、イギリスにおいて個展を開催し、作品は国内外の美術館に収蔵されている。
1988年フランス政府レジョン・ドヌール芸術文化シュヴァリエ章、1992年芸術選奨文部大臣賞、2001年紫綬褒章、2013年旭日中綬章他、受賞多数。
2017年3月千總文化研究所設立時より、当研究所理事。

会場・アクセス

千總 本社ビル5階ホール
〒604-8166 京都市中京区御蔵町80→【MAP
【地下鉄】東西線・烏丸線「烏丸御池」駅下車、徒歩約3分
【阪急】「烏丸」駅下車、徒歩約7分

詳細・お問合せ

千總文化研究所
[(株)千總内] TEL:075-211-2531(平日10:00~17:00)
※年末年始(12月29日~1月5日)のお問合せは1月6日以降の返答となります
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太田 達(茶人)、河原 司(建築家)、ダニエル・ペシオ(ヴィラ九条山レジデント、調香師)が、空間と時間をめぐる旅にみなさんを誘います。
この討論会では、各々の専門領域が交流しあうことで、それぞれが抱く時空間の次元についての問いが刷新されることでしょう。空間と時間の対立性、相補性、相対性を経験できる、この瞬間を共有してみませんか。


空間と時間をめぐるランデヴー

日時:2019年12月13日(金)18:30~20:30
出演:太田 達(茶人)、河原 司(建築家)、ダニエル・ペシオ(ヴィラ九条山レジデント、調香師)
モデレーター:ウスビ・サコ(建築家、京都精華大学学長)
料金:無料
※逐次通訳付

会場・お問合せ

アンスティチュ・フランセ関西-京都 サロン
TEL:075‐761-2105
MAIL:kansai@institutfrancais.jp
URL:https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/rv20191213/

〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町8
【京阪】「出町柳」駅下車、徒歩12分
【市バス】31・65・201・206号系統にて「京大正門前」下車すぐ
【京都バス】18号系統にて「東一条」下車
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2020年3月21日にリニューアルオープンとなる京都市京セラ美術館。
その建物がついに完成!新しくなった美術館はの姿、新たな見どころを、11月15日に行われたプレスレビューの内容も併せて、詳しくレポートします!

《文:そめかわゆみこ|写真=浜中悠樹》


■ 過去のレポートはこちら!
【レポ】《1》京都市京セラ美術館リニューアル!リニューアル内容&オープニング・ラインナップ発表

■ 工事中の様子やインタビューなどの特集はこちら!
京都MUSEUM紀行。Special【京都市美術館 リニューアル特集】



新館編


■ 《1》本館編はこちら!
【レポ】《1》内覧会:京都市京セラ美術館 リニューアル!見どころスポットはここ!

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本館に続いて、リニューアルに伴い新設された新館へ向かいます。

新館「東山キューブ」の外壁は明るいベージュ色。これは本館外壁の雰囲気に合わせたもので、模様の幅も本館の外壁タイルと同じ幅に揃えられています。

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溝のように見えるのは金属板。本館の外壁タイルの自然な色ムラは再現が難しいため、近い色の素材を用い、その時々の光の当たり具合で壁の色合いが変わって見えるよう設計したそうです。朝・昼・夕と、訪れるその時々で移り変わる景色が楽しめます。

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屋根上はひな壇状のテラスを備えたバルコニーとなっており、東山の山並みと眼下に広がる日本庭園を一望することができます。

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本館側とも繋がっているので、そのまま移動も可能。建物も良く見えます。

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実はこの場所にあった旧収蔵庫(川崎清氏設計、1971年築)も、屋根上に上がって庭園を望められる構造になっていたそう。新館を建てるにあたり、以前の建物へのリスペクトを込めて、その構造を新館にも継承したのだそうです。

なお、こちらのバルコニーは入館料無しで入ることができるフリーゾーンとなっています。
バルコニーと新館への入口(北東入口)は京都市動物園角、岡崎二条の交差点に面しており、横断歩道を渡ればそのままこちらに移動可能。
岡崎エリア巡りの際の休憩スポットにもぴったりです。

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新館の展示室は、まさに「東山キューブ」の名にふさわしい、巨大なホワイトキューブ。現代美術の展示に用いることを考慮し、壁面は塗料の中でも最も白い色のものが使われています。

天井は約5mもあり、巨大なオブジェ作品にも対応。照明もスポットライトは付け替え可能となっており、展示内容に合わせて自由に雰囲気を変えられる仕様になっています。
主役となる展示を活かすことを第一に、とことん個性を消した空間ですが、それがかえって外とは良い意味で切り離された、展示に集中できる感覚を生み出しているように感じました。

こちらでのこけら落とし展となる杉本博司「瑠璃の浄土」ではどのような空間に変化するのか、とても楽しみです。

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リニューアルに当たって新設されたもう一つの建物が、本館前のスロープ広場「京セラスクエア」の角にあるこのガラス張りの三角スペースです。

近年、ロームシアター京都をはじめ岡崎エリアの周辺施設が数多く整備されたことから、敷地の角地部分は美術館と他施設を結ぶ上で重要な場所と考え、設けられたスポットです。
地下でエントランスであるガラス・リボンにもつながっており、もう一つの入口としての役目も持っています。

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周辺にはスロープが設けられておりバリアフリー対応は勿論、大規模展開催時には待機列スペースにもなる仕様。こちらの仕切りのガラスは非常に透明度の高い特殊なものが用いられており、建物の向こうまで見通せるほど!仕切りがあることを感じさせません。空間の断絶感を失くすための工夫です。

三角スペースから地下のガラス・リボンに降りたところもギャラリーとして活用可能なスペースとなっており、主に若手作家の展示や実験的な試みなど、多目的な使用が想定しています。

なお、こちらもフリーゾーンなので、ガラス・リボン内のショップで買い物だけ利用したい!カフェで一服したい!という方も気軽に利用することができます。

「展覧会を見るため」以外でも、ちょっと近くに来た際に美術館に訪れる、そんな楽しみ方ができそうですね。

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がらりと新しい物にやり替えるのではなく、建物内の倉庫や使われていないスペース、眠っている敷地内のスポット。そんな場所を発掘し、活用すればより色々なことができる。
その設計コンセプト通り、京都市京セラ美術館は、京都市美術館が今まで持っていたポテンシャルを引き出し、時代に合わせた形にアップデートした姿となっていました。

グランドオープンは2020年3月21日から。そこから美術館がどのような歴史を紡いでいくのか、とても楽しみです!

2019年12月21日からはオープンに先んじてプレイベントも始まります。
気になる方はぜひ、開館前に一度見に行かれてはいかがでしょうか?





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