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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「お知らせ」アーカイブ

京都では、七夕は主に旧暦の8月に行われるのですが、これにあわせて去年から開催されているイベントが、「京の七夕」。
精霊迎え(おしょらいさん、とも京都では言います)から五山送り火までの間、京都の盛夏を彩る和のライトアップ・イベントです。

会場は鴨川河川敷の「鴨川会場」と、二条城周辺~堀川今出川までの「堀川会場」の二つがあるのですが、今回は「堀川会場」のほうを見に行ってきました。写真と共に、簡単にご紹介します!

二条城が光のキャンバスに。(二条城会場)


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まずは堀川会場に隣接する二条城へ。
1603年、徳川家康が御所の守護・及び将軍が上洛した際の宿泊施設として建設した二条城。
幕末には、徳川慶喜が政権を朝廷に返す「大政奉還」を大名たちに伝えた場でもある、歴史的にも重要なスポットです。
現在は世界遺産に登録され、一般に公開されています。
「京の七夕」の開催中は、なんとそれが夜間オープン&無料開放されています!

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中に入ると、そこは普段の二条城とは全くの別世界でした。
まさに幻想空間。いつもお出迎えしてくれる入場受付のお役人さん(人形です)も何だか雰囲気が違って見えます。

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奥へ進むと、沢山の行灯がずらりと並んでいました。

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これは「メッセージ行灯」。
今回の「京の七夕」は東日本大震災を受けての鎮魂・復興への祈りという意味もこめられており、そのテーマにあわせひとつひとつに、友禅の柄と有名人によるメッセージが添えられています。
メッセージは直筆のもの。左写真手前は陸上の朝原宜治さんご夫妻、右は漫画家の里中満智子さんですね。
ほかにも瀬戸内寂聴さんや東儀秀樹さんなど、お馴染みの方のお名前が沢山ありました。

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さて、いよいよ二の丸御殿へ。絢爛豪華な唐門をくぐると...


二の丸御殿は光のキャンバスになっていました!
これは特殊なライティング(デジタル掛け軸)で模様を建物にプロジェクターのようなもので映し出しています。
時間を経ると少しずつその色合いや模様も変化していきます。
この二の丸御殿、普段は右手の入口から入って中を見学できる定番コースなのですが、
不思議な灯りに映し出された姿は、どこか怪しげで妖艶な雰囲気。全く違う表情を見せてくれました。
(動画は私の手持ちのデジカメで撮影したものですので、解像度の悪さはどうぞご容赦を。できれば直接会場にてご覧ください!迫力が全然違いますよ!)

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二の丸の裏手側へ行くと、物産展&飲食コーナーが。
伏見の酒蔵や八橋、お茶屋さん、扇子など...京都の様々な伝統工芸品や名産品などが販売されていました。
蒸し暑い日だったので、ひときわ混んでいたのはカキ氷屋さんでしたが(笑)
「京の七夕」らしく、七夕の願いを書き込める絵はがき短冊の受付もされていました。
これは16日の五山送り火の際に、護摩木と一緒に燃やされて天に届けられるそうです。

また、ここでは9日(火)より、東北物産展も開催されています。
東北の味をゲットしに行くのもありですよ!

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また、二の丸御殿の「台所」では、ここをステージにした音楽ライブも開催されていました。
このときはJAZZライブでしたが、ほかにもフルート・ピアノの演奏や舞妓さんの踊りなど、色々予定されているようですよ。(1日2回)
プログラムについてはこちら(公式ホームページ)

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さて、二条城を後にして、今度は堀川遊歩道へ向かいます。

<(2)へつづく>

関連リンク

晩夏の京都を彩る光のアート。「京の七夕」(8/6-8/15)
↑ イベント詳細はこちら

第2回 京都をぐるっと歩いてみた。テーマ「夜の京都」
↑ 京都の夏の夜を楽しむイベント、まとめました!
こんにちわ!ART大好き!陶器大好き!
京都で遊ぼうスタッフのこにたんでーす!

先日、五条坂の茶碗まつりに行ってきました。
"陶身大"という言葉は、そこで出会った
若手陶芸家・黒川正樹さんのブログタイトルから拝借しました。

いい言葉ですよねー、ご本人もその陶芸仲間のみなさんも
気さくで、作品もそれぞれ個性があって十人十色。
まさに"陶身大"という感じでした。

ではさっそく紹介していきたいと思います。
まずは冒頭でも紹介させていただいた黒川正樹さん。

さわやかな笑顔です...

昼間は滋賀の信楽にある窯でお仕事されていて、夜には京都の
山科にある自宅で作品づくりに没頭されているそうです。

そしてその作品がコチラ!
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プリンのカラメルを思わせる飴色の表面...深みのある色あいです。

そしてさらにもう一点!
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こちらはエメラルドグリーンの包み込むような優しい色合い...
黒川さんのお人柄がにじみ出てます...

ちなみに黒川さんのホームページはコチラ
是非チェックしてみてください。

さらに同じブースで出展されていた、西出晴美さん。
DSC_1631.JPG

DSC_1559.JPGDSC_1625.JPGのサムネール画像
これはカワイイ!
"和み"ですね。ん~この器で朝ごはん食べたら、
朝からほんわかとした気分になれそうです♪

その他にも面白い器がたくさん出展されていましたので
ほんの少しではありますが紹介させていただきます。
DSC_1611.JPGDSC_1594.JPGDSC_1638.JPGDSC_1642.JPG
織部から現代的な絵付けまで、作風のバリエーションがすごい!
この方は重松康夫さん。黒川さん、西出さんと同じ青年会に
所属されているそうです。今回は個人で出展されていました。

さらに、「セクシー陶器」なる新しいジャンルの作品にも出会いました!
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ん~セクスィー!!

ちなみにこちらは松浦コータローさんという若手作家さんの作品です。


いや~陶器まつり楽しい!!
陶器を買うのはもちろん、見るだけでもめっちゃ楽しいです。

ちなみに今回紹介させていただいた作家さんたちは
11月に行われる、東福寺~泉涌寺・窯元もみじまつり/窯元大陶器市
にも出展されるそうなので、今回見逃してしまった方は是非
足を運んでみてください!

詳しい情報はこちら→http://www.seiyoukai.com/index.html

※写真は、撮影のご許可をいただいて撮影させて頂きました。

関連リンク

京都五条坂陶器まつりについてはこちら!


毎年お盆前に陶器の町・五条坂で開催される陶器まつり。
日本では最大規模の陶器市で知られ、この時期に合わせて全国からやきものファン、カフェやレストラン、料亭などの飲食店の方など多くの人が訪れて賑わいます。
今回は、その様子を簡単にですがスタッフがご紹介します!

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陶器まつりは京阪「清水五条」駅を出てすぐ、川端五条~東山五条までの間、五条坂の通りがそのまま会場になっています。特にここから陶器まつり、というゲートのような表示はないのですが、道沿いに露店が並んでいたり、のぼりがあったりしますので、すぐ分かります。
(取材に出かけたのはまだ午前中だったので、この写真だとまだ人は少なめです)

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店は五条通の道路を挟んで両方の通りにあります。北側は元々陶器屋さんの店舗も多いので、上の写真のように、そこがワゴンセールや露店を出していることが多く見られます。ワゴンセールだからといって侮るなかれ。ちゃんとした京焼、清水焼が揃っていますよ!
京焼も、正統派の薄手で絵付け・染付けが施された清水焼から、緑の釉薬が特徴的な織部焼、白磁に青磁に...などなど実に多彩です。

元々この陶器まつりは、大谷霊廟や六道珍皇寺へのお盆時期の参拝客を相手に、陶器屋さんや窯元、いわゆるB級品や通常価格では売りにくいもの(大下げ、とも言います)を出したのが始まりこれは、ある意味昔ながらの陶器市の様子を伝えてくれているのかしれませんね。

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五条坂のちょうど真ん中のあたりにある若宮八幡宮。
清水・五条坂近辺の人たちにとっては特に身近な神様。(この辺に住んでいた方はよく境内を遊び場にされていたそうです)
陶器の神様も祭られているため、周辺の陶芸家さんたちからは厚い信仰をあつめてきました。
陶器まつりの際は、こちらでも祭礼が行われ、おみこしも出ます。
この隣の路地にも露店が多く出ていましたよ。

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南側は個人の作家さんや窯元が直接出店しているところが多いようでした。
(もちろん、北側エリアにも作家さんが個人出店されてるところもありました)
京都はもちろんですが、滋賀(信楽)や唐津(佐賀)、沖縄のやちむん焼の作家さんもいらっしゃいましたよ!
若い作家さん(それこそ、最近芸大を卒業されたような方)も参加されており、創作陶器も多く置かれていました。作家作品といっても、大体1000円以下のちょっとしたものから万単位レベルの大作までラインナップは幅広く揃っています。
大体相場は1000円程度から高くて5000円程度が殆ど。
あまりかしこまらずに、気軽に作家作品を手に入れられるのも、陶器まつりの魅力です。
またこのエリアでは、有名カフェで使用している食器を提供されている方もいらっしゃいました。あの憧れのカフェをおうちで再現!もできるかも...?

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南側エリアの途中にある六兵衛窯。江戸時代から続く陶芸の家・清水六兵衛家の窯です。
(ちなみに、河井寛次郎記念館の登り窯も下は清水六兵衛家のもので、当時のご主人が寛次郎さんに譲ったものだそうです)
こちらも特設の販売スペースを設置して参加されていました。普段は窯元に直接入る機会は少ないかもしれませんが、こんなイベントの日なら、気軽に有名な窯の作品に触れることができるんです。
(通常は、奥のギャラリーで作品を販売されています。また、右手奥には蔵を利用した展示スペースもあり、歴代の作品を一定期間ごとに入れ替えて展示されています。店舗でお声かけすると見せていただけるので、機会があればぜひ!)

さて、百聞は一見にしかず!
取材スタッフも今回は実際に作品を購入させていただきましたよ。

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スタッフSのセレクトはこちら。
黒いのはお茶碗。京都造形芸大出身の作家さんの作品で、釉薬を使わない「炭化焼締」の手法で作られたもの。釜の中の炎によって一つ一つ微妙に違った焼加減で表情が生まれます。備前焼が有名ですね。
シンプルなものなので、真っ白なご飯を盛ってもよし、アイスクリームや果物を持ってもよさそうです。
下の角皿は修学院の社会福祉法人の作品。色粘土を組み合わせて模様を作る「練りこみ技法」で作られたもので、ポップでかわいらしいデザインが印象的です。(ほかにこの技法の作品を売っているところはなかったので、ここだけかも?)

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取材に一緒に行ってくれた京遊本舗担当のスタッフBのセレクトはこちら。
右奥のマグカップはモダンなデザインですが、清水焼。
日展に史上最年少で入選された方の作品だそうです。見た目は重そうですが、手に持ってみるとびっくりするくらい軽くて、かつ丈夫。また、持ち手に切れ目が入っていますが、これはぬれても滑りにくくなるようにという工夫だそうです。冷たいものを入れると表面に水滴がつくので、それもまた景色として楽しめます。

さて、これから行く方へ少しアドバイスを。
会場はなかなか日陰になるスペースはないので、熱中症になる危険があります。帽子&飲み物は必須。しんどくなったら、周辺にはコンビニや冷房のきいた店舗もあるので、遠慮せずにいったん中に入りましょう。
また、日傘を持っていらっしゃる方も多いのですが、道は露店がある分とても狭くなっています。人通りも多いので傘はかえって邪魔になりますし危険です。日傘はご遠慮を。
また、写真の撮影は露店によっては禁止、というところもありますのでご注意を。お店の展示を撮影したいときは、一言お声をお店の人にかけてくださいね。

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参加されている作家さんには、毎年の常連さんや、ほかの陶器市、手作り市(天神市や弘法市などなど)に参加されていらっしゃる方もいます。
ここでお気に入りの作家さんを探して見るのもありです。
また、販売品には、陶器のほかにもガラスのアクセサリーや、盆栽、着物にカバン、アンティークなどもあります。ちょっと散歩がてらのぞくだけでも楽しいですよ!

開催は8月10日(水)まで。夜遅くまでお店は開いているので、お時間ある方はぜひ、のぞきに行ってみてください!

関連リンク

京都五条坂陶器まつりについてはこちら!




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