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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「更新情報」アーカイブ

毎年恒例の「京の夏の旅」。今回は主に「建築と庭園」が特集されています。
神社を管理する社家が暮らした日本家屋をはじめ、京都を支えた町衆の暮らした京町家、モダンの香り漂う洋風建築などがラインナップ。また、神社や寺院の建物もこの時期限定公開されているところがあります。
暑い京都の夏ですが、夏の期間だけ見られる施設に出かけてみてはいかがでしょう?
各公開施設ではガイドさんの案内もありますよ!

京の夏の旅 2012 文化財特別公開
~京の建築・庭園美~社家・町家・洋館と庭園
2012年7月7日(土)~9月30日(金)

(期間は場所によって異なります。詳細は各施設にご確認ください)

時間:10:00~16:00
料金:大人 600円/小学生 300円(一部施設は料金が異なります)
お問い合わせ:
京都市観光協会 TEL:075-752-7070

京の夏の旅2012 キャンペーンページ:http://www.kyokanko.or.jp/natsu2012/index.html


伏見稲荷大社 荷田春満旧宅・お茶屋

朱塗りの千本鳥居で有名な、全国のお稲荷さんの総本山・伏見稲荷大社。
その社家(神官・宮司さんの家)に生まれた江戸時代の歌人・国学者の荷田春満(かどのあずままろ)の旧宅です。
式台付き玄関や花頭窓のある出書院、違棚を備えた書院式の建物があり、屋敷の北と南には庭園が配置され、風通しのよくなるように工夫された日本家屋となっています。
同時公開のお茶屋は、後水尾天皇から拝領した、昔の御所の一部だった建物で、重要文化財に指定されています。
稲荷山を借景にした庭園や、宗像志功の筆による絵画などと合わせて楽しめます。

料金:
大人 800円/小学生 400円(通常料金とは異なります)
アクセス:JR奈良線「稲荷」駅下車すぐ、または京阪本線「伏見稲荷」駅下車徒歩5分
※ 伏見稲荷大社の境内敷地内にあります。

上賀茂社家・梅辻家住宅

葵祭で知られる、上賀茂神社。神社の周辺には神官の住む社家が数多く立ち並んでおり、景観保護区域に指定されています。
梅辻家は中でも「賀茂七家」の一つに数えられた由緒ある家柄です。
現在の建物は江戸時代後期のもので、現存する賀茂七家の屋敷で唯一残る建物となっています。
書院は約250年前に御所にあった学問所を移築したもの。床の間や付書院を設けた黒書院造で、格式を備えた意匠が見られます。
他にも、高貴な人と他の人の入口が別になっていたり、鳥居をあしらった玄関があったりと社家らしい特徴を見ることが出来ます。


アクセス:市バス4号系統にて「上賀茂神社前」下車、徒歩7分

長江家住宅

祇園祭の「船鉾」の鉾町にある建物で、元は呉服屋さん。典型的な商家の様相を残す京町家です。
江戸末期から明治・大正にかけて建てられたもので、間口が狭く奥行きの深い「うなぎの寝床」の構造や、糸屋格子に虫籠窓、「おくどさん」と呼ばれる台所がある走り庭など、昔ながらの京町家の暮らしを忍ばせます。
祇園祭の時期は屏風祭も開催し、内部公開もされているお宅ですが、普段の雰囲気はなかなか味わう機会がありません。この機会にぜひ。

アクセス:地下鉄烏丸線「四条」駅下車、徒歩5分

櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅

自然や動物画の名手として知られた明治から昭和前期の日本画家・木島櫻谷の旧宅。
今回のイベントが大正2年に建物ができて以来、初めての一般公開となります。
建物がある北野白梅町周辺は、かつては「絵描き村」と呼ばれ、
櫻谷をはじめ堂本印象など京都の有名な画家たちが多く暮らしていた地域です。
日本家屋である和館と、モダンな洋館、そして画家の家らしく画室が備わっています。
当時は和洋折衷の建物がよく建てられましたが、こちらは洋館は
櫻谷自身が窓や階段などあちこちを自らデザインしています。アーティストの家らしい、こだわりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※公開は7月7日(土)~9月30日(日)の金・土・日・祝限定
アクセス:
市バス50・101・205系統にて「北野白梅町」下車、徒歩7分
       京福電車 北野線「北野白梅町」駅下車、徒歩7分

龍谷大学大宮学舎本館・龍谷ミュージアム

龍谷大学は、寛永16年(1639)に西本願寺が設立した教育機関「学寮」を起源とする伝統ある学校です。その敷地内にある「大宮学舎本館」は、明治12年築の現存する学校建築としては最も古い建物で、重要文化財に指定されています。かつては明治天皇も訪れたとか。
関西における洋風建築の先駆けとなった建物ですが、当時は完全な洋風建築が定着していなかっため、和洋折衷の「擬洋風建築物」となっています。レンガに見せかけて石材だったり、洋風のデザインに見えて和風の文様が彫られていたり、明治ならではの面白さがあちこちに見られます。

期間中は建物見学に加え、龍谷ミュージアムの見学も可能。世界から集まった仏教美術が存分に味わえますよ!
龍谷ミュージアムについてはこちら

公開は8月24日(金)~9月23日(日)の限定
※8月24日(金)13:00~15:00、8月27日(月)、30日(木)、9月3日(月)、9日(日)、10日(月)、18日(火)は休止となります。
※受付は大宮学舎にて行われます。先に大宮学舎にお越しください。

料金:
大人 800円/大学生 700円/高校生 600円/小中学生 300円
アクセス:JR・近鉄「京都」駅から徒歩15分
      市バス205・206系統で「七条大宮・京都水族館前」下車、徒歩2分

清水寺 成就院

室町時代創建の、清水寺の塔頭寺院。幕末の勤王僧として知られた月照上人・信海上人も住職を務めた寺院としても知られます。
庭園は江戸時代初期を代表するもので、
月の光に照らされた庭の美しさを称えて「月の庭」とも呼ばれる名庭園です。豊臣秀吉寄進の「誰が袖(たがそで)手水鉢」をはじめとした変わった形の石が巧みに配された構成も見どころ。
また、
「水琴窟(すいきんくつ)」の涼やかな音色も楽しめます。

※公開は
7月7日(土)~9月2日(日)限定
アクセス:市バス100・206系統で「五条坂」バス停下車、徒歩12分

旧嵯峨御所大覚寺門跡 霊宝館

大覚寺は、平安時代に嵯峨天皇が営まれた離宮をお寺に改めたもので、代々天皇や皇族が住職をつとめた格式の高い門跡寺院です。
霊宝館では、大覚寺所蔵の寺宝の数々と共に、大河ドラマ「平清盛」放映に合わせて源平ゆかりの品々も特別公開。清盛の娘婿にあたる高倉天皇の肖像画「高倉天皇像」(重要美術品)や、源義経が平家討伐の戦いに使用たという名刀「薄緑」(重文)などが展示されます。

アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、北口より徒歩20分
      市バス28系統「大覚寺」下車、徒歩すぐ
 

下鴨神社 本殿 大炊殿

京都でもっとも古い神社のひとつで、葵祭で知られる下鴨神社。その歴史は平安以前、京都に都が置かれるよりも前に遡ります。
 今回は、屋根が美しい曲線を描く流造(ながれづくり)の本殿(国宝)を特別参拝所から間近で拝観、また神社建築としては珍しい、神様のお供物を調理していた台所・大炊殿(重文)もあわせて見学することが出来ます。

アクセス:JR奈良線「東福寺」駅、京阪電車乗り換え「出町柳」駅下車 、徒歩12分
      市バス4・205系統「下鴨神社前」下車、徒歩すぐ


京都の夏を語る上で欠かせないのが、「五山送り火」です。
京都では祇園祭で夏が始まり、五山送り火を終えると夏が終わる、という人もいるくらい、親しまれている行事。
季節の移り変わりを告げる「夜空に浮かぶ炎のアート」とも言えるかもしれません。

でも「送り火」とは何か、どう見ればよいのか、案外知らないことも多いかも...?
ここでは「五山送り火」の豆知識や見所ポイントをご紹介します!
お出かけの前の予習にどうぞ!

「五山送り火」とは?

正確には「京都五山送り火」といいます。
「大文字の送り火」「大文字焼き」とも呼ばれていることがありますが、まず京都の人はその呼び方はしませんのでご注意を。

本来お盆の間にお迎えしていた先祖の霊たちをあの世にお送りする、「精霊送り」のための宗教行事です。
京都盆地を囲む五つの山に「大文字」(東山如意ケ嶽)、「妙法」(松ヶ崎東山・西山)、「船形」(西賀茂船山)、「左大文字」(金閣寺北山)、「鳥居形」(嵯峨鳥居本・曼荼羅山)のかたちが配されています。これに8月16日の20時ごろから次々に火を灯していきます。

起源については諸説ありはっきりしていませんが、「精霊送り」のために火を焚いて松明を灯していた「万灯」が変化したものといわれ、一般庶民にまで浸透したのは室町~江戸時代のこととされています。

かつては現在の5つ以外に、
「い」(市原野)、「一」(鳴滝)、「竹の先に雀」(西山)、「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観音寺山)もあったそうですが、現在は廃れてしまっています。いったいどのような形だったのでしょうか...?

五山送り火に参加しよう!


「送り火」を見るのによいスポットは?

送 り火を全部まとめて見るには、山から離れた視界が開けた場所、または高いところから見ることになります。そのため、文字からは遠くなってしまいますから、ひとつひとつの見え方が小さくなってしまうことは覚悟しましょう。人も多いかもしれません。
(数少ない「全山鑑賞ポイント」としては「船岡山公園」が知られていますが、結構な有名ス ポットなので混雑覚悟!)
ホテル屋上やビルの上階にあるレストランなどが、有料プランを用意している場合もあります。

じっくり楽しむのなら、ひとつの山に絞って見たほうが無難です
準備をしている人たちの様子や、関連行事が楽しめるところもあります。

※なお、当日は山には関係者以外立ち入り禁止ですのでご注意を。

護摩木を納めてみよう!

各山(妙・法を除く)では、送り火の際に焚く護摩木の受付を行っています。
これは一般の方も参加可能!昔から、自分の名前と持病のあるところを書いて納めると、病気が治るといわれています。
護摩木はひとつ300円程度。
各山の近くに受付所が設けられているので、当日までに行ってみましょう。
※ 数に限りがあります。予定時刻より早くなくなってしまう場合もあるので、お求めはお早めに。


五山の鑑賞ポイント


大文字(東山如意ヶ嶽)

「送り火」で最もよく知られる代名詞的な山。一般に「大文字」というとこの山のことを指します。
弘法大師空海に起源を持つといわれ、当日は19時ごろから山上の弘法大師堂で般若心経が上げられます。五山の中で一番最初に点火されます。

点火時間:20:00ごろ
鑑賞スポット:賀茂川堤防西岸
護摩木受付:
銀閣寺門前にて 8月15日 12:00~20:00 /8月16日 6:00~14:30

妙法(松ヶ崎西山・東山)

「妙」「法」の二つセットになっている山。
この二つは同時に始まったわけではなく、まず「妙」が鎌倉時代にでき、その後江戸初期になって「法」が加えられたそうです。
点火の際は絶妙なタイミングで二つの文字に同時に火がつけられる様子が見どころのひとつです。

松ヶ崎題目踊り

15日20:00/16日21:00~
送り火の前日と当日(送り火終了後)日本最古の盆踊りといわれる「松ヶ崎題目踊り」が
涌泉寺にて行われます(見学自由)。
【アクセス】地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅下車、東口より徒歩約12分

点火時間:20:10ごろ
鑑賞スポット:「妙」北山通(ノートルダム女学院附近)、「法」高野川堤防(高野橋北)、地下鉄松ヶ崎駅周辺
護摩木受付:なし


船形(西賀茂船山)

西賀茂にある寺院・西方寺の開祖、慈覚大師が847年、唐留学からの帰りの船上で暴風雨にあったが、南無阿弥陀仏を唱えると嵐が収まって無事帰国できた、という話から、船をかたどったといわれています。点火の際は西方寺の鐘を合図に点火します。
ちなみに西方寺は北大路魯山人の墓があるお寺です。

六斎念仏

空也上人に起源をもつ、踊念仏の一種。重要無形民俗文化財。
送り火の終了後、21時頃から西方寺にて行われます。
【アクセス】京福電鉄北野線「常盤」駅下車、徒歩6分

点火時間:20:15ごろ
鑑賞スポット:北山通、御薗橋周辺
護摩木受付:西方寺門前にて 
8月5日~15日 8:00~16:00/8/16 8:00~10:00

左大文字(大北山)


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金閣寺の近くにあるもうひとつの「大文字」。
形は東山の「右大文字」と似ていますが、規模や点火方法などは異なります。ほかの山よりは遅れて登場した山のようで、以前は横に一角加えて「天」の字だった時代もあるとか。

点火時間:20:15ごろ
鑑賞スポット:西大路通(四条~衣笠・金閣寺)
護摩木受付:金閣寺門前にて
8月15日 9:00~15:00/8月16日 7:00~14:00

鳥居形(嵯峨鳥居本・曼荼羅山)


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ほかの4つの山からは離れた、嵐山・広沢池の近くにあります。そのため京都の市街地からでも見える箇所が少なくなります。
点火方法もほかと異なり、井形に火床を組むのではなく、松明を燭台に乗せるかたちで火を灯します。

点火時間:20:20ごろ
鑑賞スポット:松尾橋、広沢池、嵯峨清涼寺北
護摩木受付:化野念仏寺駐車場にて 8月3日~15日 10:00~16:00/8月16日 9:00~15:00

関連リンク

京都五山送り火(京都市観光協会HP)
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.html

京都新聞・五山送り火
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/index.php

京都五山送り火・鑑賞ポイントはここ!
http://bigkarasu.com/


【そのほかにも京都の夏のイベントはいろいろ!こちらもチェック!】

・ 京都をぐるっと歩いてみた。「夜の京都」編(京の七夕、燈明会など)
http://www.kyotodeasobo.com/art/theme/gurutto/summer/

・ 夏のミステリーアートスポット7選
http://www.kyotodeasobo.com/art/pickup/mystery-spot/
いつも「京都で遊ぼうART」をご覧頂きまして、ありがとうございます。
「京都で遊ぼうART」運営事務局では、以下の期間、誠に勝手ながら夏季休業とさせて頂きます。

2012年8月14日(火)~2012年8月16日(木)

この期間に頂きましたお問合せにつきましては、8月17日(金)以降の対応となります。
(なお、土日祝日は通常、カレンダー通りにお休みを頂いております)

ご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。


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