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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「京都ARTNEWS」アーカイブ

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太田 達(茶人)、河原 司(建築家)、ダニエル・ペシオ(ヴィラ九条山レジデント、調香師)が、空間と時間をめぐる旅にみなさんを誘います。
この討論会では、各々の専門領域が交流しあうことで、それぞれが抱く時空間の次元についての問いが刷新されることでしょう。空間と時間の対立性、相補性、相対性を経験できる、この瞬間を共有してみませんか。


空間と時間をめぐるランデヴー

日時:2019年12月13日(金)18:30~20:30
出演:太田 達(茶人)、河原 司(建築家)、ダニエル・ペシオ(ヴィラ九条山レジデント、調香師)
モデレーター:ウスビ・サコ(建築家、京都精華大学学長)
料金:無料
※逐次通訳付

会場・お問合せ

アンスティチュ・フランセ関西-京都 サロン
TEL:075‐761-2105
MAIL:kansai@institutfrancais.jp
URL:https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/rv20191213/

〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町8
【京阪】「出町柳」駅下車、徒歩12分
【市バス】31・65・201・206号系統にて「京大正門前」下車すぐ
【京都バス】18号系統にて「東一条」下車
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1697年以降、シンデレラ物語はフランスのベルサイユ宮殿を中心に世界に流行しました。
18世紀マリー・アントワネットの時代から19世紀皇妃エリザベートの時代、そしてシャネルやディオールが活躍した時代まで、1800年代~1960年代のシンデレラ絵本に描かれたファッションを、KCI(京都服飾文化研究財団)コレクションを初めとする歴史的な衣装のイメージを参照しながら、服飾史の視点を交えて読み解きます。

おとぎ話であるシンデレラの世界を視覚化した絵本は、実は現実のファッションともリンクしています。
素直で優しいシンデレラ。でも魔法によって美しいドレスや靴を身につけられなかったとしたら、王子様とは出会えなかったかもしれません。なぜ人はオシャレをするのか?ファッションが導く可能性をシンデレラ絵本のファッションを通してお話をしたいと思います(講師陣)

「ファッションから紐解く世界のシンデレラ 」
~宮廷時代からアール・デコ、そしてニュールックの時代まで~

日時:2019年11月30日(土)13:00~17:00(12:30受付開始)
講師:かわたまさなお(シンデレラコレクター)、新居理絵(京都服飾文化研究財団 学芸員)
会場:ワコールスタディホール京都
料金:1,100円(税込/要申込)

※このイベントの申し込みには、スクール会員登録(無料)が必要です。
※申込・詳細についてはワコールスタディホール京都のイベント公式ページをご確認ください。

かわたまさなお

1966年生まれ。株式会社アトランスチャーチ代表取締役社長、プリンセスミュージアム主宰。
化粧品・医薬品などのプロダクトデザインを手がけ、30歳でイギリス・ロンドンに渡る。帰国後32歳でアツギ株式会社のアートディレクターに就任、デザイン部のヘッドとしてクリエイティブを手がける。 2002年、株式会社アトランスチャーチ設立。デザイン会社・製造メーカー会社を経営する本業の傍ら、30年以上集め続けているアンティーク絵本のコレクションを元に「シンデレラコレクター」として展覧会・イベント等を主催。テレビや雑誌などのメディアにも出演し、活躍の場を広げている。 「世界で一番多くのシンデレラを見ている」人物であり、2018年にはシンデレラコレクターとしてギネス世界記録に認定された。著書に「世界のシンデレラ」(2019年 PHP研究所)がある。

新居理絵

関西学院大学卒業。1990年より京都服飾文化研究財団(KCI)学芸課に勤務。2010年よりキュレーター。長年KCIのファッション展に携わり、『Future Beauty』(Merrell Publishers, 2010)、『Kimono Refashioned』(Asian Art Museum, San Francisco 2018)(共に深井晃子監修)展図録では共同編集を手掛ける。
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2020年3月21日にリニューアルオープンとなる京都市京セラ美術館。
その建物がついに完成!新しくなった美術館の姿、新たな見どころを、11月15日に行われたプレスレビューの内容も併せて、詳しくレポートします!

《文:そめかわゆみこ|写真=浜中悠樹》

■ 過去のレポートはこちら!
【レポ】《1》京都市京セラ美術館リニューアル!リニューアル内容&オープニング・ラインナップ発表

■ 工事中の様子やインタビューなどの特集はこちら!
京都MUSEUM紀行。Special【京都市美術館 リニューアル特集】



本館編


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まずは今回のリニューアルを手掛けた青木淳館長自らによるレクチャーから。
美術館が建てられた当時の写真や設計図面なども交えてお話しくださいました。

青木館長がリニューアルに当たって大切にされたのは、建物の外観に手を入れるのではなく、「建物が持っていた潜在的な価値を発掘し直すこと」。

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京都市京セラ美術館本館の建物は昭和8年(1933)築。日本では現存最古の公立美術館建築です。
開館から約80年を経た建物には、現在では使われていない空間や、見落とされている場所がある。その"隙間"を見つけ出し、現代のニーズや求められる機能に対応しつつ活かす、ということをコンセプトとしたそうです。

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歴史ある岡崎の地に建つ歴史ある美術館に、新たな歴史の層を加える今回のリニューアル。
それはどのような形になったのでしょうか?


京セラスクエア|ガラス・リボン


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「建物の潜在的な価値を発掘し直す」。そのコンセプトは来館者が最初に足を踏み入れる場所・エントランスで既に感じられます。

リニューアルにより、入口前には広々としたスロープ広場「京セラスクエア」、そして建物地下に新たにガラス張りの「ガラス・リボン」が構築されました。
今後はこちらのガラス・リボンが本館へのメインエントランスとなります。

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ガラス・リボンは地面を掘り下げた半地下構造になっているため、建物の元の外観にもほとんど影響を与えていません。
同時に周囲のエリアとも隔たりのない、開放的な空間を生み出しています。
広場が緩やかな坂道になっているところも、自然と外から美術館の中に案内されていくような流れを生んでいます。

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中に入ってから外を見ると、地上の人がとても近くに見え、外との一体感も感じられます。
北側にはショップが、反対の南側にはカフェスペースが設けられる予定。

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なお、今までの玄関前は、広場と併せてイベント時の舞台などとして活用できるようになっています。


メインエントランス|中央ホール


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メインエントランスから奥に進むと、カウンターやクロークがあります。

このスペースは、実は元々建物の創建当初からあった地下室を活用したもの(東西南北に設けられた入口それぞれに設置されていたそうです)。昔は靴をぬいで入館していたので、その際に靴を預かる下足室として使われていたのだとか。(当時は階段のあたりがバックヤードになっていたそうです)

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重厚な柱上の装飾はその当時のまま!柱の外装や床のタイル(一部)も昔のオリジナルが使われています。

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ちなみに、一部装飾の無い柱があります。これは昔倉庫だったスペースの名残で、来館者の目には触れないので、装飾が省かれたのだとか。

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エントランスから大階段を抜けると...

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本館建物の中心となる大きな中央ホールが広がります。
以前は大陳列室と呼ばれていたエリアで、リニューアル後、来館者はここからさまざまな展示室に移動することができます。本館はどの部屋からもこちらの中央ホールへ抜けられる構造になっているので、もし館内で迷った場合は、まずこちらを目指すといいそうですよ。

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階段を上がってバルコニーから見るとこんな感じに。窓から自然光が入り、真っ白に統一された壁と相まってとても明るい空間になっています。照明は昔のものと似たデザインで新調されています。

天井の高さは16mもあり、大きな幕や作品も吊り下げることができる仕様になっています。吹き抜けで開放感も抜群です。
吹き抜けは構造上音が響きやすくなるため、吸音材を入れて適度に抑えられています。
こちらの床は元々のフローリング材にできるだけ近いものが使われています。他の部分でも、一部はオリジナルを磨いて再利用されたそうです。


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