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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「アートの楽しみ方」アーカイブ

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京都文化博物館のフィルムシアターで「ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ4」が3月1日から3月31日まで開催されています。

同映画祭は、日本の青春映画、アニメ映画の傑作を計39作品1日2作品日替わりで上映するイベントになっており、ゲストを招いたトークショー、ワークショップなどの連動企画が盛り沢山です。 これから暖かくなる季節、こたつを抜け出して京都文化博物館へ映画を見に行くのは、どうでしょうか。 普段見られない作品との出会いや、大好きな作品を大画面で見られる貴重なチャンスですよ。


寅さんから京アニ作品まで、青春映画が京都文博に大集合!


「青春映画の世界に寄り道してみては如何ですか?」をコンセプトに選ばれた上映作品。

今回は"寅さん"でおなじみの『男はつらいよ』シリーズをはじめ、国民的スター・高倉健主演の『野生の証明』、オダギリジョー主演で新作が期待される小栗康平監督の『伽倻子のために』などが登場します。

アニメ映画では、往年の東映アニメから90年代にヒットしたテレビシリーズの劇場版(『機動戦艦ナデシコ』『『∀ガンダム』)を中心に東映マンガ祭りを彷彿とされるラインナップとなっています。
また、文化庁メディア芸術祭新人賞受賞記念として京都の街並みや商店街を舞台にした地元、京都アニメーション製作の『たまこラブストーリー』を凱旋上映されます。
(ちなみにARTスタッフのおススメは、『攻殻機動隊』の押井守がポーランドで制作した『アヴァロン』です。 )

連動企画有り、バラエティ豊かな青春映画祭


往年の特撮映画小特集


今年は映画祭の目玉として、往年の特撮映画を小特集!

ハリウッド版ゴジラに多大な影響を与えた監督・本多猪四郎の怪作『マタンゴ』を始め、現在の妖怪ブームの元祖とも言える『妖怪百物語』『妖怪大戦争』、岡本太郎がデザインした宇宙人が登場する『宇宙人東京に現わる』など、計11作品が上映されます。
また、平成ウルトラマンシリーズの監督による特撮技術のワークショップも開催されます。

映画館との連動企画


オトナノヨリミチ 夜の青春映画特集 Vol.2
映画館との連動企画として、京都みなみ会館では、『劇場版 銀河鉄道999』シリーズのオールナイト一挙上映。あわせて、同作の監督であるりんたろう氏と『新耳袋』の木原浩勝氏をゲストに迎えたトークショーが開催されます(ちなみに前売り、当日券がなんと500円!)

ヨリ道のススメ 立誠編 ~怪奇と恐怖と映画の魔~
立誠シネマでは、怪奇・恐怖をテーマにJホラーの立役者であり『リング』の脚本家である高橋洋氏を招いたトークショーと、高橋氏がセレクトした円谷プロ制作の怪奇特集などバラエティに飛んだプログラムになっています。
(元小学校で見る怪奇、恐怖映画は、なんとも不気味な感じがしますね... )

映像学科必見!500円で一日見放題!


映画祭の特徴として、京都文化博物館の入場料で2作品が鑑賞可能になっています。

料金は、一般が500円、大学生は400円、なんと小中高生は無料です。また、同博物館の友の会に入会すれば(年間費4000円)開催期間中は、もちろん映画を含む総展示が一年間無料となるお得なプランもあります。

ぜひ映画が好きな学生や映像を勉強している大学生は、この春休みを利用して京都文化博物館にヨリ道をしてみてはいかがでしょうか!


京都に今年も芸術の秋がやってきました!
2014年秋の京都は注目の展覧会やアートイベントが盛りだくさん。日中も過ごしやすくなってきたお出かけ日和の時期に、ぜひチェックしておきたい展覧会をピックアップしてご紹介します。
アートを楽しむ京都の一日、この機会にいかがですか?

*****

第1回目の注目スポットは、岡崎公園
京都でも美術館やギャラリー、イベント会場が集まる文化ゾーンです。
今年は向かい合う京都市美術館と京都国立近代美術館がともに「ジャポニスム」に関する展覧会を開催します。(別に打ち合わせたわけではなく、同時期の開催となったのは本当に偶然だそう)
相互割引も行われるので、つながりのあるテーマ同士、はしごで行ってみるのもありかも?


ホイッスラー展

京都国立近代美術館 2014年9月13日~11月16日

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ホイッスラーは、19世紀末~20世紀初頭にかけて活躍したアメリカ人画家。印象派とほぼ同時期の人で、イギリスやフランスを拠点にしていたこともあってモネらとも親しくしていたそうです。

このホイッスラーが主張していたのが「唯美主義」です。
それまでの西洋美術は歴史の一場面や宗教の物語などを題材にしたものが主流で、画面にキーアイテムを描いて何かしらの意味を暗示したり、といったことがよくありました。しかし、ホイッスラーは「絵画は教訓を伝えるためにあるものではない」とそれを否定。端的にいえば、物語性の有無は絵自体の美しさとは関係ない!ということを唱えたのです。

つまり、ホイッスラーの絵を見るときに、この絵の背景にはこういう物語が...この仕草はこういうことの暗示で...タイトルからして...といったことは考えなくてもよし。素直に絵の美しさや面白さを楽しめばよいのです。(そもそも、ホイッスラーは絵と全く関係のないタイトルをつけてそこの関連性を否定しています)

ホイッスラーがより美しい絵を描くために自らの画風において大切にしたのは、色の配色やコントラスト、そして構図のとり方でした。この点には、日本の美術が大いに影響を与えています。また、ホイッスラーは随所に日本の絵団扇や着物などもモチーフとして描きこんでいます。そのため、ホイッスラーは「ジャポニスムの巨匠」としても知られています。

日本美術のどこにホイッスラーが惹かれたのか、ホイッスラーにとっての「ジャポニスム」を絵の中に探して見ると、より楽しめるかもしれません。

学芸員さんにお伺いしたところ、絵そのものだけでなくサインの仕方も日本を意識したものなのだとか。日本の花押にインスピレーションを受けてデザインした絵のようなサイン、ぜひ会場で探して見てください。

■ 「ホイッスラー展」の詳細についてはこちら


ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展

京都市美術館 2014年9月30日~11月30日

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そもそもジャポニスムってなに?という方は、まずこちらの展覧会から見るとよりわかりやすいかも!
10万点を超える充実した日本美術コレクションと印象派のコレクションで有名なアメリカ・ボストン美術館から、「ジャポニスム」をテーマに選んだ約150点の作品を一挙公開する展覧会です。

ジャポニスムとは19世紀末~20世紀はじめにかけて、日本の美術品が欧米で大流行した現象のこと。この展覧会では、最初期の作品からはじまり、モチーフや主題ごとに作品をわけてジャポニスムの広がりや影響を紹介しています。

この展覧会は、西洋の作品と、それに関係のある浮世絵などの日本の作品を一緒に展示しているところがポイント。両方見比べて、似ているところや影響しているところを探して見るとより楽しめますよ!
工芸品なども、日本の技法をなんとか再現しようと苦心している様子が伺えたり...また、日本では道具として考えられていたものが欧米では「素敵なデザイン!」ととらえられていたり。
欧米と日本の視点の違いや、影響の大きさを実際の作品を通して感じられる展覧会です。
西洋と日本の絵や工芸品を色々まとめて見られるところも、最後まで飽きずに楽しめるポイントかもしれません(笑)

展覧会グッズも気合が入った品々がいっぱい!モネの「ラ・ジャポネーズ」とリラックマのまさかのコラボレーションなどは必見ですよ!

「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」についてはこちら

■ 展覧会の内覧会フォトレポートはこちら(Facebookページ)



岡崎公園アートフェスティバル 2014
artDive 2014

岡崎公園アートフェスティバル:2014 2014年10月11日・12日
artDive 2014:2014年10月25日・26日
ともに みやこめっせ(京都市勧業館)

秋はイベントも多数開催される時期!
みやこめっせでは2週続けて、大型のアートフェアが開催されます。
作家さん本人がブースを出店し、自分の作品を展示販売するアートフェアは、手ごろな価格でアート作品をゲットできたり、普段なかなか出会う機会の少ない作家さんと直接交流ができるチャンス。
この機会に、素敵なアートに出会ってみてください!
美味しい手づくりお菓子などが楽しめたり、ワークショップで実際に作品を作ったり、ライブパフォーマンスを見たり、楽しみ方は色々ですよ。

《岡崎公園アートフェスティバル2014》
2日間に渡り、アート&クラフト作品を作家本人が直接展示・販売します。ジャンルは不問、ベテラン作家から若手アーティストまで多彩な作品が並びます。
手作りワークショップや飲食ブースもあり。貴方の暮らしを彩るアート&クラフトを見つけてください! http://okazakipark-artfes.net/


《artDive 2014》
2009年から開催されている、若手アーティスト限定のアートフェア。出展数はなんと500!関西でも最大級の規模になっています。
絵画や写真、オブジェなどハイクオリティなアートから、手軽に暮らしに取り入れられるポストカード、雑貨やアクセサリーまで幅広いラインナップ。展示を見るだけでも、ギャラリーをめぐっているような感覚で楽しめます。作家さんが直接指導してくれるワークショップ(予約制)や、実際にその場で絵が出来上がっていく過程を見られるライブペインティングも開催されます!
http://www.artdive.net/

■ その他のアートフェア・手づくり市イベントについてはこちら
 → 【特集】京都の手づくり市まとめ

毎年恒例の「京の夏の旅」。今回は主に「建築と庭園」が特集されています。
神社を管理する社家が暮らした日本家屋をはじめ、京都を支えた町衆の暮らした京町家、モダンの香り漂う洋風建築などがラインナップ。また、神社や寺院の建物もこの時期限定公開されているところがあります。
暑い京都の夏ですが、夏の期間だけ見られる施設に出かけてみてはいかがでしょう?
各公開施設ではガイドさんの案内もありますよ!

京の夏の旅 2012 文化財特別公開
~京の建築・庭園美~社家・町家・洋館と庭園
2012年7月7日(土)~9月30日(金)

(期間は場所によって異なります。詳細は各施設にご確認ください)

時間:10:00~16:00
料金:大人 600円/小学生 300円(一部施設は料金が異なります)
お問い合わせ:
京都市観光協会 TEL:075-752-7070

京の夏の旅2012 キャンペーンページ:http://www.kyokanko.or.jp/natsu2012/index.html


伏見稲荷大社 荷田春満旧宅・お茶屋

朱塗りの千本鳥居で有名な、全国のお稲荷さんの総本山・伏見稲荷大社。
その社家(神官・宮司さんの家)に生まれた江戸時代の歌人・国学者の荷田春満(かどのあずままろ)の旧宅です。
式台付き玄関や花頭窓のある出書院、違棚を備えた書院式の建物があり、屋敷の北と南には庭園が配置され、風通しのよくなるように工夫された日本家屋となっています。
同時公開のお茶屋は、後水尾天皇から拝領した、昔の御所の一部だった建物で、重要文化財に指定されています。
稲荷山を借景にした庭園や、宗像志功の筆による絵画などと合わせて楽しめます。

料金:
大人 800円/小学生 400円(通常料金とは異なります)
アクセス:JR奈良線「稲荷」駅下車すぐ、または京阪本線「伏見稲荷」駅下車徒歩5分
※ 伏見稲荷大社の境内敷地内にあります。

上賀茂社家・梅辻家住宅

葵祭で知られる、上賀茂神社。神社の周辺には神官の住む社家が数多く立ち並んでおり、景観保護区域に指定されています。
梅辻家は中でも「賀茂七家」の一つに数えられた由緒ある家柄です。
現在の建物は江戸時代後期のもので、現存する賀茂七家の屋敷で唯一残る建物となっています。
書院は約250年前に御所にあった学問所を移築したもの。床の間や付書院を設けた黒書院造で、格式を備えた意匠が見られます。
他にも、高貴な人と他の人の入口が別になっていたり、鳥居をあしらった玄関があったりと社家らしい特徴を見ることが出来ます。


アクセス:市バス4号系統にて「上賀茂神社前」下車、徒歩7分

長江家住宅

祇園祭の「船鉾」の鉾町にある建物で、元は呉服屋さん。典型的な商家の様相を残す京町家です。
江戸末期から明治・大正にかけて建てられたもので、間口が狭く奥行きの深い「うなぎの寝床」の構造や、糸屋格子に虫籠窓、「おくどさん」と呼ばれる台所がある走り庭など、昔ながらの京町家の暮らしを忍ばせます。
祇園祭の時期は屏風祭も開催し、内部公開もされているお宅ですが、普段の雰囲気はなかなか味わう機会がありません。この機会にぜひ。

アクセス:地下鉄烏丸線「四条」駅下車、徒歩5分

櫻谷文庫 木島櫻谷旧宅

自然や動物画の名手として知られた明治から昭和前期の日本画家・木島櫻谷の旧宅。
今回のイベントが大正2年に建物ができて以来、初めての一般公開となります。
建物がある北野白梅町周辺は、かつては「絵描き村」と呼ばれ、
櫻谷をはじめ堂本印象など京都の有名な画家たちが多く暮らしていた地域です。
日本家屋である和館と、モダンな洋館、そして画家の家らしく画室が備わっています。
当時は和洋折衷の建物がよく建てられましたが、こちらは洋館は
櫻谷自身が窓や階段などあちこちを自らデザインしています。アーティストの家らしい、こだわりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※公開は7月7日(土)~9月30日(日)の金・土・日・祝限定
アクセス:
市バス50・101・205系統にて「北野白梅町」下車、徒歩7分
       京福電車 北野線「北野白梅町」駅下車、徒歩7分

龍谷大学大宮学舎本館・龍谷ミュージアム

龍谷大学は、寛永16年(1639)に西本願寺が設立した教育機関「学寮」を起源とする伝統ある学校です。その敷地内にある「大宮学舎本館」は、明治12年築の現存する学校建築としては最も古い建物で、重要文化財に指定されています。かつては明治天皇も訪れたとか。
関西における洋風建築の先駆けとなった建物ですが、当時は完全な洋風建築が定着していなかっため、和洋折衷の「擬洋風建築物」となっています。レンガに見せかけて石材だったり、洋風のデザインに見えて和風の文様が彫られていたり、明治ならではの面白さがあちこちに見られます。

期間中は建物見学に加え、龍谷ミュージアムの見学も可能。世界から集まった仏教美術が存分に味わえますよ!
龍谷ミュージアムについてはこちら

公開は8月24日(金)~9月23日(日)の限定
※8月24日(金)13:00~15:00、8月27日(月)、30日(木)、9月3日(月)、9日(日)、10日(月)、18日(火)は休止となります。
※受付は大宮学舎にて行われます。先に大宮学舎にお越しください。

料金:
大人 800円/大学生 700円/高校生 600円/小中学生 300円
アクセス:JR・近鉄「京都」駅から徒歩15分
      市バス205・206系統で「七条大宮・京都水族館前」下車、徒歩2分

清水寺 成就院

室町時代創建の、清水寺の塔頭寺院。幕末の勤王僧として知られた月照上人・信海上人も住職を務めた寺院としても知られます。
庭園は江戸時代初期を代表するもので、
月の光に照らされた庭の美しさを称えて「月の庭」とも呼ばれる名庭園です。豊臣秀吉寄進の「誰が袖(たがそで)手水鉢」をはじめとした変わった形の石が巧みに配された構成も見どころ。
また、
「水琴窟(すいきんくつ)」の涼やかな音色も楽しめます。

※公開は
7月7日(土)~9月2日(日)限定
アクセス:市バス100・206系統で「五条坂」バス停下車、徒歩12分

旧嵯峨御所大覚寺門跡 霊宝館

大覚寺は、平安時代に嵯峨天皇が営まれた離宮をお寺に改めたもので、代々天皇や皇族が住職をつとめた格式の高い門跡寺院です。
霊宝館では、大覚寺所蔵の寺宝の数々と共に、大河ドラマ「平清盛」放映に合わせて源平ゆかりの品々も特別公開。清盛の娘婿にあたる高倉天皇の肖像画「高倉天皇像」(重要美術品)や、源義経が平家討伐の戦いに使用たという名刀「薄緑」(重文)などが展示されます。

アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、北口より徒歩20分
      市バス28系統「大覚寺」下車、徒歩すぐ
 

下鴨神社 本殿 大炊殿

京都でもっとも古い神社のひとつで、葵祭で知られる下鴨神社。その歴史は平安以前、京都に都が置かれるよりも前に遡ります。
 今回は、屋根が美しい曲線を描く流造(ながれづくり)の本殿(国宝)を特別参拝所から間近で拝観、また神社建築としては珍しい、神様のお供物を調理していた台所・大炊殿(重文)もあわせて見学することが出来ます。

アクセス:JR奈良線「東福寺」駅、京阪電車乗り換え「出町柳」駅下車 、徒歩12分
      市バス4・205系統「下鴨神社前」下車、徒歩すぐ




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