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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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「アートの楽しみ方」アーカイブ

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2019年9月に京都で開催される国際博物館会議(ICOM)のプレイベントとして、#京都謎解きミュージアム 巡り「古き学び舎と封印の石」が1月17日~3月17日の日程で開催!その記者発表と体験会に参加してきました。

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毎年この時期にはミュージアムを巡るスタンプラリーイベントが行われてきましたが、今回は陰陽師見習の少女・しずくを主人公にしたストーリー仕立て。人気声優さん演じるキャラクターと共に謎解きをしながら4つの施設を巡る、RPGのような感覚で楽しめる新しいラリーイベントになっています。

今回会場となる施設は、記者発表の行われた漢検・漢字ミュージアムと、京都市学校歴史博物館、京都芸術センター、京都国際マンガミュージアム。
元々明治時代に京都の街衆たちが建てた"日本初の小学校"番組小学校の跡地を利用している施設です。電車やバスはもちろん、徒歩でも移動可能な程度の距離感なので、街歩きついでにも参加できますよ♪

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予め購入したゲームキット(写真)とスマートフォンでアクセスするブラウザゲームを使って楽しむ仕様で、ストーリーや問題はスマートフォンを見ながら進めていきます。
(なお購入は会場施設や京都駅内の観光案内所「京なび」等で可能で、当日でもOKです!)

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体験会では出演声優の一人で主人公しずくの友人・あきこを演じた森嶋優花さんが、実際に謎解きに挑戦!

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会場が漢字ミュージアムということで、問題は漢字にまつわる内容。展示を見ながら問題を解いていきます。謎解き初心者さんでも挑戦しやすい難易度...ということですがなかなか歯ごたえもあり、森脇さんも真剣そのもの!「わかったときはとてもスッキリしました!」と話してくださいました。
※問題の内容は実際のイベントで使われるものとは異なります。

問題は展示をじっくり見て解いていくスタイルで、随所に施設の紹介などの解説もあり、ミュージアムにあまり足を運んだことがない人でも、物語を通して自然と各施設の見どころを楽しめる仕掛けになっています!
また、実際のイベントで出される謎にはヒントも添えてあるので安心。一人はもちろん、グループでワイワイ話し合いながら遊ぶのも楽しそうです。

ちなみに森嶋さんは京都のご出身!今回演じられた役柄も京都育ちの女の子ということで、少しでも京都らしさを感じてほしいとセリフを京都弁にされたそう。こちらも聞き所ですね!

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「生まれ育った京都に関わる仕事をしてみたいと思っていたので、今回のお話をいただいて嬉しかったです。謎解きを通して京都の魅力や歴史について発見があり、初めての方もずっと京都にいる人でも新しいことがわかって楽しめる内容になっていると思います。本編にもぜひ挑戦してみてください」と森嶋さん。

なお、クリア後にはアンケートに答えると声優さんの特典ボイスや限定画像のご褒美があるほか、抽選でサイン色紙や博物館からの記念品プレゼントもあります!
この機会に謎解きをしながら楽しくミュージアムを巡ってみてはいかがでしょうか?

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ちなみに、物語のプロローグ的内容にもなっている体験版がイベント公式ページで遊べるようになっているので、興味のある方はプレイしてみては♪
(プロローグ版は現地に行かなくても楽しめる内容です)


詳細・お問合せ

開催期間:2019年1月17日(木)~3月17日(日)
料金:一般2,500円/中高生1,600円
※当日購入可・会場施設4館の入館料含む
※会場施設の他、京都市内の観光案内所にて販売
※当日購入の際、京都市営バス・地下鉄の一日乗車券を提示すると100円引き
※前売はセブンチケットにて。後日、京都市学校歴史博物館にて引換

■ 京都謎解きミュージアム巡り「古き学び舎と封印の石」公式ページ
http://game.nazotown.jp/kyotomuseum/

■ 公式twitter
https://twitter.com/miyakomanabi

国際博物館会議ICOM KYOTO2019
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2018年6月8日(金)からスタートする「生誕150年 横山大観展」(京都国立近代美術館)の内覧会に行ってきました!

2018年はちょうど、明治150年=大観生誕150年&没後60年というトリプル節目の年!ということで企画されたのがこの展覧会。大観の画業の変遷を、全国各地のコレクションから集結した教科書にも載るような代表作揃いで見られる、とても豪華内容です。

***

近代日本画の巨匠・横山大観は明治元年に生まれ、昭和33年に89歳で亡くなるまで絵を描き続けました。
彼は明治・大正、昭和の戦中・戦後という激動の時代をまたにかけて生きた人。その作品には各時代における彼の姿勢が反映されています。
展覧会も、大観の絵の移り変わりがわかりやすいよう、各時代ごとに章立てた形で構成されていました。

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例えば明治時代はいわば「実験の時代」。岡倉天心に師事した大観は、師匠からの難題に応えるように表現の幅を広げ、ユニークな作品を多数生み出しました。

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なかにはハレー彗星など、他の人が描かないような題材も!また、かわいいリスなど動物を描いた作品もあり、絵に詳しくなくても楽しめる作品が多く見られます。

また、特に今回は初期の作品に注目されたとのこと。まだ若描きの頃のまだ未熟さが残る絵も独特の味わいがあり、面白いものが並びます。

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例えば今回約100年ぶりに発見された作品「百衣観音」。、組まれた足はまだちょっと描き慣れなさを感じますが、観音様をインド人女性風に描いているユニークな一品なのです。



続く大正時代は、より画風を発展させ、色彩感を追求した時代。
琳派の表現に学んだ色鮮やかで華やかな着色画や、モノクロームでありながら色彩感を感じさせる水墨画などが並びます。

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ここの見どころは"日本一長い画巻"、全長40mもある水墨画《生々流転》(重要文化財)!
水が川になって流れていく様を人生に重ねて描いたといわれる大作です。
京都会場ではこれを展示するために、横幅18mもある特製ケースを用意!3回に分けてその全体を公開するとのこと。これはリピートする理由になりますね!


そして昭和時代は、日本的美の意識を強め、繊細な描写が増えた時代とのこと。
大観といえば富士山などをモチーフにした作品が有名ですが、そういった昔から愛されてきた
日本らしさのあるモチーフの作品を手掛けたのは画業の後半が多いのだそうです。

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この時期を代表する作品が、「紅葉」(足立美術館)と「夜桜」(大倉集古館)。
所蔵元がまったく異なり普段はまず一緒に見ることはできないこの2点が、展覧会では夢の共演を果たします!
色鮮やかな2点の屏風絵が並ぶ光景は、まるで違う季節をそれぞれ窓から眺めているような感覚が味わえますよ。

なお、2点同時公開は前期限定なのでご注意を。入替で後期からはこれまた代表作の「群青富士」や「屈原」が登場予定ですよ。


展示総数は89点とのことですが、一度の展示数は約50点。それを大小合わせて4回ほど展示替で公開を予定しているそうです。なかにはたった一週間から公開されない「無我」などの作品もあるので、コンプリートするにはリピート必須です!
しかし大観の作品は全国各地に散らばっているので、代表作をまとめて見られるのは貴重な機会。このチャンスをぜひお見逃しなく~!

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ちなみに今回のグッズラインナップはこんな感じ。
「群青富士」のポップな色合いを活かした作品が目を引きますね。トートバッグがかわいい!
並べて日本一長い画巻「生々流転」を再現できるトランプなどユニークなグッズも。
こちらもチェックしておきたいですね!
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京都文化博物館のフィルムシアターで「ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ4」が3月1日から3月31日まで開催されています。

同映画祭は、日本の青春映画、アニメ映画の傑作を計39作品1日2作品日替わりで上映するイベントになっており、ゲストを招いたトークショー、ワークショップなどの連動企画が盛り沢山です。 これから暖かくなる季節、こたつを抜け出して京都文化博物館へ映画を見に行くのは、どうでしょうか。 普段見られない作品との出会いや、大好きな作品を大画面で見られる貴重なチャンスですよ。


寅さんから京アニ作品まで、青春映画が京都文博に大集合!


「青春映画の世界に寄り道してみては如何ですか?」をコンセプトに選ばれた上映作品。

今回は"寅さん"でおなじみの『男はつらいよ』シリーズをはじめ、国民的スター・高倉健主演の『野生の証明』、オダギリジョー主演で新作が期待される小栗康平監督の『伽倻子のために』などが登場します。

アニメ映画では、往年の東映アニメから90年代にヒットしたテレビシリーズの劇場版(『機動戦艦ナデシコ』『『∀ガンダム』)を中心に東映マンガ祭りを彷彿とされるラインナップとなっています。
また、文化庁メディア芸術祭新人賞受賞記念として京都の街並みや商店街を舞台にした地元、京都アニメーション製作の『たまこラブストーリー』を凱旋上映されます。
(ちなみにARTスタッフのおススメは、『攻殻機動隊』の押井守がポーランドで制作した『アヴァロン』です。 )

連動企画有り、バラエティ豊かな青春映画祭


往年の特撮映画小特集


今年は映画祭の目玉として、往年の特撮映画を小特集!

ハリウッド版ゴジラに多大な影響を与えた監督・本多猪四郎の怪作『マタンゴ』を始め、現在の妖怪ブームの元祖とも言える『妖怪百物語』『妖怪大戦争』、岡本太郎がデザインした宇宙人が登場する『宇宙人東京に現わる』など、計11作品が上映されます。
また、平成ウルトラマンシリーズの監督による特撮技術のワークショップも開催されます。

映画館との連動企画


オトナノヨリミチ 夜の青春映画特集 Vol.2
映画館との連動企画として、京都みなみ会館では、『劇場版 銀河鉄道999』シリーズのオールナイト一挙上映。あわせて、同作の監督であるりんたろう氏と『新耳袋』の木原浩勝氏をゲストに迎えたトークショーが開催されます(ちなみに前売り、当日券がなんと500円!)

ヨリ道のススメ 立誠編 ~怪奇と恐怖と映画の魔~
立誠シネマでは、怪奇・恐怖をテーマにJホラーの立役者であり『リング』の脚本家である高橋洋氏を招いたトークショーと、高橋氏がセレクトした円谷プロ制作の怪奇特集などバラエティに飛んだプログラムになっています。
(元小学校で見る怪奇、恐怖映画は、なんとも不気味な感じがしますね... )

映像学科必見!500円で一日見放題!


映画祭の特徴として、京都文化博物館の入場料で2作品が鑑賞可能になっています。

料金は、一般が500円、大学生は400円、なんと小中高生は無料です。また、同博物館の友の会に入会すれば(年間費4000円)開催期間中は、もちろん映画を含む総展示が一年間無料となるお得なプランもあります。

ぜひ映画が好きな学生や映像を勉強している大学生は、この春休みを利用して京都文化博物館にヨリ道をしてみてはいかがでしょうか!




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