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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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2019年7月アーカイブ

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鴨川のほとりにある、ドイツ人アーティストのレジデンス施設「ヴィラ鴨川」では、現在ドイツの芸術家たちが滞在し、京都を拠点にさまざまな創作活動を行っています。

ここで開催される「Creators@Kamogawa」は、日本とドイツのクリエイターがアートを語り合うイベントシリーズ。毎回2つのテーマで濃密なトークを展開しています。

トークの後には館内のドイツカフェ「カフェ・ミュラー」にて、ドイツビールやおつまみを片手に楽しめる交流会も開催。滞在中のドイツ人芸術家の作品もモニターにてご覧いただけます。
お気軽にご参加ください!

カルチャートークCreators@Kamogawa
「建築とコレオグラフィー」
「AIは家族になれるか」

日時:2019年7月27日(土)15:00~
※入場無料(カフェでの飲食代は別途となります)
※日独同時通訳付き

出演

《第1部》
カイ・フィンガレ(建築家)
永山祐子(建築家)

《第2部》
ジャンヌ・フォークト(文化芸術論/キュレーター)
池上高志(複雑系研究者/東京大学大学院総合文化研究科教授)

司会:小崎 哲哉(アートジャーナリスト)

【第1部】建築とコレオグラフィー(15:00~)

建築設計においては、人間が空間の内部をどのように移動するか、すなわち動線をいかにつくるかが重要視されます。そのためには現代舞踊のコレオグラフィー(振付)が参考になるかもしれません。(狭小住宅や仮設住宅等の)小さな建物に関心を抱く建築家 カイ・フィンガレと、「ダンス保育園」の空間構成も手がける建築家 永山祐子氏が、身体と運動、空間とデザインについて話し合います。

【第2部】AIは家族になれるか(16:00~)

ロボットやAI(人工知能)は今後、家事や介護、さらには「癒し系」と呼ばれる分野にも進出してゆくと目されています。こうした新しい「仲間」たちには、どのような役割を与え、どんな倫理観とどれほどの自由を持たせるべきか。デジタルアートを得意とするキュレーターのジャンヌ・フォークトと、人工生命や複雑系の研究者で、世界的に活躍する 池上高志氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)が対話します。

会場・お問い合わせ

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
〒606-8305 京都市左京区吉田河原町19-3
TEL:075-761-2188
MAIL:iinfo-villa-kamogawa@goethe.de
URL:http://www.goethe.de/villa-kamogawa

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祇園祭の前祭・宵山期間、2019年7月14日(日)~16日(火)の3日間、国指定・登録有形文化財である「らくたび京町家(旧村西家住宅)」の特別公開が行われます。

らくたび京町家(旧村西家住宅)は、築87年ほどの京町家。奥に建つ蔵とともに近代京町家の代表事例として国指定・登録有形文化財/市指定・景観重要建造物に指定されています。蔵を背景とし、深山幽谷の雰囲気を感じさせる前栽や、千利休ゆかりの国宝の茶室・待庵を手本にした茶室をはじめ、暖炉や光の加減で色味が異なるステンドグラスを設置した洋風の書斎など、昔の面影を感じられる趣きのある京町家です。

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3日間の特別公開では、ライトアップされた前栽や露地を眺めながら静かな京町家で「宵山ゆかた茶会」をお楽しみいただけます。祇園祭ゆかりの和菓子と抹茶でゆっくり一服をどうぞ。


らくたび京町家特別公開!祇園祭・宵山ゆかた茶会

日時:2019年7月14日(日)~16日(火)18:00~21:00(20:30受付終了)
※上記時間内でご自由にお越しください
※会期中無休
料金:800円(参加費・和菓子・お茶代等すべて含む)
※割引チケット持参の方は600円

会場・アクセス

らくたび京町家
〒604-8141 京都府京都市中京区中京区泉正寺町333
TEL:075-257-7321(9:00~18:00)
【地下鉄】烏丸線「四条」駅/【阪急】「烏丸」駅下車、16番出口より北へ徒歩3分

■ イベント詳細ページ
【7月14日】http://rakutabi.com/media/event/article/4425
【7月15日】http://rakutabi.com/media/event/article/4428
【7月16日】http://rakutabi.com/media/event/article/4430
五条のGallery Mainにて開催の浜中悠樹 写真展 「UTSUROI」を観覧してきました。
展示室の中に入るとそこには掛軸のようにしつらえられた作品がずらり。一見すると写真展というより日本画の展覧会に来たような印象を受けます。
作品は全て伊勢和紙に刷られており、和紙ならではのザラっとした質感に、シルエット風に撮影された植物の姿が相まって、まるで絵画のような雰囲気を生み出しています。実際、遠くから見ると繊細なタッチの日本画に、近づいてみてやっと写真だ!とわかるほど。(壁に描いた絵のようにも見えますね)
額装したものも、写真というよりは版画のような感じを受けます。
出展作家の浜中さんによれば、「元々西洋生まれの表現ツールである写真を、日本的に表現してみたかった」とのこと。そのために、日本画で一般的なモチーフである植物を被写体に選び、写真の特徴である立体感や奥行きを極力封じて敢えて平面的な表現を目指したそうです。
曇天の日に撮影することで背景をシンプルな白一色にするところは、日本画でいう「間」の表現を意識。また、花にだけピントを合わせ、背景の枝木をぼかすことで水墨画のような滲みのような色合いを生み出すところはまさに絵画の様相です。
写真は一瞬をリアルに切り取るものというイメージがありましたが、このようなこともできるのだ、と写真の表現の幅広さを感じることができました。
ちなみに、被写体となっている植物は、下鴨神社や京都市立植物園など、京都市内の各所、街中にあるものだそう。つまり、どれも人が剪定などの手入れをしている、人が育てている植物たちです。
「以前は、人の手が入っていない状態こそが自然の美しさと思っていました。でもいざ撮り始めると、京都の街中の植物ばかり撮っていた。人の手が適度に入れられた植物に、美しさや安心感を見意識に見出していたのだと思います。そこに、僕が表現したい"人と自然の共存の美"があった」と浜中さん。
手つかずの自然がもつ、どこか人を寄せ付けない美しさとは違う、人が手入れした自然がもつ日常の中にするりと入り込むような、親しみのある美しさ。作品一枚一枚にそんな温かさを感じられた気がしました。
展覧会は7月15日(月)まで。
詳細:http://www.kyotodeasobo.com/art/search/gallery/gallery-main/UTSUROI


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