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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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2018年9月アーカイブ

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京都国立博物館で9月29日からスタートの特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」の内覧会に参加してきました!



120年の歴史を持つ京都国立博物館で刀剣を特集した展示は75年ぶり(それでも中規模)、博物館全体をまるっと使ったここまでの大規模な展覧会は初めてとのこと。
佐々木館長も冒頭の挨拶で「刀剣乱舞というゲーム、刀剣女子の皆さんが大きな流れを作ってくれたおかげだと思います」と仰っていました。ムーブメントの力が後押しした展覧会なのですね。

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展示風景はこんな感じ。今まで金工のコーナーで刀剣の特集展示は行われていましたが、空間全体を埋め尽くすようにずらりと刀剣が並ぶ光景は、荘厳かつ壮観!どこかスッと背筋を伸ばしたくなるような美しさです。

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佐々木館長がご挨拶の中で「刀は武器の概念を超え、日本人の感性や美意識が凝縮されている。それを思い出しながら見ていただきたい」という言葉がありましたが、それを間近に感じた気がします。
写真だと色味が少ない分地味に感じてしまいますが、そこはぜひ、会場で体感してください!

また、館内では4か国語で刀の鑑賞ポイントをまとめたフライヤーが配布されていたり、刀の見方を解説したパネル展示があったりと初心者向けの配慮も沢山されていましたよ。

続きではより詳しい見どころをご紹介します!

***


2018_omote.jpg京都市上京区の今出川大宮かいわいは糸や織物の商いが盛んで、嘗ては1日に千両に値する品々が売買されたことから「千両ヶ辻」と呼ばれています。そんな西陣織の中心地で、和小物の販売や町家の特別公開、文化体験など、さまざまな催しが行われるイベントが開催されます!
着物での参加も大歓迎!この機会に足を運んでみては?
当日は近隣の晴明神社の祭礼巡行もあります!

 第16回 西陣・伝統文化祭「千両ヶ辻」

日時:2018年9月23日(日・祝)10:00~16:30
料金:無料(飲食や展示販売品の購入は有料です)
※和服で参加+京都きものパスポートご提示の方には特典あり

主なプログラム

■ 伝統と接する
創業280年の老舗をはじめとする商家・旧家のコレクション展示
西陣織・和装品・和洋雑貨の展示販売
晴明神社祭礼巡行

■ 文化に触れる
界隈の景観建造物一般公開
講演会(京都市考古資料館)
日舞ワークショップ
同志社大学人力車サークル 人力車乗車体験 他

■ 町家を楽しむ
京都町家写真館 一般公開
町家レストラン
近隣の京町家・坪庭 一般公開


会場・アクセス

京都市上京区 大宮通 今出川通以南~中立売通以北(南北500m・東西200m)
【地下鉄】「今出川」駅下車、西へ徒歩15分
【市バス】51・59・101・102・201・203号系統にて「今出川大宮」下車すぐ
アクセスの詳細はこちら

詳細・お問合せ

西陣 伝統文化祭「千両ヶ辻」実行委員会
TEL:090-3728-8651
■ イベント詳細サイト:http://www.senryougatsuji.com/
9月9日に、imura art galleryで開催中の永島千裕「sign]のレセプションにお邪魔してきました!

永島千裕さんは京都嵯峨芸術大学出身。日本の他海外(台湾など)でも作品を発表されているアーティストです。昨年は北野天満宮のKYOTO NIPPON FESTIVALで作品を展示されるなど活躍されています。

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入口正面に展示されていたのは、今回のメイン作品「ring」。じっくりと拝見させていただきました。
galleryさんからお声かけ頂いた際に頂いたプレスリリースで見たときからとても気になっていた作品で、150㎝四方サイズの大作です。永島さんに伺ったところ、製作期間は約2か月とのこと。

円には外側に中国神話の四神、もう一つ内側には日本の十二支、そして十二か月の行事や季節を感じさせるモチーフが散りばめられています。これだけなら東洋風かと思いきや、真ん中にはタロットの「運命の輪」や聖書に出てくるセフィロトの樹といった西洋のモチーフも描かれており、色々な要素が一枚の絵の中に凝縮されています。なのに決して重くなりすぎていないのは、そのポップでカラフルな色使いと陰影の少ない平面的な描き方にあるのかもしれません。

実は元々は油彩を学んでいたという永島さん。現在はアクリル絵具をメイン画材とされているそうですが、色使いも以前は黒が中心だったり、一度に使う色は限られていたとか。それが「あまり色を使わないのは勿体ない気がして...」段々と使う色数が増えていったのだそうです。

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他の作品にも錬金術やエジプト神話など様々な文化のシンボルがモチーフとして取り入れられていて、昔本で読んだりアニメで触れたような要素もあり、昔憧れた異国や古代のファンタジックな世界を思い起こさせてくれます。
どれが何を現しているのか、どこからきたものなのか、ついつい探しながら眺めてしまいました。

「日本人は平面に強い傾向があると思うんです。沢山モチーフを入れても「これはあの行事だ」「これは何の季節だ」とそこまで詳しくない人でも見ただけで意味を読み取ってくれるんですよね。なので、あまりこちらから押しつけがましい感じの絵にはしないようにと思ってます」と永島さんは仰っていました。

直接的な言葉がなくても見れば伝わるもの。それは展覧会のタイトルである「sign」にもつながる気がします。

展示は9月28日まで。ぜひ一度足を運んでみてください!




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