1. 京都で遊ぼうART
  2. スタッフブログ
  3. 【PickUP】京都の秋はアート真っ盛り!2014年秋に行っておきたい展覧会特集(1)ジャポニスム展&ホイッスラー展&アートフェア

京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

RSSで最新情報をお届け

【PickUP】京都の秋はアート真っ盛り!2014年秋に行っておきたい展覧会特集(1)ジャポニスム展&ホイッスラー展&アートフェア

| トラックバック(0)
京都に今年も芸術の秋がやってきました!
2014年秋の京都は注目の展覧会やアートイベントが盛りだくさん。日中も過ごしやすくなってきたお出かけ日和の時期に、ぜひチェックしておきたい展覧会をピックアップしてご紹介します。
アートを楽しむ京都の一日、この機会にいかがですか?

*****

第1回目の注目スポットは、岡崎公園
京都でも美術館やギャラリー、イベント会場が集まる文化ゾーンです。
今年は向かい合う京都市美術館と京都国立近代美術館がともに「ジャポニスム」に関する展覧会を開催します。(別に打ち合わせたわけではなく、同時期の開催となったのは本当に偶然だそう)
相互割引も行われるので、つながりのあるテーマ同士、はしごで行ってみるのもありかも?


ホイッスラー展

京都国立近代美術館 2014年9月13日~11月16日

flyer_whistler2014.jpg



ホイッスラーは、19世紀末~20世紀初頭にかけて活躍したアメリカ人画家。印象派とほぼ同時期の人で、イギリスやフランスを拠点にしていたこともあってモネらとも親しくしていたそうです。

このホイッスラーが主張していたのが「唯美主義」です。
それまでの西洋美術は歴史の一場面や宗教の物語などを題材にしたものが主流で、画面にキーアイテムを描いて何かしらの意味を暗示したり、といったことがよくありました。しかし、ホイッスラーは「絵画は教訓を伝えるためにあるものではない」とそれを否定。端的にいえば、物語性の有無は絵自体の美しさとは関係ない!ということを唱えたのです。

つまり、ホイッスラーの絵を見るときに、この絵の背景にはこういう物語が...この仕草はこういうことの暗示で...タイトルからして...といったことは考えなくてもよし。素直に絵の美しさや面白さを楽しめばよいのです。(そもそも、ホイッスラーは絵と全く関係のないタイトルをつけてそこの関連性を否定しています)

ホイッスラーがより美しい絵を描くために自らの画風において大切にしたのは、色の配色やコントラスト、そして構図のとり方でした。この点には、日本の美術が大いに影響を与えています。また、ホイッスラーは随所に日本の絵団扇や着物などもモチーフとして描きこんでいます。そのため、ホイッスラーは「ジャポニスムの巨匠」としても知られています。

日本美術のどこにホイッスラーが惹かれたのか、ホイッスラーにとっての「ジャポニスム」を絵の中に探して見ると、より楽しめるかもしれません。

学芸員さんにお伺いしたところ、絵そのものだけでなくサインの仕方も日本を意識したものなのだとか。日本の花押にインスピレーションを受けてデザインした絵のようなサイン、ぜひ会場で探して見てください。

■ 「ホイッスラー展」の詳細についてはこちら


ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展

京都市美術館 2014年9月30日~11月30日

flyer_japonism-boston.jpg

そもそもジャポニスムってなに?という方は、まずこちらの展覧会から見るとよりわかりやすいかも!
10万点を超える充実した日本美術コレクションと印象派のコレクションで有名なアメリカ・ボストン美術館から、「ジャポニスム」をテーマに選んだ約150点の作品を一挙公開する展覧会です。

ジャポニスムとは19世紀末~20世紀はじめにかけて、日本の美術品が欧米で大流行した現象のこと。この展覧会では、最初期の作品からはじまり、モチーフや主題ごとに作品をわけてジャポニスムの広がりや影響を紹介しています。

この展覧会は、西洋の作品と、それに関係のある浮世絵などの日本の作品を一緒に展示しているところがポイント。両方見比べて、似ているところや影響しているところを探して見るとより楽しめますよ!
工芸品なども、日本の技法をなんとか再現しようと苦心している様子が伺えたり...また、日本では道具として考えられていたものが欧米では「素敵なデザイン!」ととらえられていたり。
欧米と日本の視点の違いや、影響の大きさを実際の作品を通して感じられる展覧会です。
西洋と日本の絵や工芸品を色々まとめて見られるところも、最後まで飽きずに楽しめるポイントかもしれません(笑)

展覧会グッズも気合が入った品々がいっぱい!モネの「ラ・ジャポネーズ」とリラックマのまさかのコラボレーションなどは必見ですよ!

「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」についてはこちら

■ 展覧会の内覧会フォトレポートはこちら(Facebookページ)



岡崎公園アートフェスティバル 2014
artDive 2014

岡崎公園アートフェスティバル:2014 2014年10月11日・12日
artDive 2014:2014年10月25日・26日
ともに みやこめっせ(京都市勧業館)

秋はイベントも多数開催される時期!
みやこめっせでは2週続けて、大型のアートフェアが開催されます。
作家さん本人がブースを出店し、自分の作品を展示販売するアートフェアは、手ごろな価格でアート作品をゲットできたり、普段なかなか出会う機会の少ない作家さんと直接交流ができるチャンス。
この機会に、素敵なアートに出会ってみてください!
美味しい手づくりお菓子などが楽しめたり、ワークショップで実際に作品を作ったり、ライブパフォーマンスを見たり、楽しみ方は色々ですよ。

《岡崎公園アートフェスティバル2014》
2日間に渡り、アート&クラフト作品を作家本人が直接展示・販売します。ジャンルは不問、ベテラン作家から若手アーティストまで多彩な作品が並びます。
手作りワークショップや飲食ブースもあり。貴方の暮らしを彩るアート&クラフトを見つけてください! http://okazakipark-artfes.net/


《artDive 2014》
2009年から開催されている、若手アーティスト限定のアートフェア。出展数はなんと500!関西でも最大級の規模になっています。
絵画や写真、オブジェなどハイクオリティなアートから、手軽に暮らしに取り入れられるポストカード、雑貨やアクセサリーまで幅広いラインナップ。展示を見るだけでも、ギャラリーをめぐっているような感覚で楽しめます。作家さんが直接指導してくれるワークショップ(予約制)や、実際にその場で絵が出来上がっていく過程を見られるライブペインティングも開催されます!
http://www.artdive.net/

■ その他のアートフェア・手づくり市イベントについてはこちら
 → 【特集】京都の手づくり市まとめ

トラックバック(0)

この記事のトラックバック用URLは以下の通りです。


  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗