1. 京都で遊ぼうART
  2. スタッフブログ
  3. 2013年8月アーカイブ

京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

RSSで最新情報をお届け

2013年8月アーカイブ

京都市の「若手芸術家などの居住・制作・発表の場作り」事業として「芸術家のサポート」を行っている、東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)。
その活動拠点となる「HAPSオフィス」が先日オープンを迎え、現在記念イベント「HONESTY AND MODESTY」が約1ヶ月間に渡って開催されています。

そのHAPSオフィスとスタジオに、先日行って参りました!

HAPSオフィスの場所は、六波羅密寺や六道珍皇寺に程近い住宅街の中。
ちょっと見つけにくいかもしれませんが、五条通から大和大路(河原町通から川をわたって二つ目の通り)を北側へ歩いていくと、その途中にあります。

20130803-haps2013 (1).jpgこちらがHAPSオフィス!築100年ほどの町家を利用しています。
スタッフさんにお伺いしたところ、ここ20年ほどは誰も住んでおらず、空き家状態で放置されていたとのこと。
それを京都の技術伝授ワークショップ」として、若手アーティストさんや学生さん、一般の方々が参加し、大工さんや左官屋さんなど職人さんの指導を受けながら改装していったそうです。その期間、約1年!床の解体から土壁塗りまで、少しずつ仕上げていったそうです。

(初めて作業したときは天井から100年分積もったホコリが出てきて本当に大変だったとか...)


20130803-haps2013 (2).jpg玄関部分はギャラリースペースになっており、随時作品の展示を行うそうです。
この時展示されていたのは、HAPSの支援アーティストの1人・Hyon Gyonさんの作品。すぐ近くにあるHAPSスタジオを拠点に創作活動を行われています。

20130803-haps2013 (3).jpg1階奥はワークショップや講演会、会議場、教室などに使えるスペースになっています。
開催中の「HONESTY AND MODESTY」でも、講演やワークショップの会場になっています!

20130803-haps2013 (4).jpg
本棚がまるでオブジェのよう!

20130803-haps2013 (5).jpg
土間や町家の特長である煙を逃がす高い天井も生かされています。
今後も随時土壁を増やしたりなど、手入れをしていく予定だそうです。

20130803-haps2013 (6).jpg中庭や縁側もあります。扉などは廃材を利用した手づくり!

HAPSの活動の主軸には、「東山地域にある空き家スペースの活用」があります。
歴史の古い街である東山地域には、現在人の暮らしていない古い家が数多く残されているほか、高齢化が進み思うように対策が出来ないという状況がありました。
そこで、制作場所や展示スペースなどを求めている若手のアーティスト、クリエイターに場所として空き家を提供・再生し、地域の活性化につなげよう!というものが、HAPSの大きな活動のひとつです。
このオフィスは今後においてのモデルケースにもなるんですね。

20130803-haps2013 (7).jpg
続いて、すぐ近くにあるスタジオにも行ってみました。
オフィスからは徒歩5分もかからないほど。
平成23年に閉校した「新道小学校」の建物の一部を利用しており、現在選出された6組のアーティストが制作拠点としています。

20130803-haps2013 (8).jpg20130803-haps2013 (9).jpg20130803-haps2013 (10).jpg作家さんによって全くアトリエの雰囲気が違うのも面白いですね。作風も垣間見えます。
イベントの期間中は窓の外から見えます。ここを会場にイベントを行っている方もいるので、確認してみてください!
(ちなみに3番目の写真のアトリエではミニ四駆のコースを制作中だそう...!)

内覧に先駆けて、周辺地域の方々やHAPS関係者の皆さんによる挨拶の会が行われました。
その際、周辺住民の皆さんからは

「近隣の学校が閉校するなど、子どもや若い人が少なくなっていた。そこに未来ある若い人たちが入ってくる、活動の拠点となることはとても嬉しい。今後も、地域としても交流を深めながら、活気あるエリアにしていきたいですね」
との声がありました。

地域と一緒になって成長していくアートスポット。今後の活動も楽しみです!

中を覗いてみたい!参加してみたい!という方は、
現在開催中の「HONESTY AND MODESTY」をチェックしてみてください。
連日、素敵なゲストの講演会やワークショップ、展示企画などが行われていますよ~!

また、8月24日にはスタジオのある新道小学校で盆踊り大会も開催予定です。

HONESTY AND MODESTYについてはこちら!

詳細・申込・お問い合わせ

東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
TEL 075-525-7525/FAX 075-525-7522
Mail:info@haps-kyoto.com
URL:http://haps-kyoto.com/

nijyojyo-karamon.jpg先日ご紹介した、世界遺産・二条城で能舞台を楽しめる「二条城で楽しむ古典芸能~京一夜、国宝に浮かぶ能世界~」。このイベントの関連企画として、現在修復が行われている「唐門」の修復応援プロジェクトが行われます!

国宝や重要文化財を含め、多数の文化財建造物がある二条城では、築城400年以来、初の大規模修理が行われています。しかしその費用はとても高額であるため、多くの人からの支援を必要としています。

そこで、今回行われるプロジェクトでは現在修復が行われている「唐門」(重要文化財)をプロジェクトで集まった支援金で修復を行います。「唐門」は国宝・二の丸御殿へ向かう際に通ることになる、極彩色の彫刻が目を引く豪華な門。これを参加者の皆さんの応援で修復するというわけです。

応援コースは一口1,000円から用意されています。
また、参加すると、金額によってオリジナルグッズのプレゼントや、9月に開催される「二条城で楽しむ古典芸能」の招待券(通常前売価格:4,500円)も特典として頂けますよ!

未来に貴重な文化財を受け継ぐための歴史的な事業に、あなたもちょっと参加してみませんか?

元離宮二条城についてはこちら!
「二条城で楽しむ古典芸能~京一夜、国宝に浮かぶ能世界~」(9/22)についてはこちら

世界遺産二条城 修復応援プロジェクト
~煌めく唐門(からもん)の完成へ!~


募集期間:2013年8月1日(木)~31日(土)午後11:00 まで

参加方法:募集ページのフォームより申込(クレジット決済)

募集金額:1,000円/3,000円/5,000円/8,000円

【引換特典】
(1)イベント「二条城で楽しむ古典芸能」ホームページに氏名掲載
(2)二条城オリジナルポストカード(2枚)
(3)二条城オリジナル一筆箋(1冊)
(4)二条城オリジナルクリアファイル(2枚)
(5)イベント「二条城で楽しむ古典芸能」招待券(1枚)
※ 参加金額により特典内容が異なります。((1)のみ全てのコースに付随)

詳細・申込

プロジェクト詳細ページ:https://readyfor.jp/projects/nijojo ※参加申込もこちらから可能です
「二条城で楽しむ古典芸能」イベントページ:http://www.nijojo-kotenn.com/

twitter:@nijojokotenn
Facebook:https://www.facebook.com/pages/二条城で楽しむ古典芸能京一夜国宝に浮かぶ能世界/148265742043495

fusuma1308-catch_img1.jpg写真/吉田亮人

京都の数多くの寺院や神社は、それぞれ狩野派などの絵師を「お抱え」とし、襖絵や障壁画を描かせ、その活動を援助してきました。結果、多数の傑作が世に生み出されました。
現在、京都の寺社はその貴重な文化財の保存につとめています。しかし、それだけでは後世に受け継がれる新たな文化財や、それを創りだす芸術家が輩出されません。
そこで、日本最大の禅寺・妙心寺の塔頭「退蔵院」と京都造形芸術大学が連携し、2011年から開始したのが「方丈襖絵プロジェクト」です。

平成の「お抱え絵師」として選ばれたのは、京都造形芸術大学出身の若手画家・村林由貴さん。現在、お寺に住み込みで襖絵の制作を行っています。

そんな村林さんが退蔵院本堂に先駆けて制作した壽聖院(じゅしょういん)本堂の襖絵が、この夏完成を迎えます。これを記念し、襖絵を特別公開するスペシャルツアーが8日間限定で開催されることになりました!

当日には、完成した襖絵をしつらえた壽聖院本堂や書院を公開するほか、村林さんご自身が作品を解説。また、プロジェクトの本拠地である退蔵院方丈もガイド付きで見学できます。
どちらも通常は非公開の寺院なので、とても貴重な機会となります。
しかも参加者全員に村林さんデザインの限定おみやげ付き!

文化財が生み出される現場を、この機会に垣間見てはいかがでしょうか?

妙心寺退蔵院 方丈襖絵プロジェクト
絵師・村林由貴の描く世界
妙心寺壽聖院 襖絵公開ツアー


日時:2013年8月25日(日)~9月1日(日) ※8日間限定・1日3回開催
【1】10:00~12:00/【2】13:00~15:00/【3】15:00~17:00

料金:一般3,000円、小中高生(学割):1,500円(1名につき/退蔵院・壽聖院の拝観料込み/おみやげ付)
※中学生・高校生の方は当日受付にて学生証をご提示ください(小学生は不要)
※一般と学割料金ではおみやげの内容が異なります

定員:各回25名(予約制・先着順受付)
※空き状況は公式ページにて確認できます

会場・アクセス

fusuma1308-taizoin2.jpg妙心寺山内
退蔵院(たいぞういん)・壽聖院(じゅしょういん)

(京都府京都市右京区花園妙心寺町35)
※ 当日は退蔵院に集合(退蔵院は妙心寺境内南方・南門側)
【JR】「花園」駅下車、北東へ徒歩約6分
【市バス】91・93号系統「妙心寺前」下車、徒歩約5分
※参拝者専用無料駐車場有(花園会館向かい側・30台分)

詳細・申込・お問い合わせ

イベント公式ページ:http://taiken.onozomi.com/13su_fusumae/
※ 各時間帯の空き状況確認・申込みもこちらから可能です

主催:株式会社のぞみ
TEL 075-254-0789(平日10:00~19:00)

■ 村林 由貴 プロフィール
1986年兵庫県生まれ。
京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業、同大学大学院芸術研究科修了。
主な受賞歴に「AMUSE ARTJAM in Kyoto」グランプリ(2008)、「JEANS FACTORY ART AWARD 2008」優秀賞(2008)、「GALLERY RAKU 2010」プロジェクト賞(2009)など。
2011年に方丈襖絵プロジェクトの絵師に選出され、寺院での1年間の修行の後、2012年2月より本格的に制作を開始。以後、退蔵院で生活しながら、壽聖院書院・本堂の襖絵を描き上げ、今年2013年秋より退蔵院方丈(本堂)の襖絵制作に移る。


  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗