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今からチェック!京都・春開催の展覧会(2)|狩野山楽・山雪展

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寒い日が続いていますが、梅の便りも届き始め、少しずつ春が近づいてきています。そんな今から待ち遠しい、京都の春開催の展覧会情報をご紹介します!第2弾は京都国立博物館で開催される「狩野山楽・山雪展」!

特別展 「狩野山楽・山雪」

sangaku-sansetsu_hp.png

「狩野永徳展」「長谷川等伯展」に続く、京都国立博物館の近世絵画展シリーズ!
今回取り上げられるのは狩野山楽と狩野山雪の二人展です。
狩野派のなかでも、京都を拠点に活躍した彼らは「京狩野」と呼ばれ、その系譜は幕末まで続きました。

sangaku-sansetsu_ryuko.jpg 重要文化財「龍虎図屏風」(左隻・部分)狩野山楽筆 妙心寺(通期展示)

山楽は狩野永徳の再来ともいえるほど、タッチや造形はもちろん壮大でエネルギッシュ、明るくはつらつとした雰囲気まで、永徳イズムを受け継いだ唯一の画家とされます。
チラシに使われているのは山楽の代表作、「龍虎図屏風」。力強い表情でにらみ合う龍と虎は必見です!

一方の山楽の娘婿・山雪は超個性派。狩野派の誰とも異なるユニークな造形、濃密でグラフィカルな世界観は後の伊藤若冲や曾我蕭白といった「奇想」の画家たちの先駆けとなったといわれ、現代最も再注目されている画家の一人です。

今回の展覧会では、約80点の作品が登場します。作品がまとめて展示されるのは、山楽は42年ぶり、山雪は27年ぶり。初の本格的大回顧展です。

sangaku-sansetsu_roubai.jpg

「老梅図襖」狩野山雪筆 アメリカ・メトロポリタン美術館(通期展示)
The Metropolitan Museum of Art, The Harry G. C. Packard Collection of Asian Art,
 Gift of Harry G. C. Packard, and Purchase, Fletcher, Rogers, Harris Brisbane Dick,
and Louis V. Bell Funds, Joseph Pulitzer Bequest, and The Annenberg Fund Inc. Gift, 1975
(1975.268.48a-d)Image © The Metropolitan Museum of Art

特に今回見逃せないのは、山雪の傑作「老梅図襖」。画面のなかに強引に押し込まれたような、それでいてまるで生き物の腕のように上下に折れ曲がった梅の図は見覚えがある方も多いのではないでしょうか。テレビでも頻繁に紹介され、また渡辺謙とレオナルド・ディカプリオの共演で話題になった映画「インセプション」でも象徴的な場面で登場しています。

この作品はもともと京都の妙心寺の塔頭・天祥院の襖絵でしたが、現在はアメリカのメトロポリタン美術館にあるため、日本ではなかなかお目にかかる機会がありませんでした。
しかし今回の展覧会にあわせて里帰り!しかも裏面を飾っていた「群仙図襖」もミネアポリス美術館(アメリカ)から初里帰りし、なんと50年ぶりに再会を果たします。

しかもこの展覧会は「京都1会場のみの限定展」。巡回の予定はありません。
見逃しのないように、今から要チェックです!

展覧会概要

日時:2013年3月30日(土)~5月12日(日) 9:30~18:00(金曜日は20:00まで開館)
【前期】3/30-4/21 【後期】4/23-5/12 ※一部展示替有り
会場:京都国立博物館
展覧会の詳細についてはこちら!

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