1. 京都で遊ぼうART
  2. スタッフブログ
  3. 2011年8月アーカイブ

京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

RSSで最新情報をお届け

2011年8月アーカイブ

こんにちわ!ART大好き!陶器大好き!
京都で遊ぼうスタッフのこにたんでーす!

先日、五条坂の茶碗まつりに行ってきました。
"陶身大"という言葉は、そこで出会った
若手陶芸家・黒川正樹さんのブログタイトルから拝借しました。

いい言葉ですよねー、ご本人もその陶芸仲間のみなさんも
気さくで、作品もそれぞれ個性があって十人十色。
まさに"陶身大"という感じでした。

ではさっそく紹介していきたいと思います。
まずは冒頭でも紹介させていただいた黒川正樹さん。

さわやかな笑顔です...

昼間は滋賀の信楽にある窯でお仕事されていて、夜には京都の
山科にある自宅で作品づくりに没頭されているそうです。

そしてその作品がコチラ!
DSC_1549.JPG
プリンのカラメルを思わせる飴色の表面...深みのある色あいです。

そしてさらにもう一点!
DSC_1543.JPG
こちらはエメラルドグリーンの包み込むような優しい色合い...
黒川さんのお人柄がにじみ出てます...

ちなみに黒川さんのホームページはコチラ
是非チェックしてみてください。

さらに同じブースで出展されていた、西出晴美さん。
DSC_1631.JPG

DSC_1559.JPGDSC_1625.JPGのサムネール画像
これはカワイイ!
"和み"ですね。ん~この器で朝ごはん食べたら、
朝からほんわかとした気分になれそうです♪

その他にも面白い器がたくさん出展されていましたので
ほんの少しではありますが紹介させていただきます。
DSC_1611.JPGDSC_1594.JPGDSC_1638.JPGDSC_1642.JPG
織部から現代的な絵付けまで、作風のバリエーションがすごい!
この方は重松康夫さん。黒川さん、西出さんと同じ青年会に
所属されているそうです。今回は個人で出展されていました。

さらに、「セクシー陶器」なる新しいジャンルの作品にも出会いました!
DSC_1575.JPG

ん~セクスィー!!

ちなみにこちらは松浦コータローさんという若手作家さんの作品です。


いや~陶器まつり楽しい!!
陶器を買うのはもちろん、見るだけでもめっちゃ楽しいです。

ちなみに今回紹介させていただいた作家さんたちは
11月に行われる、東福寺~泉涌寺・窯元もみじまつり/窯元大陶器市
にも出展されるそうなので、今回見逃してしまった方は是非
足を運んでみてください!

詳しい情報はこちら→http://www.seiyoukai.com/index.html

※写真は、撮影のご許可をいただいて撮影させて頂きました。

関連リンク

京都五条坂陶器まつりについてはこちら!


毎年お盆前に陶器の町・五条坂で開催される陶器まつり。
日本では最大規模の陶器市で知られ、この時期に合わせて全国からやきものファン、カフェやレストラン、料亭などの飲食店の方など多くの人が訪れて賑わいます。
今回は、その様子を簡単にですがスタッフがご紹介します!

toukimatsuri2011-1.jpg

陶器まつりは京阪「清水五条」駅を出てすぐ、川端五条~東山五条までの間、五条坂の通りがそのまま会場になっています。特にここから陶器まつり、というゲートのような表示はないのですが、道沿いに露店が並んでいたり、のぼりがあったりしますので、すぐ分かります。
(取材に出かけたのはまだ午前中だったので、この写真だとまだ人は少なめです)

toukimatsuri2011-3.jpg

店は五条通の道路を挟んで両方の通りにあります。北側は元々陶器屋さんの店舗も多いので、上の写真のように、そこがワゴンセールや露店を出していることが多く見られます。ワゴンセールだからといって侮るなかれ。ちゃんとした京焼、清水焼が揃っていますよ!
京焼も、正統派の薄手で絵付け・染付けが施された清水焼から、緑の釉薬が特徴的な織部焼、白磁に青磁に...などなど実に多彩です。

元々この陶器まつりは、大谷霊廟や六道珍皇寺へのお盆時期の参拝客を相手に、陶器屋さんや窯元、いわゆるB級品や通常価格では売りにくいもの(大下げ、とも言います)を出したのが始まりこれは、ある意味昔ながらの陶器市の様子を伝えてくれているのかしれませんね。

toukimatsuri2011-5.jpg

五条坂のちょうど真ん中のあたりにある若宮八幡宮。
清水・五条坂近辺の人たちにとっては特に身近な神様。(この辺に住んでいた方はよく境内を遊び場にされていたそうです)
陶器の神様も祭られているため、周辺の陶芸家さんたちからは厚い信仰をあつめてきました。
陶器まつりの際は、こちらでも祭礼が行われ、おみこしも出ます。
この隣の路地にも露店が多く出ていましたよ。

toukimatsuri2011-2.jpg

南側は個人の作家さんや窯元が直接出店しているところが多いようでした。
(もちろん、北側エリアにも作家さんが個人出店されてるところもありました)
京都はもちろんですが、滋賀(信楽)や唐津(佐賀)、沖縄のやちむん焼の作家さんもいらっしゃいましたよ!
若い作家さん(それこそ、最近芸大を卒業されたような方)も参加されており、創作陶器も多く置かれていました。作家作品といっても、大体1000円以下のちょっとしたものから万単位レベルの大作までラインナップは幅広く揃っています。
大体相場は1000円程度から高くて5000円程度が殆ど。
あまりかしこまらずに、気軽に作家作品を手に入れられるのも、陶器まつりの魅力です。
またこのエリアでは、有名カフェで使用している食器を提供されている方もいらっしゃいました。あの憧れのカフェをおうちで再現!もできるかも...?

toukimatsuri2011-4.jpg

南側エリアの途中にある六兵衛窯。江戸時代から続く陶芸の家・清水六兵衛家の窯です。
(ちなみに、河井寛次郎記念館の登り窯も下は清水六兵衛家のもので、当時のご主人が寛次郎さんに譲ったものだそうです)
こちらも特設の販売スペースを設置して参加されていました。普段は窯元に直接入る機会は少ないかもしれませんが、こんなイベントの日なら、気軽に有名な窯の作品に触れることができるんです。
(通常は、奥のギャラリーで作品を販売されています。また、右手奥には蔵を利用した展示スペースもあり、歴代の作品を一定期間ごとに入れ替えて展示されています。店舗でお声かけすると見せていただけるので、機会があればぜひ!)

さて、百聞は一見にしかず!
取材スタッフも今回は実際に作品を購入させていただきましたよ。

toukimatsuri2011-6.jpg

スタッフSのセレクトはこちら。
黒いのはお茶碗。京都造形芸大出身の作家さんの作品で、釉薬を使わない「炭化焼締」の手法で作られたもの。釜の中の炎によって一つ一つ微妙に違った焼加減で表情が生まれます。備前焼が有名ですね。
シンプルなものなので、真っ白なご飯を盛ってもよし、アイスクリームや果物を持ってもよさそうです。
下の角皿は修学院の社会福祉法人の作品。色粘土を組み合わせて模様を作る「練りこみ技法」で作られたもので、ポップでかわいらしいデザインが印象的です。(ほかにこの技法の作品を売っているところはなかったので、ここだけかも?)

toukimatsuri2011-7.jpg

取材に一緒に行ってくれた京遊本舗担当のスタッフBのセレクトはこちら。
右奥のマグカップはモダンなデザインですが、清水焼。
日展に史上最年少で入選された方の作品だそうです。見た目は重そうですが、手に持ってみるとびっくりするくらい軽くて、かつ丈夫。また、持ち手に切れ目が入っていますが、これはぬれても滑りにくくなるようにという工夫だそうです。冷たいものを入れると表面に水滴がつくので、それもまた景色として楽しめます。

さて、これから行く方へ少しアドバイスを。
会場はなかなか日陰になるスペースはないので、熱中症になる危険があります。帽子&飲み物は必須。しんどくなったら、周辺にはコンビニや冷房のきいた店舗もあるので、遠慮せずにいったん中に入りましょう。
また、日傘を持っていらっしゃる方も多いのですが、道は露店がある分とても狭くなっています。人通りも多いので傘はかえって邪魔になりますし危険です。日傘はご遠慮を。
また、写真の撮影は露店によっては禁止、というところもありますのでご注意を。お店の展示を撮影したいときは、一言お声をお店の人にかけてくださいね。

toukimatsuri2011-8.jpg

参加されている作家さんには、毎年の常連さんや、ほかの陶器市、手作り市(天神市や弘法市などなど)に参加されていらっしゃる方もいます。
ここでお気に入りの作家さんを探して見るのもありです。
また、販売品には、陶器のほかにもガラスのアクセサリーや、盆栽、着物にカバン、アンティークなどもあります。ちょっと散歩がてらのぞくだけでも楽しいですよ!

開催は8月10日(水)まで。夜遅くまでお店は開いているので、お時間ある方はぜひ、のぞきに行ってみてください!

関連リンク

京都五条坂陶器まつりについてはこちら!


o0400030010235291516.jpg
京都の夏を語る上で、祇園祭と並んでよく知られているのが、「五山送り火」です。
京都では
祇園祭で夏が始まり、五山送り火を終えると夏が終わる
という人もいます。
季節の移り変わりを告げる、夜空に浮かぶ炎のアート。とも言えるかもしれません。

しかし、有名だとはいえ、「送り火」とは何か、どう見ればよいのか、案外知らないことも多いかも...
ということで、今回は「五山送り火」の豆知識や見所ポイントを少ご紹介します!
(右はスタッフのひとりが撮影した左大文字)

「五山送り火」とは?

「大文字の送り火」とも呼ばれていたりもしますが、正確には「京都五山送り火」といいます。
(「大文字焼き」という呼称を目にすることがありますがこちらはまず京都では言いませんのでご注意を)
お盆の間にお迎えしていた先祖の霊たちをあの世にお送りする「精霊送り」のための宗教行事です。

京都盆地を囲む五つの山に「大文字」(東山如意ケ嶽)、「妙法」(松ヶ崎東山・西山)、「船形」(西賀茂船山)、「左大文字」(金閣寺北山)、「鳥居形」(嵯峨鳥居本・曼荼羅山)のかたちが配されています。これに8月16日の20時ごろから次々に火を灯していきます。

起源については諸説ありはっきりしていませんが、「精霊送り」のために火を焚いて松明を灯していた「万灯」が変化したものといわれ、一般庶民にまで浸透したのは室町~江戸時代のこととされています。

かつては現在の5つ以外に、
「い」(市原野)、「一」(鳴滝)、「竹の先に雀」(西山)、「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観音寺山)もあったそうですが、現在は廃れてしまっています。いったいどのような形だったのでしょうか...?

五山送り火に参加しよう!


「送り火」を見るのによいスポットは?

送り火を全部まとめて見るには、山から離れた視界が開けた場所、または高いところから見ることになります。そのため、文字からは遠くなってしまい、小さくなってしまうことは覚悟しましょう。人も多いかもしれません。(数少ない「全山鑑賞ポイント」としては「船岡山公園」が知られていますが、結構な有名スポットなので混雑覚悟!)
ホテル屋上やビルの上階にあるレストランなどが、有料プランを用意している場合もあります。

ゆったりじっくり楽しむのなら、ひとつの山に絞って見たほうが無難。準備をしている人たちの様子や、関連行事が楽しめるところもあります。

※なお、当日は山には関係者以外立ち入り禁止ですのでご注意を。

護摩木を納めてみよう!

各山(妙・法を除く)では、送り火の際に焚く護摩木の受付を行っています。
これは一般の方も参加可能!昔から、自分の名前と持病のあるところを書いて納めると、病気が治るといわれています。
護摩木はひとつ300円程度。
各山の近くに受付所が設けられているので、当日までに行ってみましょう。


五山の鑑賞ポイント


大文字(東山如意ヶ嶽)

「送り火」で最もよく知られる代名詞的な山。一般に「大文字」というとこの山のことを指します。
弘法大師空海に起源を持つといわれ、当日は19時ごろから山上の弘法大師堂で般若心経が上げられます。五山の中で一番最初に点火されます。

点火時間:20:00ごろ
鑑賞スポット:賀茂川堤防西岸
護摩木受付:
銀閣寺門前にて 8/15 12:00~20:00 /8/16 6:00~14:30

妙法(松ヶ崎西山・東山)

「妙」「法」の二つセットになっている山。
この二つは同時に始まったわけではなく、まず「妙」が鎌倉時代にでき、その後江戸初期になって「法」が加えられたそうです。
点火の際は絶妙なタイミングで二つの文字に同時に火がつけられる様子が見どころのひとつです。

松ヶ崎題目踊り

15日(月)20:00/16日(火)21:00~
送り火の前日と当日(送り火終了後)日本最古の盆踊りといわれる「松ヶ崎題目踊り」が
涌泉寺にて行われます(見学自由)。
【アクセス】地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅下車、東口より徒歩約12分

点火時間:20:10ごろ
鑑賞スポット:「妙」北山通(ノートルダム女学院附近)、「法」高野川堤防(高野橋北)、地下鉄松ヶ崎駅周辺
護摩木受付:なし


船形(西賀茂船山)

西賀茂にある寺院・西方寺の開祖、慈覚大師が847年、唐留学からの帰りの船上で暴風雨にあったが、南無阿弥陀仏を唱えると嵐が収まって無事帰国できた、という話から、船をかたどったといわれています。点火の際は西方寺の鐘を合図に点火します。
ちなみに西方寺は北大路魯山人の墓があるお寺。

六斎念仏

空也上人に起源をもつ、踊念仏の一種。重要無形民俗文化財。
送り火の終了後、21時頃から西方寺にて行われます。
【アクセス】京福電鉄北野線「常盤」駅下車、徒歩6分

点火時間:20:15ごろ
鑑賞スポット:北山通、御薗橋周辺
護摩木受付:西方寺門前にて 
8/5~15 8:00~16:00/8/16 8:00~10:00

左大文字(大北山)

金閣寺の近くにあるもうひとつの「大文字」。
形は東山の「右大文字」と似ていますが、規模や点火方法などは異なります。ほかの山よりは遅れて登場した山のようで、以前は横に一角加えて「天」の字だった時代もあるとか。

点火時間:20:15ごろ
鑑賞スポット:西大路通(四条~衣笠・金閣寺)
護摩木受付:金閣寺門前にて
8/15 9:00~15:00/8/16 7:00~14:00

鳥居形(嵯峨鳥居本・曼荼羅山)


o0400030010234546258.jpg

ほかの4つの山からは離れた、嵐山・広沢池の近くにあります。そのため京都の市街地からでも見える箇所が少なくなります。
点火方法もほかと異なり、井形に火床を組むのではなく、松明を燭台に乗せるかたちで火を灯します。

点火時間:20:20ごろ
鑑賞スポット:松尾橋、広沢池、嵯峨清涼寺北
護摩木受付:化野念仏寺駐車場にて 8/3~15 10:00~16:00/8/16 9:00~15:00

関連リンク

京都五山送り火(京都市観光協会HP)
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.html

京都新聞・五山送り火
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/index.php

京都五山送り火・鑑賞ポイントはここ!
http://bigkarasu.com/


【京都の夏イベント、こちらもぜひ!】
・ 京都五条坂陶器まつり(8/7-10)
・ 京の七夕(8/6-15)



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗