1. 京都で遊ぼうART
  2. スタッフブログ
  3. 2011年6月アーカイブ

京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

RSSで最新情報をお届け

2011年6月アーカイブ

flyer_out-of-place.jpg京都・嵐山にある1200年の歴史を持つ由緒ある寺院・大覚寺。よくドラマのロケ現場にもなることで知られていますね。
ここで、7月18日までフランス人アーティスト3人による展覧会が開催されます!

この展覧会「out of place」は、2009年にも同じ大覚寺で開催された国際展覧会をさらに発展させたもの。
大覚寺はかつて嵯峨御所と呼ばれ、嵯峨天皇と弘法大師・空海によって構想された皇室の離宮で、天皇が亡くなった後に寺院に改められた場所です。嵯峨天皇は芸術に大変造詣が深い方であり、大覚寺は宮廷の芸術文化と密教という異文化をコラボレーションさせた場所、といっても良いかもしれません。

3人のアーティストは、そんな特異で貴重な「場所から(out of place)」インスピレーションを得、同時に「その場所から逃れて(out of place)」多様な場所へとインスピレーションを解放。
この会場から生まれ、そこから展開していく、独自の作品を制作・展示します。

また、今回のフランスからのアーティスト達の出品と来日は、東日本大震災により被災した日本と日本の文化に対するに対する深い共感と力強い激励の意味も込められています。

寺院内の会場のほか、野外でも関連イベントが開催予定です。
異文化のコラボレーションと展開、というかつて大覚寺を作った二人が行った行為を、現代のアーティスト×日本文化というかたちでたどるこの試み。夏の嵯峨・嵐山とあわせて体験してみては?

※「out of place」は2009年を初年度とし2019年まで隔年で行われる計画です。展覧会と同時にパフォーマンスやワークショップを開催し、国際交流や地域貢献、芸術教育へ寄与することをコンセプトとしています。

out of place


日時:2011年6月27日(月)~7月18日(月・祝) 9:00~17:00(受付は16:30まで)
※6月29日(水)、30日(木)はお寺の行事のため、ジャン=ルイ・ボワシエ氏の作品展示はご覧いただけません。
料金:大人500円、小・中・高生300円(大覚寺の拝観料でご覧頂けます)

参加アーティスト(敬称略)

Jean-Louis・Boissier ジャン=ルイ・ボワシエ
Ange・Lecccia アンジュ・レッチア
Jean-Luc・Vilmouth ジャン=リュック・ヴィルムート

関連イベント:What should be there(パフォーマンス)

出展作家のジャン=リュック・ヴィルムート氏が、境内の大沢池にてライブパフォーマンスを開催します。

日時:7月2日(土)、3日(日) 15:00~
会場:大覚寺大沢池
出演:ジャン=リュック・ヴィルムート、西村麻美

会場・アクセス

旧嵯峨御所 大覚寺門跡
〒616-8411 京都市右京区嵯峨大沢町4
【アクセス】
《JR》
嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車、北口より徒歩約15分
《バス》
JR・近鉄「京都」駅:市バス28系統/京都バス72、74、81系統
阪急「大宮」「烏丸」駅・地下鉄烏丸線「四条」駅:市バス91系統/京都バス71系統
京阪「三条」駅:京都バス61、64系統
→「大覚寺」「大覚寺道」下車
《京福電鉄(嵐電)》
「嵐電嵯峨」駅下車、徒歩約20分

詳細・お問い合わせ

京都嵯峨芸術大学(主催)
TEL:075-864-7859(広報室/受付は平日のみ)
展覧会詳細はこちら

nishimitsu-yusuke.jpg © Nishimitsu-Yusuke

東京を拠点に精力的に活動を続ける写真家・西光祐輔。
彼の写真を見ると、気持ちよく平手打ちをくらい、目を覚まさせられる。
よく目の前を、その先を、その奥を見てみろと。目で見るだけでは見れないんだ。
体で、全身でむき出しに生きてみろと。なんて荒々しく、そしてロマンティックな体験だろう。
西光の写真は、一見して何気なく写したスナップショットのようである。
だが、よく耳を澄ますと、その中に潜む様々な気配に気がつく。それは磁力の様に静かに見るものを引きつけ、そこに浮かび上がるイメージによって現実の存在感を強烈に突きつける。(プレスリリースより)

東京、大阪などで個展を開催されてきた写真家・西光祐輔(にしみつ・ゆうすけ)さんによる京都初個展。
今までの作品と新作を織り交ぜて構成されたこの展覧会は、2つの会場での同時開催となります。
ファインダー越しに切り取られた、荒々しさと繊細さを併せ持つ作品群からは、独自の世界観が音楽を奏でるように流れ、空間を構築していきます。 何気ない街角や日常の風景の中に潜む「何か」を、感じ取って見てください。

西光祐輔さんの公式HPはこちら!

西光祐輔写真展
I forgot but I can see. I remember but I can't see.


1)2011年6月25日(土)~7月16日(土) 

時間:12:00~21:00 ※月・火定休
会場:Social Kitchen(ソーシャル・キッチン)
京都市上京区相国寺北門前町699
【アクセス】地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車、徒歩5分
TEL:075-201-1430
E-Mail:info@hanareproject.net
URL:http://hanareproject.net/


2)2011年6月26日(日)~7月18日(月・祝) 

時間:12:00~19:00(土、日は20:00まで) ※月・火定休(18日は祝日のためオープン)
会場:LABORATORY(ラボラトリー)
京都市中京区恵比須町 531-13,RADビルディング 3F
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、徒歩4分
TEL/FAX:075-241-9126
E-Mail:info@radlab.info
URL:http://alter-laboratory.tumblr.com/

関連イベント

トークイベント「金子山×西光祐輔 写真口論 in 京都」
東京在住の写真家・金子山と西光祐輔によるスライドショー&トークイベントです。
日時:7月9日(土) 19:00~21:00
会場:Social Kitchen(ソーシャル・キッチン)
参加費:1,500円(1ドリンク付)

ライブパフォーマンス「梅田哲也×西光祐輔」
サウンドパフォーマー・梅田哲也と西光祐輔によるライブパフォーマンスイベントです。
日時:7月16日(土) 19:00~21:00
会場:Social Kitchen(ソーシャル・キッチン)
参加費:2,000円(1ドリンク付)

※申し込みは、イベント名・お名前・電話番号・参加人数を明記し、下記お問い合わせ先へメールにてご連絡ください。(当日もご参加頂けます)

詳細・お問い合わせ

企画担当:大泉
E-mail:ifisiris@gmail.com
flyer_vermeer.jpgついに6月25日(土)から京都市美術館にてスタートの「フェルメールからのラブレター展」。
「京都で遊ぼうART」でも最初の開催決定の一報から随時ご紹介をしてきましたが。その内覧会にお邪魔してきましたので、一足早く内容をレポートします!
展覧会の詳細はこちら


今回の「フェルメールからのラブレター展」が今までと違うのは、特定の美術館コレクションのみによるものではなく、予め一定のテーマを定め、それに見合った作品をセレクトした、「テーマ展」であること。
アメリカやオランダのほか、世界各国の様々な美術館のコレクションから作品が集められています。

実はこの展覧会のような「テーマ展」を開催するのはなかなか難しいことだそう。
(コレクション展の場合はひとつの施設からまとめて作品をお借りすればよいのですが、テーマ展の場合は様々な施設にお声かけをし、それぞれと打ち合わせや調整が必要となるため)

今回はフェルメールに関する学術的権威ともいえる研究者の方が監修・支援を行ってくださったこともあり、様々な美術館からの協力を得、ただでさえ世界的に数が少ないフェルメールの作品が3点も集まる!という今回の展覧会に繋がったとのこと。しかも日本では震災の影響が未だに続いている中で貸し出しをして下さったわけで、それを考えればなおのこと、ありがたいと思うばかりです。

vermeer-msg1.jpg

展示会場では、今回の展覧会にご協力してくださった二人のキュレーターさんが来日。直接作品の解説をしてくださいました!

vermeer-msg2.jpg
左端が、今回の展覧会を監修された、オランダのプリンセンホフ博物館館長のダニエル・H.A.C.ローキンさん。プリンセンホフ博物館はフェルメールの故郷・デルフトにある博物館で、ローキンさんはフェルメールや17世紀オランダ芸術研究の第一人者です。
真ん中が展覧会のプロジェクトメンバーで、今回展示されているフェルメール作品のひとつ『手紙を書く女』を所蔵するアメリカのワシントン・ナショナルギャラリーのシニア・キュレーター、アーサー・K.ウィーロック・Jr.さん。フェルメール研究の世界的権威のお一人です。

今回の展覧会のテーマは「メッセージ」と「コミュニケーション」。
展覧会は大まかに4つの章立てで構成されており、展示作品は40点以上あります。
(各章は壁の色で分かるようになっています)

「展示される作品で、それを見る人とコミュニケーションをとりたいと思っています。絵画作品を通し、17世紀のオランダに何があったか、ぜひ知っていただきたいです」(ローキンさん)

「内容はどれもバラエティに富み、フェルメール以外も質の高いものばかり。まさに「マスターピース」と呼ぶにふさわしいすばらしいものです。17世紀の世界に絵を通して触れることができます。
フェルメールだけでなく、ほかの作品も素通りしないで、楽しんでくださいね!」(ウィーロックさん)



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗