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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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2011年1月アーカイブ

実際の展覧会・イベントの様子をご紹介しているレポートコーナー。

今回は、ライターのアカサカさんより、京都国際マンガミュージアムで開催の

ブライス9周年アニバーサリーチャリティ展覧会「マンガガールズ・インスピレーション」」

オー!マイキー ロマンス ~オー!マイキー10年の歩み~

のレポートを頂戴しました。

アカサカさん、素敵なレポートをありがとうございました!

アカサカさんのレポート記事 「はつこうぼう経由煮込み」

その1(弘法市)
その2(京都国際マンガミュージアム)

また、展覧会と併せて、京都の誇る露天市のひとつ・「弘法市」の年初回「初弘法」についてもレポートを頂きました。弘法市にはアンティークの品々も数多く並び、いわば伝統あるアートイベントの側面もあります。掘り出し物、まだ見ぬアートを探しに挑戦してみるのもありですよ!

また、ギャラリー妖精村にて開催の「永田萠 原画展 -椿、咲く-」にも足を伸ばされたそうです。こちらの記事もご一読下さい。→ 記事はこちら

関連リンク

ブライス9周年アニバーサリーチャリティ展覧会「マンガガールズ・インスピレーション」
オー!マイキー ロマンス ~オー!マイキー10年の歩み~

京都国際マンガミュージアム

アカサカさんのブログ「さいきんてあのね」

実際の展覧会の様子をご紹介している展覧会レポート。
今回はライターのdenさんに、こちらの展覧会の感想レポートをお寄せいただきました!
どうもありがとうございます!

伊吹 拓 展 あるままにひかるneutron kyoto
(2011/1/3-1/23)


がぶり四つ、ほとばしる抽象...

ibuki-taku.jpg 「Tibet」(2010) © Taku Ibuki
人肌を認識するというのは
撫でたり、さすったり、つねったり、舐めたり、つまんだりすることだけではない。
この確認はどこまでも触感だけに頼ったもので
それ以上でも以下でもなく、そこに"或る"ことを確かめているだけだ。

以前ダンスのワークショップで
二人一組になって一人がもう一人の腕を取り、
とは言ってもそこに他意を感じさせないほどに滑らかにそっと握り、
そのまま静かに前後に動くというのをやった。
腕を取られている側も同じように動く。
どこかで力が入ると途端に相手の腕は反応する。
その反応とは逃避だったり、不自然な同調だったりする。
そこでは相手の腕の皮一枚を意識して
相手の触感と同化する、つまり相殺するということ。

なぜか、この抽象画を見てそんなことを思い出した。
僕たちの周りはなんらかの気配で溢れている。
気配だけで成立しているような気さえする。
実は目に見えているものなど意味が無いほどに...。

ギャラリーの壁にかけられた300号もの大きさの作品から発せられるものは
圧巻とか壮観とかではなくて、
作家の言う"色彩を引き出そう"とする並々ならぬ強固な意志。
体積やサイズに圧倒されるだけではない作家の決意のようなものを感じる。
それこそがカンバスから放たれる気配ではないだろうか。
僕はこの抽象の中に首まで、肩まで、腰まで、いや全身を浸かる。

neutronの石橋さんがコメントで書かれているように
作家の絵画に描かれているのは矛盾と共感の塊としての「存在」。
人と人との関係性もまた相反する矛盾と共感を抱えつつ成立する。
そして人を語る時も結局はかなり抽象的な表現に着地する。
僕にとっての抽象画、という言い方で括るつもりはないが
"理解し難いもの"への様々な反応もまた絵を観るということに他ならない。
食わず嫌いはいけないとかでもなく、
「描くひと」は絶えず、自己と支持体、人生観と画法、洗練と野蛮、
常識と間違いを対比させ、にらみ合いながら
自己表現の一環として絵を選ぶわけだから、
せめても一途な情感のほとばしりを浴びようではないか。

それにしても画材を媒介しながら色彩とうまくつき合っていくのは
想像を超えた骨の折れる仕事だろうと思う。
チューブからひねり出した色が色なのではなく、
ここに置きたい色こそが作家にとっての色。
でも色は中々出てくれない。
で、作家は必死になって色出しをするのだ。

色彩、その軌跡、情感の発露、そうやって形を立ち上らせる絵という所産...。

一昨年に第一子が誕生されたという作家自身の心の有り様は
神秘の命、成長、そして安寧や平安を願う気持ちを
新しい基軸にして展開していくのだろう。
"絵を描くこと"を通じて...。

文責:den 編集:京都で遊ぼうART

残念ながらこちらの展覧会は1月23日で終了してしまっておりますが、neutronのサイトにて作品のポートフォリオを見ることが出来ます。→ こちら

キャンバスにぶつけられた色彩と、作者の心模様。思いを馳せながら、併せてご覧になってみては如何でしょうか。

denさん、素敵な文章をありがとうございました!

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関連リンク

伊吹 拓 展 『あるままにひかる』
neutron kyoto

denさんのブログ「シッタカブリアンの午睡」
hayabusa.jpg昨年2010年、様々なトラブルを乗り越えて小惑星「イトカワ」から帰還し、大きな話題を呼んだ小惑星探査機「はやぶさ」。その帰還カプセルが、京都にやってきます!

2003年の5月に打ち上げられた「はやぶさ」。そのミッションは、地球から約20億km離れたところにある小惑星「イトカワ」へ向かい、その物質を採取して持ち帰ることでした。
「はやぶさ」はの打ち上げか2年後の2005年9月に小惑星「イトカワ」に無事到着。同年11月に「イトカワ」への着陸に成功しました。
しかしその後の道程はトラブルの連続。通信が途絶えて一時行方知れずになったり、エンジン故障に見舞われたり...
しかしそれも乗り越え、2010年6月、7年ぶりに地球へと帰還。その様子はインターネットでも生中継され、特集番組も作られるなど、多くの人に感動を与えました。

また、11月には、「はやぶさ」の帰還カプセルから回収された、1500個程度の微粒子が、小惑星「イトカワ」由来の物質であることが判明。世界で初めて月・彗星以外の星から物質を持ち帰るそのミッションを成功させたのです。

今回、その帰還カプセルが京都大学総合博物館にて、5日間だけ期間限定で公開されます。
カプセルのほかにも、帰還時に用いられたヒートシールド(耐熱シールド)やパラシュートなど、関連部品も併せて展示。

もちろん、京都では初公開です。この機会を是非お見逃しなく!
なお、最終日には「はやぶさ」の設計・開発スタッフによるシンポジウムも開催されます。

小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル特別公開

日時:2011年2月2日(水)~2月6日(日) 9:30~16:30(入館は16:00まで)
※5日(土)のみ、~19:30(入館は19:00まで)
会場:京都大学総合博物館
施設について・アクセスはこちらから!
公式ページはこちら

料金:一般400円(大学生以下は無料)

■ 観覧時には整理券が配布されます!
期間中各日、AM8:30より、博物館入口にて先着順で整理券が配布されます
当日の配布予定数に達した時点で、観覧整理券の配布は終了します。
観覧整理券は、お一人様2枚まで。当日、指定の時間に限り入館可能です。
なお、整理券は小学生以上の方に必要となります。


■ 京都「はやぶさ」シンポジウム
会期最終日、「はやぶさ」の設計・開発に関わった研究者による講演会が開催されます。

日時:2011年2月6日(日)14:00~
会場:京都大学百周年時計台記念ホール
講師:藤原 顕 氏(元宇宙科学研究所教授)
   :山川 宏 氏(京都大学生存圏研究所教授・内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長)
※聴講無料・定員500名(先着順)
※託児所もございます。詳しくはお問合せ下さい


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