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蝋燭の灯りで楽しむ、日本画の幽玄世界。 菅かおる展「水中トリップ」(ギャラリーアンテナ・12/15~26)

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kan trip.jpgかつて、日本の家では屏風や掛け軸などは皆、夜は蝋燭の僅かな灯りで眺めるものでした。
現在ではなかなか機会のないそんな楽しみ方ができる日本画展が、12月15日~26日まで開催されます!

この展覧会では、水をテーマに金箔を用いた絵を制作されている日本画家・菅かおるさんによる作品を展示。
今回の展示作品は「蝋燭の光で見る」ことをコンセプトに作られているそう。
ギャラリーの開館時間もあえて夜間にし、和蝋燭の灯火の中で、作品を鑑賞することが出来ます。
ゆらゆら揺れる橙色の蝋燭の灯りを、金箔がやんわりと反射し、たゆたう水の表情もより一層引き出してくれるはずです。

日本の障壁画が金箔張りでよく作られているのも、蝋燭の灯りの効果を高めるためとも言われています。
日本古来の幽玄な空間で、蝋燭の暖かな光、金箔と水の織り成す世界を楽しんでみては?

※この展覧会は、全国各地で冬至(12月22日)前後に開催される「100万人のキャンドルナイト」の関連イベントです。


菅かおる展 「水中トリップ」

日時:2010年12月15日(水)~26日(日) 17:00~20:00
※入場無料

菅かおる プロフィール

1976年、大分生まれ。2000年京都造形芸術大学美術科日本画コース卒。
2001年に第5回公募新生展にて新生賞受賞。
2004年からは京都造形芸術大学の国際藝術研究センター研究員を務める。
他、個展・グループ展多数。千住博に師事。

菅かおるオフィシャルサイト http://web.me.com/kaorukan/kan


■ 展覧会によせて(作者コメント)

私は、水を主題に絵を制作しています。
水の表現に金箔を使用するにあたっていつも考えさせられることはその絵を鑑賞する時の光の状況です。

絵画の素材として、金箔は古代より使用されてきました。日本で箔は、雲や空、空間としての象徴であったり、様々な言葉にできない「間」の表現として使用されてきたように思います。
そして電気がなかった時代、薄暗い屋敷内で油や蝋燭の灯で観ていた絵画は、今とは全く違った表情をみせたであろうと想像できます。
蛍光灯、白熱 灯、または自然光、それぞれ光の状況によって箔の見え方は違い、他の絵画素材よりも光の影響を受けやすく、また、それこそが箔の魅力です。

今回展示する絵は蝋燭の灯りを前提として制作しました。蝋燭の灯りのもと、私の水の絵がどのような表情を見せるのかを観てみたい、という考えが事の始まりです。そしてそれならば、公開して皆様にも見て頂こうという試みになりました。


《会場・アクセス》
ギャラリーアンテナ
 (〒600-8332 京都市下京区五条堀川東入ル中金仏町215-6増田屋ビル2階D)
京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅下車、西へ徒歩約7分
京阪「清水五条」駅下車、西へ徒歩約20分
 
※会期中には同ビル内5階A室にある、作者・菅かおるさんのアトリエをオープンスタジオとして作品展示が行われます。観覧をご希望の方はギャラリーアンテナにてお申し出ください。


《お問い合わせ》
GALLERY ANTENNA
TEL:075-353-6788
URL:http://www.antenna-re.info/


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