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京都で遊ぼうART スタッフブログ

京都地域の美術館・博物館の情報サイト「京都で遊ぼう ART」のスタッフによるブログです。

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2010年11月アーカイブ

kimuraDMsk.jpgざんぐりとして、ぬうぼう。
油絵具のぬめりや生木の荒々しさは、 木村の手を通していつしか空間そのものの手触りをも変えてしまう―

静岡在住の彫刻家・木村充伯(きむら・みつのり)さんによる個展。
1983年生まれの木村さんは、犬猫や人の姿を木で彫ったり、油絵具を 塑像して落花生、画鋲などを彫刻した作品を制作されています。最近ではティッシュを 用いた「ティッシュ版画」作品も発表しています。

どこかユーモラスで、それでいて何とも不思議な、思わず肩の力が抜けてしまうような世界観が特色。
ちょっとリラックスしながら楽しめる現代彫刻展です。

木村充伯ホームページ:http://mitsunorikimura.blogspot.com
 

木村充伯個展 「猫の寝方」/the cat's sleeping pattern

日時:2010年12月4日(土)~19日(日) 14:00~23:00
※月・火曜日休み
※入場無料

企画:中村史子(愛知県美術館学芸員)
主催:hanare

《会場・アクセス・お問合せ》
Social Kitchen
京都市上京区相国寺北門前町699

地下鉄「鞍馬口」徒歩5分

TEL 075-201-1430
info@hanareproject.net
http://hanareproject.net/
eiga101204.jpg立命館大学には1950年に彫刻家・本郷新さんによって作成された「わだつみ像」があります(現在は国際平和ミュージアム内に設置)。
これは、第二次世界大戦の際に学徒出陣で徴兵され、亡くなった学生達の苦悩を表現した戦没学生記念像です。
2010年はこの像が造られて丁度60年。還暦の節目を迎えます。
その記念行事ともなる立命館大学の「第57回不戦のつどい」。その協賛企画として、12/4(土)に映画『しかし それだけではない。 加藤周一 幽霊と語る』上映会と、対談が開催されます。

加藤周一さんは、1992~95年までの3年間、立命館大学国際平和ミュージアム初代館長を務め、立命館大学で教鞭をとりました。
今回は、「老人と学生の連帯」という最後のメッセージを残したドキュメンタリー映画『しかし、それだけではない』の上映と、対談を行います。
戦後の日本を代表する知識人として発言を続けた加藤周一の思想と、 「立命館大学国際平和ミュージアム」開設にこめられた思いを、映画制作者である桜井均と2代目館長(現ミュージアム名誉館長)の安斎育郎が語ります。

映画上映会開催に伴い、立命館大学衣笠キャンパスの図書館でも記念展示を開催。(~12/10)こちらも併せてご覧下さい。

■ 『しかし それだけではない。 加藤周一 幽霊と語る』
文学を始めとする芸術全般、文明、社会、政治と、幅広い視点から日本について語り続けてきた加藤周一。2008年12月5日にこの世を去った彼が最後に試みたのは、「決して意見が変わることのない」幽霊たちとの対話だった。
戦時中に、自らの運命との共通性を感じた源実朝、自由な言論が失われた中でも意見を曲げることのなかった神田盾夫、渡辺一夫といった恩師たち、そして、学徒出陣で戦地に向かい若い命を落とした友人...
彼らに語りかける加藤の言葉の中から、日本の今と未来が浮かび上がる。
若い世代への期待を語った講演と生前最後のインタビュー(2008 年8月)も収録。


第57回不戦の集い関連企画
映画『しかし それだけではない。加藤周一 幽霊と語る』
上映会と対談

日時:2010年12月4日(土) 13:30~16:40(開場13:00~)
会場:立命館大学衣笠キャンパス 以学館2号ホール
※参加無料/定員450名
※事前申込みの必要はありませんが、満席になりますと入場をお断りする場合があります。

《プログラム》
13:30~15:30 映画上映 冒頭に『学徒出陣』(1943 年文部省)を上映。
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 対談

《対談ゲスト》
桜井 均(作品制作プロデューサー、立命館大学映像学部客員教授)
安斎育郎(立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、国際関係学部教授)

《お問合せ・関連リンク》
立命館大学国際平和ミュージアム
ピース☆コレクション-資料でつづる平和ミュージアムの軌跡-
実際の展覧会の様子をご紹介している展覧会レポート。
今回はlicoluiseさんに、こちらの展覧会の感想レポートをお寄せいただきました!licoluiseさん、どうもありがとうございます!

「上村松園展」 @京都国立近代美術館
(2010/11/02-12/12)


上村松園展に行ってきました。


repo_shoen11.jpg 「花がたみ」
(大正4年/1914、松伯美術館蔵)
11月22日(月)、本来なら休館日の月曜日ですが、24日に展示替えのため、開館です。

秋の京都で松園展、しかも開館時間の延長なし!
東京での評判も踏まえてもありえない!!

と思っておりましたが、どうしても私と松園の出会いの絵である「花がたみ」(何度観ても良い!)と今回のお目当ての「焔」には会いに行かねば。

twitterのお蔭で、夕方が比較的空いているということで、午後3時に入りました。
圧倒的なのはやはり「序の舞」。
その作品の大きさ、緊張感がびしびし伝わってきます。

homura_shoen.jpg「焔」(大正7年/1918、東京国立博物館蔵)
松園の作品は、着物の模様がすばらしく綺麗、薄手の着物や羽織りものや御簾の透け感が松園ならではの技量です。一気に引いたと思われる線の力量(これは日曜美術館でも銅版画家が言ってましたね)、実際に観るとまさにまさにです。
伝わってくるのは、京女の内に秘めたる凛とした強さと気品です。これは他の画家では描けない実体験でしょう。

これだけの松園の作品を一気に観られるのは、私の生涯ではもうないと感じました。
後期にまたでかけるのが楽しみです。後期は前期見られなかった絵だけを集中的に見るつもりです。


文責:licoluise 編集:京都で遊ぼうART

上村松園展は、12/12(日)まで開催されています。
25日からは後期展示が開始されました。
『序の舞』は残念ながら前期のみの展示でしたので入れ替わってしまっていますが、文章にも出てきた『焔』や『草紙洗小町』など、代表作が新たに展示されています!
前期に足を運ばれた方も、後期の方がお目当て!という方も、噂を聞いて気になっている...という方も、是非足を運んでみて下さいね。

licoluiseさんの仰っている通り、この規模で上村松園の作品を(それも代表作ばかり)一気に見ることが出来る機会はこの先はほとんどないかも...お見逃し無く!
(twitterでも#shoen2010のハッシュタグで上村松園展の情報が分かりますので、ご活用下さい)

なお、上村松園展については、より展覧会が楽しめる特集記事や、「京都で遊ぼうART」スタッフのレポートも掲載しておりますので、併せてご覧下さい。

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関連リンク

上村松園展特集ページ 「松園の前に松園無く、松園の後に松園無し」
京都ゆかりの作家「上村松園」
京遊×橋本関雪記念館 白沙村荘の庭から 第七回
【速報レポート】「上村松園展」(京都国立近代美術館)に一足早く行ってきました!

上村松園展
京都国立近代美術館


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