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【祇園祭特集】祇園祭のフィナーレは、夏越祓で厄払い!

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7月1日から始まった祇園祭も、宵山、山鉾巡行、神幸祭・還幸祭...と過ぎ、いよいよ終りを迎えようとしています。

7月31日、祇園祭のフィナーレを飾る行事は、「夏越祓(なごしのはらえ)」
八坂神社の中にある「疫神社」の鳥居に大きな茅輪(直径2m!)が設置され、茅輪くぐりをして厄払いをする行事です。
普通、茅輪くぐりをする「夏越祓」は、6月30日前後に行うところが多いのですが、八坂神社の場合は祇園祭のラストに行われるんですね。
(ちなみに、京都では6月30日に「水無月」という和菓子を頂きますがこれもその行事の一環)

この大茅輪くぐりですが、八坂神社の御祭神であるスサノヲノミコト(牛頭天王とされることも有り)が蘇民将来という人の家に泊めてもらい、もてなしてもらったお礼にその後彼の子孫が疫病にかからないように守る約束をします。その際、蘇民将来の子孫だと分かるように、目印として茅輪を授けた、という伝説に由来しています。(疫神社はその蘇民将来をお祀りした神社です)

P1000386.JPGここで「聞き覚えがある」と感じた方もいらっしゃるかと思いますが、この茅輪が後に変化したのが、祇園祭に欠かせないアイテム・厄除け粽なんです。
現在でも、宵山の際に山伏山のお会所では大きな茅輪がありましたし(写真参照)、玄関にさげる茅輪も販売されていました。

元々祇園祭自体が疫病を鎮めて厄を祓う意味を持っていますから、この「夏越祓」は祇園祭の一番古い形を残しているといえる行事なのかもしれませんね。


八坂神社での疫神社夏越祓はまず宮本組など神事に関係する人たちが式典を行い、先に茅輪をくぐります。(お稚児さんも来るらしい)
その後、一般の方も参拝、茅輪をくぐることができます。
茅輪くぐりの後、神主さんにお祓いをしてもらったり、茅を分けてもらったりもできますよ!
勿論、これも厄除け効果があります。

八坂神社では粽や茅輪に欠かせない「蘇民将来子孫也」のお札も販売されるようですので、分けてもらった茅で手作りの茅輪を作って、お守りにしてみるのもいいのでは?
(作り方はその場で教えてもらえるようです)

一ヶ月という長い時間続いた祇園祭も、これで無事終了。
千年以上、このお祭を守り伝えてきた方々には、ただただ頭が下がります。
毎年京都の人はこれで「夏が来た!」と感じ、大文字の送り火で「夏が終わった...」と感じるのだとか。
夏の盛りをしみじみと感じつつ、参加してみては如何でしょうか。


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京都で遊ぼう1周年・特別企 画 「祇園祭 GION-MATSURI 〜京都の街中がミュージアム!〜」


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