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【京遊こぼれ話】「藤城清治 光と影の世界展」に行ってきました。

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藤城清治展フライヤー





こんにちは、Somethingです。

実は先日、機会がありまして京都文化博物館さんで開催中の藤城清治 光と影の世界展を見て来ました。







国際的に活躍されている、影絵の第一人者である藤城さん。
私は恥ずかしながら今まであまりよく知らなかったのですが、作品には確かに見覚えがありました。
雑誌の表紙や絵本の挿絵、広告のイラストやアニメーションなども数多く手がけていらっしゃる方なので、どなたも一度はどこかで見たことのある作家さんだと思います。
私自身も、「そういえば小さい頃テレビで動いてるの見たなぁ...」となんだか妙に懐かしい気持ちになりました。

見にいらっしゃっている方は、女性の方が大半。
また、やはり丁度夏休み期間ということもあるのか、親子連れが多くいらっしゃっていました。

影絵作品の展示、ということで展示方法もとてもユニーク。
会場全体をかなり薄暗くした中で、作品の裏側から光を当て、影絵を空間に浮かび上がらせるという演出がされていました。
これは印刷物では絶対にできない、原画ならではの展示の仕方ですね。
他にも作品を水面に映りこませたり、鏡を使ったり、とまさにサブタイトル通り「光と影の世界」が表現されていて、非常に工夫されています。
会場全体が影絵独特の、きらきらとした幻想的な雰囲気になっていて、思わずうっとりとさせられてしまいました。
まるで、おとぎの国か絵本の世界にでも入ってしまったような気分。

実際、展示作品には絵本の挿絵用に制作された作品も数多くあり、絵に合わせて解説パネルに物語のあらすじも書かれていました。
小さなお子さんに、お話を読んで聞かせてあげているお母さんもいらっしゃいましたよ。
うーん、和むなぁ...

また、メルヘンチックな作品のほかにも、金閣寺や清水寺などの京都の名所、日本の風景に題材をとった作品もあります。
特に原爆ドームは壁一面に広がる超大作。
藤城さんは現在御年85歳とのことですが、実際に戦争の時代を生きた方だからこその、平和を祈る作品ですが、本当に思わずどきり、とさせられるほど、何か切実な思いを感じずにはいられませんでした。

その他、実際に藤城さんが作品を制作している姿が見られる映像展示(本当に自分の手ひとつ、小さなカミソリひとつで制作していらっしゃいます...あまりに細かい作業に思わず「ひぇ~!」となってしまいました)などもあり、見どころたっぷりです。
ケロヨンやこびとさんなど、藤城さんの代名詞的なキャラクターにも会えますよ。

なんだか見ていると、とてもピュアな気持ちになる展覧会でした。


では、本日はこの辺で!
★ 詳しい展覧会情報はこちら!
 「藤城清治 光と影の世界展」(京都府京都文化博物館/~9月23日まで)

↓ホームページはこちら↓
京都地域のアート系ポータルサイト「京都で遊ぼう ART」

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