Exhibitions展覧会

平成30年新春展「茶の湯釜とその周辺 -裏千家歴代の好み物を中心に-」

2018/01/07(日) 〜 2018/03/04(日)

茶道資料館(ちゃどうしりょうかん) 

湯を沸かすという実用的な機能を担う釜は、茶の湯に必要不可欠な茶道具です。この展覧会では、裏千家の歴代家元が好んだ茶の湯釜を中心に、釜を使う上で欠かせない風炉や炉縁、炭道具などを紹介。あわせて、千利休の出生地・堺より出土した炉壇や土風炉、灰匙などの考古資料も併せて展示します。

釜は湯を沸かすための器物です。鎌倉中期成立とされる『塵袋(ちりぶくろ)』という書物には「此ノ国ニカマヲバ湯ワカスウツハモノトス」と記されています。また、茶会を催すことを「釜をかける」ともいいますが、湯を沸かすという実用的な機能を担う釜は、茶の湯に必要不可欠な茶道具といえます。

本展では、特に裏千家今日庵の歴代家元が好んだ釜を中心に、釜を使用する上で欠かすことのできない風炉や炉縁、炭道具などを紹介します。また、千家の祖である利休居士の出生地・堺より出土した炉壇や土風炉、灰匙などの考古資料も併せて展示します。
この機会にぜひご高覧ください。
 

【新春展併設展】十二支集合!

裏千家今日庵の初釜では、千家十職が制作した茶道具が毎年使われています。この展覧会では、これらの道具のうち永樂善五郎が過去12年にわたって制作した十二支の水指すべてと、香合の一部を展示いたします。
迫力ある十二支それぞれの造形をお楽しみください。

展覧会概要

期間 2018/01/07(日) 〜 2018/03/04(日)
会場・開催場所 茶道資料館(ちゃどうしりょうかん)
時間 9:30~16:30(入館・呈茶は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、1月8日・2月12日は開館)、2月13日(火)
料金 一般:700円
大学生:400円
中高生:300円
小学生以下・メンバーシップ校の方:無料
注意事項等 ※入館者には呈茶を行っています(無料・季節の和菓子付き/受付は16:00まで) ※20名以上の団体は団体割引となります
お問い合わせ TEL:075-431-6474075-431-6474
ホームページ http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/

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