Exhibitions展覧会

第5回 虎屋 京都ギャラリー企画展 「日本画家・山岸泉琳の世界 - 春景-」

2012/03/24(土) 〜 2012/04/30(月)

虎屋 京都ギャラリー 

「現代における風流」をテーマにした日本画を制作する女流画家・山岸泉琳(やまぎし・せんりん)氏。京都・高台寺に納められた襖絵「枝垂れ桜」の春の公開期間にあわせ、山岸氏による新作を含めた額・掛軸、扇面画などの作品を展示します。コラボレーション菓子の販売も。 琳派の世界を現代に描いた、華麗な作品をお楽しみください。



「現代における風流」をテーマに、日本の伝統美と現代的な感覚が融合した日本画を制作する女流画家・山岸泉琳(やまぎし・せんりん)氏。
京都・高台寺に納められた襖絵 「枝垂れ桜」は、毎年春にだけ公開されています。

この春、高台寺方丈の公開期間にあわせ、虎屋 京都ギャラリーでも山岸氏による新作を含めた額・掛軸、扇面画などの作品を展示いたします。

琳派の世界を現代に描いた、華麗な作品をお楽しみください。

また、会期中には山岸氏がデザインした虎屋のコラボレーション干菓子「桜思ふ」の販売も行われます。(詳細はCHECK POINT1 をご覧下さい)

琳派を描く絵師達の仕事は、生活の中の風流を表現する事です。
先人達の仕事に感銘を受けた私は、常々、絵師の心を持って描いています。

今春は、高台寺の襖絵「枝垂れ桜」の公開と共に、ギャラリーの空間に満開の桜を咲かせる機会を頂戴しました。また、虎屋さんの御協力のもと、新たな御干菓子の制作に参加させて頂きました。
和菓子の制作には、古今和歌集、万葉集の歌から形を起こした歴史があります。それに習い、和三盆糖製『桜思ふ』は、古今和歌集の春の歌からイメージした原画を制作し、デザインを起こしました。目で観て、また食して頂くことで、心に和のエッセンスを感じていただきたいと思います。
琳派の真髄は、和を遊ぶ心の中にあります。日本画の色彩だけでなく、食の文化とのコラボレーションを楽しんで頂き、春を遊び、桜に思いを馳せる。日本人の風雅で粋な過ごし方の提案です。
2011年は、悲しいニュースの多かった年でした。そのような時期であるからこそ、日本の四季を感じ、伝統の色彩を目にして和を楽しんで頂きたい。一時、そのお手伝いが出来れば幸いです。
春は、桜と共に華やかにやって来ます。桜の色が、皆様の心を温かく包んで下さることを願い、画に思いを込めました。 (山岸泉琳)

展覧会概要

期間 2012/03/24(土) 〜 2012/04/30(月)
会場・開催場所 虎屋 京都ギャラリー
時間 11:00~17:00
休館日 会期中無休
料金 入場無料
お問い合わせ TEL:075-431-4736075-431-4736
FAX:075-431-1063
ホームページ http://www.toraya-group.co.jp/main.html

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