Exhibitions展覧会

北村眞一 ~洛中悠々~ 金工うつわ展

2015/10/24(土) 〜 2015/11/30(月)

虎屋 京都ギャラリー 

金属が生み出すここちよいかたちをテーマに、日本の伝統美と外題的な感覚が融合した鋳金作品を生み出す北村眞一の個展です。日本古来から伝わる蝋型鋳造の技法を駆使した曲線の美しさなど、心のゆとりを感じさせる作風は高く評価されています。地金の色や質感を生かした器と和菓子の取り合わせなど、さまざまな金属の造形をお楽しみください。

「蝋型朱銅金彩扁鉢」北村眞一 写真:中村成一

金属が生み出すここちよいかたちをテーマに、日本の伝統美と外題的な感覚が融合した鋳金作品を生み出す北村眞一の個展です。
日本古来から伝わる蝋型鋳造(※)の技法を駆使した曲線の美しさなど、心のゆとりを感じさせる作風は高く評価されています。今回は約20点の作品を展示。一部は虎屋の和菓子と合わせてご紹介します。地金の色や質感を生かした器と和菓子の取り合わせなど、さまざまな金属の造形をお楽しみください。

※蝋型鋳造:飛鳥・奈良時代から利用されてきた金属加工技法。蝋で作った型に砂と粘土を混ぜた鋳型材を塗り、焼いて鋳型を制作する。その型に溶けた高温の金属を注ぎ込み、冷却後型を取り除けば蝋で作った形そのままに作品が出来上がる。蝋型は細工がしやすく複雑な形を作ることができるほか、蝋のあたたかくなめらかな風合いも表現できる。
 

北村眞一

昭和20年(1945)東京都生まれ。祖父・父ともに鋳金作家であり、幼少時から鋳金の世界に親しむ。武蔵野美術大学短工卒業後、23歳で工房を継承。日本工芸会を中心に活躍し、伝統工芸日本金工展などで数々の賞を受賞している。日本工芸会金工部会長、日本伝統工芸展鑑審査委員等選考委員。

展覧会概要

期間 2015/10/24(土) 〜 2015/11/30(月)
会場・開催場所 虎屋 京都ギャラリー
時間 10:00~17:00
休館日 会期中無休
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-431-4736075-431-4736
FAX:075-431-1036
E-Mail kyotobunka@toraya-group.co.jp
ホームページ http://www.toraya-group.co.jp/

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