Exhibitions展覧会

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の秋季特別展として、ヨーロッパにおける東洋美術の殿堂として知られるフランス国立ギメ東洋美術館が所蔵する「明治」写真コレクションの展示を行います。

明治時代の京都を写した写真には、明治維新の激動を経て、近代に再生していく京都の姿が記録されています。今回は、京都市内の二条城・蹴上インクライン（10月21日～12月20日）、平安神宮（10月25日～12月20日）においてもパネル展示を同時開催するほか、市内各所で展示される写真のオリジナルを含め、貴重なオリジナルプリントの数々をご紹介します。この機会にぜひご高覧下さい。

■ KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
京の歴史ある京町家や寺社などを会場に、国内外のフォトグラファーによる作品を展示する国際写真展。伝統文化と現代アートを結びつけ、京都を「芸術文化都市」として世界にアピールすることを目的に、2013年から毎年開催されています。

■ フランス国立ギメ東洋美術館
フランス・パリにあるアジア美術専門の国立美術館。実業家エミール・ギメがアジア各地を訪れ収集したコレクションを基礎とし、後にルーヴル美術館の東洋部 所蔵コレクション全体が移され、現在アジア以外では最大の東洋美術コレクションを誇っています。写真コレクションの公開はKYOTO GRAPHIEが世界初。

■ 共同監修
ジェローム・ゲキエール氏（フランス国立ギメ東洋美術館 写真コレクション学芸員）
クロード・エステーブ氏（視覚文化研究家、フランス国立東洋言語文化研究所 日本学研究所研究員）