Exhibitions展覧会

フランス国立ギメ東洋美術館・明治写真コレクション「茶のある暮らし」【KYOTOGRAPHIE 2016】

2016/04/23(土) 〜 2016/05/22(日)

虎屋 京都ギャラリー 

フランス国立ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクション展。今回は「茶のある暮らし」をテーマに、日本人の日常風景の中にある茶にまつわる写真28点をご紹介します。茶畑や茶道、茶店、そして片隅に置かれた湯呑や土瓶…さりげないところに潜む美の世界をお楽しみください。【KYOTOGRAPHIE2016メイン会場】

【作品画像】
(1)二代目鈴木真一「茶道」1880年代、鶏卵紙、手彩色 © MNAA̶Guimet, Paris.
(2)アドルフォ・ファルサーリ「茶器を持つ娘」1885年頃、鶏卵紙、手彩色 © MNAA̶Guimet, Paris.
(3)ライムンド・フォン・シュティルフリート「王子の茶屋」1875 年頃、鶏卵紙、手彩色 © MNAA̶Guimet, Paris. 


今年で4回目を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。
メインプログラム会場のひとつとなる虎屋 京都ギャラリーでは、ヨーロッパにおける東洋美術の殿堂・フランス国立ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションを公開します。

今回のテーマは「茶のある暮らし」。
日本人の生活のあらゆる場面に登場する茶。そんな茶のある風景を写した写真を、美術館の膨大なコレクションから厳選しました。京都や静岡の茶畑、茶道をたしなむ人々のほか、旅や行楽の途中で茶店に憩い、家庭や仕事場にも湯呑や土瓶が置かれている…など、日本人には気づかないような場面にさりげなく登場する茶にまつわる写真28点をご紹介します。
展示においては、オリジナルプリントとともに、京都の老舗印刷会社・便利堂によるコロタイププリントをあわせて展示します。この機会にぜひご高覧ください。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
京の歴史ある京町家や寺社などを会場に、国内外のフォトグラファーによる作品を展示する国際写真展。伝統文化と現代アートを結びつけ、京都を「芸術文化都市」として世界にアピールすることを目的に、2013年からスタート。今回で4回目を迎えます。

■ フランス国立ギメ東洋美術館
フランス・パリにあるアジア美術専門の国立美術館。実業家エミール・ギメがアジア各地を訪れ収集したコレクションを基礎とし、後にルーヴル美術館の東洋部 所蔵コレクション全体が移され、現在アジア以外では最大の東洋美術コレクションを誇っています。

■ 便利堂
明治20年(1887)創業の老舗印刷会社。京都を拠点に国宝、重要文化財など内外の優れた文化遺産を図録や図書、複製品などとして世に送り続けていま す。なかでも150年前にフランスで生まれた印刷技術・コロタイプについては独自にカラー印刷技術を確立しており、法隆寺金堂壁画や正倉院文書の複製に活かされています。

展覧会概要

期間 2016/04/23(土) 〜 2016/05/22(日)
会場・開催場所 虎屋 京都ギャラリー
時間 10:00~17:00
休館日 会期中無休
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-431-4736075-431-4736
FAX:075-431-1063
E-Mail kyotobunka@toraya-group.co.jp
ホームページ https://www.toraya-group.co.jp/toraya/news/detail/?nid=132

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