Exhibitions展覧会

木田安彦の世界 「富士百観とふるさとの名山」展

2010/04/24(土) 〜 2010/08/01(日)

【休館】思文閣美術館 

NHKの大河ドラマ『新撰組!』のタイトル版画でも知られ、版画のみならず、ガラス絵、板絵、書、陶やポスター、カレンダー、本の装丁などあらゆる分野に果敢に挑戦し、京都から世界へ発信し続ける芸術家・木田安彦。 2009年に35年の版画家生活に終止符を打った後も、画家として今なお精力的な創作活動を続けています。この展覧会では日本の名山を網羅した代表作の版画「ふるさとの名山」、版画として長年取り組んできたガラス絵作品「富士百観」を初めて同時展示します。

版画のみならず、ガラス絵、板絵、書、陶やポスター、カレンダーなどあらゆる分野に果敢に挑戦し、京都から世界へ発信し続ける芸術家・木田安彦。
NHKの大河ドラマ『新撰組!』のタイトル版画の制作を手がけたことでも知られています。

デザイナーとして出発し、唯一無二の木田版画を確立した木田安彦は、昨年2009年の「西国三十三所」を最後に、35年間の版画家としての活動に終止符を打ち、刀を置きました。それは一方で、絵画による新たな可能性を探求し、芸術の高みを目指す画家・木田安彦としての始動を意味します。

「ふるさとの名山」は、2000年~2006年まで7年の歳月をかけて、北から南まで日本の名山を網羅した総数42点にのぼる版画作品です。大胆な構図を配して、それぞれの山の特徴を見事にとらえたこれらの作品は、2004年より同時並行で制作された「西国三十三所」にいたる前の記念碑的作品で、木田は、この一連の名山シリーズで木版画の可能性を求め、一点毎に新たな実験をしてきたと述べています。

また、木田が表現方法の1つとして、長年取り組んできたガラス絵で描いたのが「富士百観」です。
ガラス絵で富士山を100点描くという壮大な構想のもとに、2007年から制作を始め、新作を含めた20点は版画「ふるさとの名山」18点と共に初公開になります。この両作品はいずれも岩谷産業のカレンダーとして制作されもので、これらが一同に展示されるのはこの展覧会が初となります。

展覧会概要

期間 2010/04/24(土) 〜 2010/08/01(日)
会場・開催場所 【休館】思文閣美術館
時間 10:00~17:00
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 一般:800円[650円]
高大生:500円[400円]
小中生:300円[200円]
    
注意事項等 ※[ ]内は前売、10名以上の団体料金 ※障がい者手帳をお持ちの方は当日券に限り当日料金の半額、付添の方は1名様まで無料
お問い合わせ TEL:075-751-1777075-751-1777
FAX:075-762-6262
E-Mail artm@shibunkaku.co.jp
ホームページ http://www.shibunkaku.co.jp/artm/

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。