Exhibitions展覧会
京都市美術館コレクション展 第2期 「京焼歴代展-継承と展開」
京都市美術館の所蔵品を紹介するコレクション展。今回は主に京都で3代以上続いている作家・陶工による京焼にスポットをあてます。河井寛次郎、清水六兵衛、宮永東山など、京都を代表する歴代作家による作品を通し、京焼に受け継がれてきたもの、新に展開しているものは何か考えます。
宮永東山(初代)《彩釉蕪文花瓶》1905年
京都市美術館の所蔵作品を毎回テーマを定めて紹介しているコレクション展。今回は「京焼」を取り上げます。
京都を代表する工芸である京焼。その歴史は17世紀初頭、少なくとも慶長10年(1605)には始まっていたとされます。
その後、寛永年間には主に中国茶器の写しや天目茶碗を中心とした粟田口焼(粟田焼)が生産され、同じ頃に八坂焼、そして清水焼は寛永20年(1643)には 存在が確認されています。この他にも、御室焼や御菩薩池(みぞろがいけ)焼、修学院焼など、京都ではさまざまな焼物が生まれました。
これら京都で作られる焼物を総称した言葉が「京焼」です。
京焼は伝統を受け継ぐとともに海外や他の地方の技や文化を取り入れるなどして、常に継承と展開の歴史を重ねてきました。
そのなかで、今日までに数多くの名工や優れた作家が輩出されてきました。
今回の展覧会では、主に明治期から今日までに京都で3代以上続いている作家や陶工の作品を展示し、京焼の新世紀を展観します。
河井寛次郎、河合卯之助、清水六兵衛、近藤悠三、宮永東山など、京都を代表する作家歴代の作品を通し、何が受け継がれ、新に展開しているのかを考えます。
さまざまな技術や文化が取り込まれ、他の焼物にはない多様性という特徴を持った京焼。その歴史と魅力をご堪能ください。
展覧会概要
期間 | 2014/12/16(火) 〜 2015/02/15(日) |
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会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
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時間 | 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月2日) |
料金 | 大人:500円(400円) 小中生:300円(200円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※京都市内在住の70歳以上の方・小中学生・高校生は無料となります。敬老乗車証など証明できるものをご提示ください。 ※障害者手帳等をご提示の方は無料となります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-771-4334075-771-4334
FAX:075-771-0444 |
bijutukan@city.kyoto.jp | |
ホームページ | http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/index.html |
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