Exhibitions展覧会
うるしの彩り
住友家に伝わった日本の漆作品を一堂に展示する初の試み。京都でつくられた雅な会席食器類や書斎を飾る硯箱など、主に賓客をもてなす場で使われた華やかなちょうど、そして茶道や香道、能楽などの伝統文化の世界で重用された作品をご紹介。また、文人たちが愛玩した中国や琉球の作品も併せて展示します。変化に富んだ華麗なる漆の世界を、ぜひご堪能ください。
【作品画像】
(1)御所車模様硯箱 江戸時代
(2)高砂蒔絵文台 象翁(6代西村彦兵衛)大正10年(1921)
(3)千家名物 青貝芦葉達磨香合 明時代
(4)堆黄龍彫円盆 明・万暦17年(1589)
(5)椿蒔絵棗 原羊遊斎 江戸時代
漆は光沢のある美しい塗料として器ものに塗られるだけでなく、彫刻や蒔絵、象嵌などさまざまな技法を駆使して独自の美の世界を創造しました。特に日本では繊細華麗な作品が数多くつくられ、人々の眼を楽しませてきました。その中には意匠に古典文学を主題としたものもあり、鑑賞に一層の奥行きをもたらしています。匠の精緻な技と洗練された意匠が融合した日本の漆工芸は、まさに世界でも類を見ない独自の美術であるといえます。
住友家に伝わった日本の漆作品を一堂に展示するこの展覧会では、京都でつくられた雅な会席食器類や書斎を飾る硯箱など、主に賓客をもてなす場で使われた華やかなちょうど、そして茶道や香道、能楽などの伝統文化の世界で重用された作品をご紹介。また、文人たちが愛玩した中国や琉球の作品も併せて展示します。
変化に富んだ華麗なる漆の世界を、ぜひご堪能ください。
展覧会概要
期間 | 2017/09/02(土) 〜 2017/10/15(日) |
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会場・開催場所 |
泉屋博古館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館) |
料金 | 一般:800円 高大生:600円 中学生:350円 |
注意事項等 | ※上記料金で企画展・青銅器館両方をご覧いただけます。 ※20名以上の団体は2割引となります。 ※障がい者手帳をご提示の方は無料となります。 |
お問い合わせ | TEL:075-771-6411075-771-6411 |
ホームページ | http://www.sen-oku.or.jp/ |
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