Exhibitions展覧会

特別展「茶の湯釜の美」

2014/09/06(土) 〜 2014/10/19(日)

泉屋博古館 

江戸時代以降、茶釜政策の中心地となってきた京都。この展覧会では、400年の歴史を持つ釜師・大西家をはじめ、名越家や西村家など、先人の技を受け継ぎ数々の優品を産み出した、江戸~近代の京釜の系譜をたどります。期間中には茶の湯釜のワークショップや、関連展との相互割引も実施されます。

【作品画像】
(1)「千本松地紋富士釜」大西浄雪 江戸後期(初公開)
(2)「老松菊地紋蒲団釜」西村道仁 江戸時代初期(初公開)
(3)「瓢箪釜」宮崎寒雉 江戸時代中後期
(4)「古天明姥口釜」室町時代後期


「初釜」「釜開き」「釜を懸ける」など、茶事を象徴する言葉に多く用いられる釜は、茶の湯の世界において「席中の主」と称されます。
江戸時代以降、茶人たちの好みを反映した茶釜製作の中心的役割を果たしてきたのが京のみやこ―京都でした。

今回の展覧会では、住友家が明治大正にかけて収集した釜を中心に、初公開の品26件を含む約50件の作品で、その魅力と見どころを紹介。400年の歴史を持つ釜師・大西家をはじめ、名越家、西村家など、先人の技を受け継ぎ数々の優品を産み出した、江戸から近代に至る京釜の歴史をたどります。
また、茶の湯釜の名品「芦屋釜」のふるさとである福岡県芦屋釜の里の協力により、ワークショップなども開催。茶の湯釜に込められた巧の技とその美の世界に迫ります。
 

3館相互割引「ふら~り茶の湯旅」

野村美術館・大西清右衛門美術館・泉屋博古館では、同時期に開催する茶の湯関連展の期間中、3館特別相互割引を実施します。
茶の湯・茶道具・茶釜をキーワードに、それぞれの館の特色や、多彩な日本文化の一面を知っていただくきっかけとなれば幸いです。京都の街の雰囲気とともにお楽しみください。

※各館で受付時に配布される特別割引券をご持参ください。
※対象となる期間が館により異なります。
 【泉屋博古館】「茶の湯釜の美」:9月6日~10月19日/「屏風で楽しむ京・名・物」展:10月25日~12月7日
 【野村美術館】「大名道具の世界―茶の湯と能楽」「茶の湯釜名品展(前期のみ)」前期:9月6日~10月19日/後期:10月21日~12月7日
 【大西清右衛門美術館】「十代浄雪と奥平了保」:9月6日~12月23日

・泉屋博古館では、特別割引券の提示で入館料が2割引となります。
(野村美術館では一般入館料700円が500円に、大西清右衛門美術館では入館料が2割引となります。

展覧会概要

期間 2014/09/06(土) 〜 2014/10/19(日)
会場・開催場所 泉屋博古館
時間 10:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
※ただし9月15日(月・祝)・10月13日(月・祝)は開館、9月16日(火)・10月14日(火)は休館
料金 一般:730円(580円)
高大生:520円(420円)
小中生:310円(250円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳をご提示の方は無料となります。 ※上記の入館料にて、常設展「中国青銅器の時代」もご覧になれます。 ※会期中は野村美術館・大西清右衛門美術館との3館相互割引が実施されます。
お問い合わせ TEL:075-771-6411075-771-6411
FAX:075-771-6099
ホームページ http://www.sen-oku.or.jp

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