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帝室技芸員の仕事〈蒔絵編〉

2017/05/20 ~ 2017/08/13


【清水三年坂美術館】

清水三年坂美術館

明治時代、金工、七宝、蒔絵などの優れた美術工芸品は、開国間もない日本にとって、文化レベルの高さや国力を世界に示す重要な産業でした。こうした優れた工芸技術を帝室の保護のもとに継承、発展させるために設けられたのが帝室技芸員制度です。
当時の美術界において、帝室技芸員に任命されることは最高の名誉であり、帝室および宮内省からの依頼による作品制作や更なる技術の錬磨、そして後進の育成につとめる義務が課されるとともに、高潔な人間性が求められました。

蒔絵の分野で帝室技芸員に選ばれたのは、柴田是真、池田泰真、川之辺一朝、白山松哉のたった4人限り。いずれも当時の万国博覧会において活躍した、日本を代表する名工たちです。彼らが手掛けた作品は、卓越した技でもって描かれる洗練された意匠、そしてその作品の完成度の高さと品格、風格で他を圧倒しています。

今回の展覧会では、蒔絵分野で帝室技芸員に選ばれた4人の作品をご紹介します。彼らが残した独創性と気品あふれる美しい仕事をご高覧ください。


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